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ラストスパートで手にする最後のボンベ
人間って不思議なもので、ゴールが見えてくると希望が生まれ、自然と体力や気力が満ち溢れてきて最後の力を振り絞れるものです。
僕の場合、ランニングの最後の1キロダッシュやキックボクシングのミット打ちでのラスト10秒ラッシュなど、最後に残った体力を全て使い切りたいと自然と思えてきて、自分の想像以上のフルパワーを出し切って倒れる寸前まで出し切るのが無性に好きだったりします。(SなのかMなのかわかりませんが。笑)
そういう意味で、月末や年末って特に営業上がりの僕にとってはサンクチュアリの様な特別感があり、ラストスパートをかけられる良いチャンスでありタイミングだと思っています。
この、ラストスパートのチャンスにどれほど自分の身丈以上の力を振り絞って出し切れるかが、成長という観点で非常に大事だと思う訳です。
"筋トレと一緒"という台詞をよく僕は口にしますが、筋トレをしたことのある人ならわかると思いますが、筋トレは筋繊維を破壊する行為です。しかし、人間には壊れた筋肉を修復する力が備わっているため、適切な休息と栄養を摂ることで前より強い筋肉が再生され、"超回復"と呼ばれるメカニズムによって筋肉は強化されていきます。そして、この超回復は、限界突破をした際に最も効果を発揮します。
ドラゴンボールでも、サイヤ人が瀕死状態に陥った後に、メディカルマシーンや仙豆を食べることで超回復をし、以前より強くなるという設定がありましたが、まさにそれです。(余談ですが、子供の頃本当に"気"を扱えればエネルギー弾や舞空術を使いこなせると思い、ビーデルが孫悟飯から教えを請いて両手を触れない程度に合わせて"気≒温かみ"を感じる修行を真剣に毎日やってました。笑)
仕事でも、ラストスパートの際にどれだけやり切れるか次第で、その人間の胆力や底力が育まれると思ってますし、基礎体力も向上してくれるのだと思っています。
しかし、このラストスパートをかけるための最後のボンベを手にするには、一つ重要な条件があります。
それはシンプルに、諦めないことです。
ラストスパート目前で既に心が折れている人は最後のボンベを手にすることが出来ないのです。ラストスパートで力を振り絞れる人が手にする最後のボンベは実は元々持っているものではなく、ゴールを目前に控えて"希望"や"負けん気"が最後のボンベに姿を変えて、力を与えてくれるものだと思っています。
だからこそ、今までの自分以上の力を手にすることが出来、最後の最後まで出し切って、一歩二歩前に成長できるのだと思うわけです。
2020年も残りわずかとなり、まさに年末ラストスパートをかける良いチャンスだと思っています。特に年末は、決算とは別の意味で1年間の成績表が出る特別な期間だと感じています。
最後のボンベを手に入れられる様、2020年残りの期間もやり抜きましょう。