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危機に直面すると、人は私生活からビジネス環境に到るまでを最適化していくという話~現代の進化論~

新型コロナウィルスによって、1929年の世界大恐慌を上回る不景気に突入するのではとの話が騒がれています。

本当に経営者にとっては未曾有の厳しい局面ですし、今後失業者も全世界的に増えてくるので、あながち間違いでは無いなと感じています。

そんな暗いニュースが多いここ最近ではありますが、ふと大局的に世の中を見回すと今回の危機に直面したことがキッカケで様々な不合理と思われていた事柄が最適化していってるなーと感じたので、今日は最適化していっている事象を、独断と偏見で書き綴っていきます。


・満員電車:なぜ皆同じ時間にぎゅうぎゅう詰めの電車に飛び乗ってストレスフルな中出社する必要性があるのか甚だ疑問でしたが、徐々にフレックスを導入したりと3密を避ける動きが一般化しました。


・オフィス:コロナ感染を避けるため、多くの会社でリモートワークを導入していますが普通に会社外でも仕事出来ちゃいますよね。アフターコロナでどれほどリモートワークが残るのかが興味深い点です。


・ハンコ:"ハンコ出社"なんて言葉が最近巷で囁かれていますが、クラウドで締結できるツールがあるので、もういらないですよね。これを機に一気に民間サイドで一般化させたいと心から思います。


・クライアント訪問の移動時間:ベルフェイスやZoom,ハングアウトなど、様々なコミュニケーションツールが存在するので、訪問の往復移動時間と電車賃はいらなくなりますね。


・残業:上記のような移動時間を極力減らし、web会議で無駄な時間を使わなければ1日あたり2時間ぐらい余分に仕事に充てられます。そうすると、自然と定時までには仕事が終わることが増えてくるので、世の中の無駄な残業は減ると思います。


・買い物:ほぼネット通販で調達できてしまうので、足を運んでの買い物って本当に"趣味(いわゆるウィンドーショッピング?)"以外では不要になってきてるなと感じます。


・テレビ:おそらく多くの方々が在宅ワークを強いられる中、同じ内容が何度も放送されるテレビに飽き飽きしてyoutubeやtwitter、あるいはHuluやAmazon primeなどのコンテンツメディアを通じて、コンテンツを楽しんだのではないでしょうか?


・大気汚染:世界各国で都市封鎖(ロックダウン)を行なった結果、大気汚染の改善がみられたとの報告が上がってきています。今までどれほど無駄な二酸化炭素を排出してきたのか考えさせられる一件ですよね。


他にも色々とあるかと思いますが、今回のような危機が起きたことによる副産物で様々な不合理な商慣習や行動が抑制されて、現代にあった形に進化していけてるなと感じています。

もちろん、それによる弊害や関連する事業を行なっている方々は大迷惑で、戦々恐々とする事態かと思いますが、そうやって社会は時代を重ねながら、屍を越えて進化を遂げてきたんだと考えると、それも一つ必要な成長痛なのかもしれないと感じたりします。


変化に適応していくことが生存戦略としては最適解なのかなと思いつつ、自戒の念を込めて、書き綴りました。


それでは、また。

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