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オランダ・デルフトの生活

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九州からオランダの古都デルフトに移住した父娘の日々
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#デルフト

iPhoneのシャッター音がしなくなった

取るに足らないことなんですが… iOS15へのアップデート日本時間の9月21日にiOS15へのアップデートが公開されましたね。オランダで夜中にそれに気づいて、寝てる間に更新プログラムを稼働させておきました。 旧iOSとの変更点はすでにニュース記事が多数上がっているので情報はそちらに譲りますが、自分としては「天気」のインターフェイスが小改善されたことが嬉しいです。オランダは「15分おきに天気が変わる」と言われるほど天候が気まぐれですが、日々の気温の変化も結構激しくて、9月で

電子レンジって体に悪いの?

アメリカでもオーストラリアでもそうですけど、ほとんどのアパートにはあらかじめオーブンが設置されています。食洗機やドラム式洗濯機がある場合も多いです。 ここのキッチンには、見たこともないブランドのオーブンが埋め込み型で設置されています。ダイヤルの周りにあるアイコンの意味か全くわからず、せいぜい時間と温度を調整することしかできません。カプチーノ用の牛乳を沸かすため、電子レンジ機能を見つけることができず、仕方なくIHに乗せた片手鍋で沸かしています。 ある日のこと、ノックされたド

ビール天国

オランダはベルギーとドイツに挟まれたビール天国。 スーパーのビールコーナーオランダと言えばHeinekenやGrolschが有名ですが、ほかにもピルスナーが有名なAmstelなどいくつかビールメーカーがあるようです。以前、パリに滞在したとき、Kronenburgの1664(セーズ・ソワサントゥキャトル、略してラ・セーズ)に随分はまって、そればかり飲んでいましたが、オランダのスーパーではほぼ見かけません。ベルギーのLeffeは大抵いくつかの種類が在庫してあります。 形態は、

ゴミ捨て

犬の糞は時々転がっているけど、路上のゴミそのものは少ない印象です。 清潔でクリーン日本を訪れた外国人が「なんて清潔な国なんだ」って日本を評することはよく知られていますが、オランダも同様に路上は清潔に保たれています。街角のいたる所にゴミ箱が設置されているのもありますが、ゴミの回収方法がとても合理的なことも一因かと思います。 ブロックごとにあるゴミの回収ボックスは、氷山の一角のように路上に突き出たゴミ回収容器の下に数メートルの深さでゴミの収納ボックスがあるんだそうです。それを

会話

私の英語は10数年前に取得した英検2級から1ミリも進歩していません。 オランダ人は誠実でフレンドリー?進歩どころか、後退してるんじゃないかとさえ思います。オランダでのコミュニケーションは、まずオランダ語で話しかけられ、聞き取れない表情をすると英語に切り替わります。英語で尋ねると(よほどの高齢者の方でない限り)、英語で返答してくれます。バスや電車がほぼ時間通りに動くのと同様、誠実でフレンドリーな国民性の現れだと思います。 最終的に会話が通じていなくても、例えばバスで意図した

桁違いの規模の業務用スーパー

業務用といえば我が地元にもあった「業スー」こと「業務用スーパー」。業務用とはいえ、一般のお客さんも多く、私も日常的に利用していました。 以前、この近くをブラブラしてて偶然見かけたお店「HANOS」。大きな店だなあと思い、検索して初めて「業務用」「登録制」であることを知りました。ウェブサイトでの登録は商工会議所発行のKVKナンバーがないと入力が前に進みません。商工会議所の登録は、飲食店ではなく「コンテンツ制作事業者」のジャンルなんですが、そこは問題ないようです。 初めての入

オランダでの住民登録とBSNナンバーの取得

銀行口座を作るのにも健康保険に加入するためにも「BSN」という、日本でいうマイナンバーのようなものが必要です。BSNを取得するためには、アパートの賃貸契約書が必須です。 デルフト市役所 アパートの入居と同時に賃貸契約書も整ったので、事前にアポを取っていたデルフト市役所に向かいました。GoogleMapsによると、新教会の前の広場に面する建物のようです。入り口には「コロナ対策のためドアを締めています」と表示があります。 恐る恐るドアを開け、守衛さんに尋ねると「ここはちゃう

オランダのビールの話

オランダのスーパーのビール売り場には、日本でも見慣れたHeinekenやGrolschなど有名なブランドのほか、ベルギーやドイツの大手メーカー、各地のマイクロブルワリー(クラフトビール)などたくさんの銘柄がならんでいます。 毎日1種類以上のビールを飲むようにしてて、「缶500ミリリットル」に縛ればおおよその銘柄を飲みました。安いものは500ミリリットル缶でも€1.00(130円)前後、高いものでも€1.70(220円)程度で、日本と比べてかなり安いです(クラフトビールそれの

やっとビザがおりた!

2021年7月末にオランダに入国して、すぐにビザの申請をしたのに、超初歩的な手違いで申請がリジェクトされてしまいました。初歩的な手違いとはなんと… 申請料を振り込んでいなかったんです入国した当時は、政府機関や日本大使館のあるDen Haagが便利だろうと考えてDen Haag市内のAirBnBに約1カ月居ました。その間、IND(移民局)への申請を済ませるんですが、同時に住民登録できる定まった住居を探さなければいけません。 ちょうどそのころ、政府系の色んな所からレターがや

キッチンの不満

オランダに限らず、欧米の住宅のキッチンはなぜかシンクが小さい。 大抵の住宅に食洗機が備わっているからなのか、日本のような幅広のシンクを見掛けることはまずありません。フライパンを洗おうとすると取っ手部分はシンクの中に入らず、斜めがけにしてスポンジでこすらないといけないので、力が入りません。こっちの人は一体どうやってフライパンを洗ってるんでしょう? シンクの小ささのほかにしょぼいキッチンスポンジの存在もそうです。 2個セット、4個セット10個セットなどで売られているキッチン

日本からオランダへ荷物を送るとすごい送料と関税が

オランダへ来るときになるべく荷物を少なくしたかったので、夏の服中心にしたことや、こちらで入手しづらいものが意外とあることで、日本から荷物を送ってもらいました。 MUJIのキッチングッズやユニクロのフリース、本、バイクのヘルメットなど…ダンボールにギュウギュウに詰めて送ってもらいましたが、発送から2週間。待てど暮せど届かない…トラッキングナンバーを追跡するとDen Haagでしばらく足止めされている模様です。 ちょうどそのタイミングでPostNL(オランダの郵便局)からメー

だいたい人間は落ち着きがないものである

早合点しがちな自分はなおさら。しかも前回の失敗をすぐに忘れる。 日本のアマゾンで注文したものはだいたい1週間でこちら届く 配達予定日もほぼ正確で、発送直後に示された日にちに間違いなく届くのですが、指定された12月22日は「学校を迎えに行ってそのままINDの窓口に行って、どこかでバレエスクールの衣装に着替えてレッスンに向かう」という、キツめな予定がされている日なので、受け取りロッカーを指定しておいた(ロックダウンで学校もバレエスクールも結局閉鎖されちゃったんですがね)。

オランダの不動産業者について

前回のエントリーでアパートがほぼ決まったことをお伝えしました。 結局、担当者さん次第その担当者Lさんは「もうここでほぼ決まるから、これ以上ほかの物件を見る必要はないよ」と言ってくれましたが、実はその翌日にすでにほかの物件を内覧する約束を別の不動産業者と話がついていました。 どんな物件を見れるかという興味もあり、もしかして昨日決めた物件よりいい部屋が見つかるかもしれないとう淡い期待を持ちつつ、案内してもらいました。 ロッテルダムを拠点に営業するR社のDさんというアムス出身

アパート探しの旅も終わりか

オランダのアパート探し、本当に大変です。 日本を出る前に「内覧のアポイントを取るためのメールを不動産業者に送っておいたほうがいいよ」という、オランダ在住のコンサルからのアドバイスもあったのに、こんなに超売り手(貸す側が超有利)市場であることを甘く見ていました。 内覧にこぎつけるまでが大変もちろん、いくつかのアパートの候補は探しておいて夢だけは膨らませながら、事前に不動産屋に連絡することせずに来てしまいました。結論から先にいうと(我が家のケースでは)、事前のメール連絡はあま