Facebook×Ray-banのスマートグラスを買う人へ、Spectaclesユーザーからアドバイス!| ダフト式XRニュース #5
9月9日、Facebookからスマートグラス「Ray-ban Stories」が発表されました。インターネット接続・カメラ機能・スピーカー機能がついて価格は299ドル。日本で正式に発売されるかどうかはまだ未発表のようですが、国内でもtwitterで「スマートグラス」としてトレンド入りするなど、大きな注目を集めました。
https://www.ray-ban.com/usa/testing-page/clp
私がこのRay-ban Storiesを見て気になったのは、カメラの機能。
なぜなら……
私も似たようなの持ってるから〜〜〜!!!😆
私が持っているのはSnapchatの会社、Snap社から販売されている「Spectacles 2」という眼鏡型カメラ端末。とあるYouTube動画をきっかけに存在を知り、面白すぎる!と感じてすぐ探し出しました。日本での販売がない商品だったため、メルカリに張り付き、「アメリカで買ってきましたが使わないので出品します〜」という商品を仕留める形でお迎えしました。
こちらはインターネット接続ではなくBluetooth接続でデータをやりとりするタイプになっています。そのためRay-ban Storiesとの共通点は「カメラ」「サングラス」という部分だけなのですが……時代を先取りできていたみたいでなんだか嬉しいです。
というわけで、今回の記事ではSpectacles 2ユーザーである私から、Ray-ban Storiesの購入を検討している人に向けていくつかアドバイスを共有していきます。
重みは覚悟して!
どうしてもカメラを積んでいる分、サングラス本体に重みが出ます。Spectacle 2は約50グラムで、Ray-ban Storiesも49グラム前後。Spectacles 2の場合はカメラ関連の基盤がサングラスの前面に集中しているため、重心も前面の方に寄ってしまっていて、かけ心地には少し難あり。Ray-ban Storiesはバランスよく重みが分散されているかもしれませんが、50グラムはなかなかかけ慣れない重みだと思います。最近眼鏡屋さんでよく売られている「超軽量」系の眼鏡はだいたいが10グラム台、普通のフレームでも20グラム前後ですから、結構差がありますよね。
そのため休憩を挟みながら利用するか、日頃から使いまくってかけ慣れるかのどちらかで対処する必要がありそうです。私は首にかけられる眼鏡ストラップをつけて、かけたり外したりの休憩をしやすいようにしています。
前髪・帽子に注意
「ハンズフリーで目線の写真が勝手に撮れている」というのはものすごく楽で、私も必要以上にシャッターボタンをポチっと押してはあたりをキョロキョロして撮影したりします。ですが、このときに注意してほしいのが「前髪・帽子がサングラスを隠してしまっていないか」です。
例えば海辺で友達と散歩している時、海風に吹かれて髪をなびかせている友達を撮っているつもりが、実際に撮れているのは海風に吹かれた自分の髪の毛だけ、ということが本当によく起きます。もちろんそんなショットもご愛嬌なのですが、「今この瞬間こそ!」というショットを残しやすい端末の利点を活かすためにも、髪や帽子には注意することをお勧めします。
こまめにデータ確認
Spectacles 2では、Snapchatアプリの入ったスマホと連動させてデータのインポートをすることができる仕組みになっています。Ray-ban StoriesもFacebook View Appというものが出て、そちらで撮影したデータのインポートができるようです。どんな形のものでも、カメラを使ったことがある人ならこのインポート作業の面倒さをわかってもらえるかとは思いますが、スマートグラスでの撮影データインポートももれなく面倒です。問題になるのは、撮影すること自体がものすごく簡単であるゆえにどんどん撮影してしまい、データが溜まっていることに気づかないという点です。「撮れてなかった!」ということがないようにするためにも、データ確認はこまめに行うようにしましょう。
以上、Facebook×Raybanのスマートグラス「Ray-ban Stories」を買う人へ、Spectaclesユーザーからのアドバイスでした。Ray-ban Storiesを検討する上で、少しでもイメージが湧きやすくなっていれば幸いです。
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