マネージメント層が理解するべき上司の仕事
こんにちは。最近、組織論や心理学を学んでいて、マネージメントについて考えることが多く、Twitterに綴っていたことをnoteにもまとめておこうと思いました。
部下が"言ってもやらない"、"そもそも出来ない"問題は何なのか?
結論から言うと、仕組みや環境を作ってあげられていないせいであり、更には直属の上司、ひいては社長のせいだと思います。
何故ならば、、、
例えば早朝ランニングを習慣にしようとした時、人はどうしても朝眠いとか、時間がないと言い訳を考えますし、読書をしようと決めても、中々集中出来ずに習慣化できないことは多々あると思います。
でもその時に、ならば、ランニングのモチベーションを上げられる様に新しいシューズを買ったり専用の曲リストを作ったりと、環境を整備してあげて出来る様に外堀を埋めますよね?
読書も例えばお洒落なカフェに行ってみたり、人によっては耳栓をするなど、まずは椅子に座るなど、ランニング同様に環境を整備して、アクションを起こしやすい様に心掛けます。
マネージメントも同様で、部下がやらない、出来ないならば、やりたいと思える環境や仕組みを作ってあげることが、上司の仕事だと思う訳です。それが結果として、ルールとなり文化となり、当たり前になるのかと。
つまり、メンバークラスの部下がやらない、できない理由はその環境をつくる上司にあり、その上司がその様な環境をつくる、ないしはつくる意思を持つ様にすることは更にその上司、結果として、社長に全ての責任があるということになると思います。
よく"全ては社長のせいである"と言う言葉を耳にしていましたが、最近ようやく本気で腹落ち出来てきました。
優秀な2番手がいないとか、役員が力不足などと言う声も経営者の中ではたまに耳にしますが、それは社長である自らの能力の未熟さを暴露している様なものなんだろうなと最近思います。
上司は自分より優秀な人を雇い、最大限に持つ力、秘めたる才能を引き出してあげる事がミッション。その為にまずはしっかりと学んだ上で武装をし、部下と密にコミュニケーションを取り、お互いの強みやwillを理解した上でシェルパーの様に伴走する事が大事かと思います。
ただ、一つだけ間違えてはいけないことは、大事なことは自責の念が大事と言うことであり、部下が上司のせいにしては本末転倒になるので、あくまでも自責に捉え自分で環境を変え、成果を出せる様にコミットしなければ成長はありません。気をつけましょう!
自戒の念を込めて。
株式会社ビズリンク 姜 大成(カン テソン)