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盗まれて盗まれて、とうとう新車の自転車を買った話

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自転車はあっけなく盗まれる

これまで、娘用と自分用の中古自転車をMarktplaats(日本でいうメルカリ)で購入したことがありますが、それぞれ無惨に1カ月程度で盗まれてしまいました。オランダは世界で最も自転車泥棒の多い国という「称賛(汚名?)」もされていますww。まあ、柱や柵などに固定していなかったのが不注意と諦めました。

その後、娘はクラスメイトが買い替えに伴って要らなくなった自転車をもらい、私はオランダを離れる友人から譲ってもらったバクフィッツ(カーゴバイク)を利用していましたが、娘の身長が伸び、自転車が小さくなってしまいました。バクフィッツは大柄で重たく、漕ぎ出すのが面倒で使用頻度が低迷しています。

娘の誕生日プレゼントに「新車」を

アパートの裏庭に自転車置き場が整備されたことや、娘が9歳の誕生日を迎えたことで「新車の自転車」を買おうと決めた次第です。

近所の自転車屋さんを数件偵察に行きましたが、子ども用の自転車といえどだいたい€300オーバー!!5万円近い出費(円安恐ろしい)になります。加えて、鍵やライト、カゴなどのオプションも多数必要です。

そんなときはDecathlon(デカトロン、フランス発祥のスポーツ品量販店)頼み。展示車両はサイズもカラーも豊富で試乗もできるので、まずはウェブでチェックして店頭に臨みました。お目当てはこれ↓

€259。4万円くらいだけど安く感じる!!

実物を触ってみると、日本の子ども用自転車よりは、かなりずっしり重く頑丈な作りです。またがってみると低重心で、重さは感じるものの乗りやすそうです。

こっそり自分用にも

そうしてると私のも欲しくなります。ウェブでチェックしているときに、自分用もこっそり下見していました。

€299。これもめちゃ安く感じる。

日本でも乗っていたシングルスピードの超シンプル設計が気に入りました。ライトもスタンドも鍵もついていないので、追加費用が少しかかりそうですが、約4万8,000円はリーズナブルに感じます。

店頭で納車

早速店頭で受け取り、NS(オランダの国営鉄道)に乗せて帰ります。自転車用のエキストラチケットは1台€8.5(アプリで購入すると€7.5)と結構高い。

インターシティ(特急)は段差があるのでスプリンター(普通)で

iPhoneとGoproをマウントするQuadlockを取り付けて出発。

ハンドル周りは極力シンプルに

カスタム中

娘の自転車が主役のはずなのに、いつの間にか自分の自転車カスタムの話になってしまいますが…

まずはフロントキャリア

オランダで生活する上で、荷物を運ぶためのキャリアは必須です。そのうえで、フロントに付けるのか、リアキャリアにするのかをまず悩みます。リアの場合は、パニアバッグを装着するためのアタッチメントを付ける場合も多いですが、この自転車にパニアはいまいちだな(個人の感想です)と感じていたので、以前乗っていたビーチクルーザーにつけていた頑丈めなキャリアを装着することにしました。
いくつかのレビューを眺めて、少し値下がりしていたこれを導入。

なかなかいい雰囲気に仕上がりました。

次はフェンダーを

突然の雨や水たまりを通過することが必至なので、フェンダーは欠かせません。しかしながら、タイヤ全部を覆うもっさりしたのはつけたくないので、ミニマルで目立たないやつをチョイスしました。シートの裏側にパコッとはめる超簡単なもので、泥よけ効果をあまり期待できそうにはないですが、実際に使ってみると、タイヤがほぼスリックなためか、思ったほど背中が汚れません。おおよその時間娘と一緒に走るのでスピードが出ていないこともその要因かも。

またがるときに足が引っかかってスルッと簡単に取れてしまうので、タイラップで固定しました。

おにぎりリフレクター

後方からの視認性向上のために、おにぎりリフレクターとキャッツアイのミニライトを装着。日本ではこのリフレクターを付けてるおしゃれ自転車乗りを時々見かけますがオランダでは皆無。真ん中のメッシュ部分のポケットにキャッツアイの点滅するライトを入れて更に「ご安全に!」

後方からの視認性はバッチリ

ヘッドライト

夕方日が暮れるのが早いので、明るめのライトも必須です。今回のチョイスはこれ。電池交換をなるべくしたくないので、USBで充電できるものとしてこれにしました。ほかにも明るくて大型のライトはありますが、ハンドルやヘッドステム周辺をごてごてしたくなかったので、こぶりなものの中からこれにしました。
フラッシュ(点滅)モードもあって、視認性は十分なようです。


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