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"思考"と"感情"は筋肉のように鍛えられる!?
最近、所属している経営者団体の月例会でたまたま登壇してくださった原田先生の本を読みながら学ぶことが多くあり、noteに書き綴ろうと思います。
原田先生は、大谷翔平選手が高校1年生の頃に書いていたマンダラチャートを世に広げる原田メソッドとして有名な方で、生涯を通じて教育者(個人、法人双方向けに)として生きている方です。
僕が話を聞く中で最も腹落ちしたのは、行動や結果という目に見える部分が氷山とした場合、実はその下に目には見えないけども大きな思考と感情、さらには欲求があるという点です。
また、思考と感情をポジティブ且つ正しい方向に向かわせることが重要であり、それはなんと鍛えることさえ出来るという考え方が非常に腹落ちしました。
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他にも選択理論という考え方があります。
全ての結果は自分が選択をした結果であり、その選択を左右するのが思考や感情であり、更には5つの基本的欲求であるという考え方。
常日頃からスポーツひとつとっても、こんな疑問を持っていました。
幼少期の頃から天才と称され、世間の注目を浴びていた選手がいつの間にか名前を聞かなくなり、消えてしまうことが異常に多いなと。
その要因は、様々あると思いますが一番大きな要因が、行動や結果を生み出す"思考"、"感情"を鍛えきれなかったからではないかと腹落ちしつつあるのです。
思考と感情は鍛えることができます。
実際私自身、大学生の頃から20代の頃にかけてこの思考と感情を鍛え、幼少期とは全く違う人間に生まれ変わっているはずです。(少なからず家族や小学、中学時代の同級生、先生はそう思っているはず。苦笑)
その頃は、意識的にこのロジックを捉えきれていたわけではなかったのですが、自然と未来の自分にとって良い選択をし、行動に移してきた結果だと感じています。
例えば、当時の僕は
・平日は眠たくても朝4時半に起きて勉強したり、本を読んだり、ブログを書く。
・誰よりも早く会社に行き、日経新聞を隈無くチェックし1日の予定を確定させる。
・終業は早くて22時。終電までが基本ベース。
・週3日はどんなに疲れていても就労後に皇居まで出向き10キロ走る。
・金曜日の夜は飲みに行きたくても飲まずにスタバにこもって閉店まで勉強したり本を読む。
・土日は休みたくても会社に行って仕事したり、英会話に通ったり、セミナーやピッチイベントに足を運ぶ。
上記のような生活をしていました。終いには歩きながら本を読み、会社の飲み会で泥酔していた時も帰りの電車の中で本を取り出し、寝ながら読んでいたそうです。(友人談)
この生活の中で選択理論を自然と身につけ、思考と感情を鍛えることが出来たのだと思います。
我々は、大抵日常起こる事柄は既に経験したことがある事柄のため、何を選択するかでどのような未来の感情を得られるかを知っています。
例えば、朝寒い中早朝ランをするか、二度寝をするか選択を迫られた場合、体と心は辛くてもランニングを終えた後の爽快感や達成感という未来の感情と、二度寝をしてしまい後悔と自責する未来の感情、両方の感情は行動する前、もっと言うと選択する前から知っているものです。
つまり、未来の結果は選択を迫られたタイミングで既に把握できていて、自分自身で未来の結果=感情を選択しているということになります。
この繰り返しによって、感情はコントロールできるものだということを知り、その思考法が無意識レベルに根付くことで思考と感情は鍛えられていくのだと思っています。
しかし、面白いものでこの思考と感情は筋肉と同じで、一度鍛えたとしてもその後継続をし続けないと徐々に鈍り、細くなり、衰えていきます。
私自身、ストイックな思考や感情だけを見ると若かりし頃の方が強かったように感じています。
あと2ヶ月で35歳を迎えますが、30代後半戦をより一層成長させるためにも、いまいちど思考や感情を鍛えることに焦点をおき、大きな結果をうめるようにしたいと思います。