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オランダ・デルフトの生活

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九州からオランダの古都デルフトに移住した父娘の日々
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#モンテッソーリ

どぶのような川にダイブ

娘の学校まで自転車で送って行く途中、農道と住宅街の中間のような道があって、車がすれ違うにはタイトで、いつも少し気をつけていて、そこを通るときは並走ではなくて縦に並んで走っています。 今朝もそのつもりだったのに、二人で話しながら進むにはやはり並走したほうが都合がいいので、並んで走ってるとお互いのハンドルが少し触れて進路を外れ、娘は川に頭から突っ込んでしまいました。 私も慌てちゃって急ブレーキ!フロントロックして路面にダイブ。通りかかった女子高生2人が「ダイジョーブですかー?

子どもたちのプレゼンテーション

「地球には大きく3つの温度帯があります。いま私たちが住んでいるところはどれですか?」「人間の身体で一番硬いところはどこですか?」「インターネットはいつから繋がっているでしょうか?」 子どもたちからこんな問い掛けをされます。 もちろんヒントはその子どもたちが行ったプレゼンテーションの中にあるんですが、きちんと聞いていないと見過ごしてしまい(聞き逃してしまい)ます。 娘が通う学校は、1クラスが45人程度で、3〜4学年くらいの子どもたちが一緒に暮らしており、現代の日本の小学校

OVチップカードその後

オランダでの移動手段は「OVチップカード」というプリペイドカードの事実上一択であるということは以前のエントリーで紹介しました。 「地球の歩き方」すらまともに読まずに、かなりのいきあたりばったり風味で入国したこともあって、このカードの使い方がひとクセあることに全く気づいていませんでした。 各駅にあるチャージ機。Amexが使える機器と使えない機器があるので要注意 まず、カード残高がいくらあるのか、乗車時に「ピッ」としただけではわからないのです(訂正)カード残高は「ピッ」とし

学校面接と大使館への書類提出

こういうときのために念の為スーツを持ってきました。そして、日本出発間際にお友だちから餞別でもらったGucciの勝負靴下を履いて出掛けました。 校長先生とのリアルな面会これまでオンラインミーティングやメールのやり取りを通じて、校長先生の雰囲気はわかっていました。前日のEさん一家の校長先生に対する評価も伺っており、妻と「きっと馬が合う」と感じていました。今日のリアル面接では何を聞かれるかドギマギし、緊張してドアベルを押しました。 玄関で出迎えてくれた先生や途中すれ違う先生はみ

オランダでの買い物と移動手段

まず近隣の食料品店をリサーチしておくこと。それとともにスムーズな移動手段を身につけておくこと。旅に出たらまずは必修の項目ですよね。 日本に慣れすぎた? 何かあったときのために「日本大使館」の場所も確認しておきました 買い物にも交通料金にも使えるiPhoneのSuica(や、PayPayほかモバイル決済)の便利さに慣れきって現金を持ち歩こことはほぼなくなっていました。日本ではiPhoneさえあれば日常生活の消費行動には支障ないといえますが、オランダは少し事情が違います。現金

どうしてオランダ?

2020年の4月ころ、日本では新型コロナウイルス感染症が拡大し始めて、お店や飲食店だけでなく学校も保育園もお休み。どこへも出掛けられないストレスが沸点に届きそうなとき、妻が突然「オランダに移住しようか?」と言いました。もともと、オランダは「モンテッソーリ教育」が盛んなことは知っていましたし、モンテッソーリのバイリンガル保育園を卒業した娘にとって、地元日本の小学校に通うのはかなりのストレスになるのでは(それは杞憂で、協調性や社会性、多様性を重んじる性格で、どこでも馴染めるモンテ