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#123 1歳児と水入らずで過ごす時間

5歳と1歳の息子たちをもつ父親です。息子たちの成長の様子を綴ることで将来の息子たちへのプレゼント(酒の肴)になれば、と筆を執っています。

さて。1歳児のキミへ。お兄ちゃんは絶賛スキー合宿中で不在なので、この数日はキミの独壇場だ。今日はお父さんがキミを迎えに行き、一緒に帰ってきてお風呂に入れ、ご飯を食べて、寝かしつけをしたよ。

キミはうまくいかないと頭突きをする癖がある。たんこぶができるからマジでやめた方がいい笑。保育園の先生も「まぁ、他の人に危害与えないからいいんですけどねー」と笑っていた。ごはんのおかわりがないとき、欲しいお菓子がもらえないとき、とかにキミは癇癪を起して、壁や机に頭突きをする。どこで覚えてきたのか笑。

キミはお風呂にも入りたがらない。お父さんが服を脱がせようとすると、頑なに抵抗するので今日は作戦を変えて、お父さんが先に「はいるよー」と行って一人でお風呂に入った。キミはお父さんがいるところが気になるし、一人でいるのは嫌だから、服を脱いでお風呂にやってくる。ズボンとオムツは脱げるけど、シャツが自分で脱げないね。くまのプーさんスタイルで、シャツはきたままキミはお風呂にやってきた。こうなるともう抵抗せずに服をぬぐのでこの作戦は的中だ。無理やり「いくよー」とシャツを脱がせるとめちゃくちゃ嫌がるし、お父さんもパワープレーでやりたくないので、今後も子の方法を利用しよう。

そしてお風呂も洗い場で洗うところまでは良いのだけど、湯舟に浸かりたがらない。お父さんが湯舟から「おいでおいでー」と言っても頑なに「やや」を繰り返す。暫くすると寒くなるのか笑、湯舟に足を入れようと浴槽をまたごうとするが足が短すぎてまたげない。ここでようやくお父さんの力を借りようとする。お父さんは湯舟に浸かったまま、キミを「ほれー」と持ち上げて湯舟に入れるけど、「やや」と言いながら腰までしか入らず、どうしても肩まで浸かろうとしないね。
これだと寒いからお父さんはキミの背中とかお腹にお湯をかけながら、体が冷えないようにしている。キミがしゃがんで肩まで浸かってくれたら、なんと楽なことか。キミが興味を示すようにお父さんはお湯をばしゃばしゃとやって「なみー」とか言ってキミにお湯をかけるけど、今日は塩対応だったね。機嫌がいいときはこれでかなり興奮するのだけど、今日はどうもそんなご気分ではなかったようだね笑。

やがてトビラの方を指さして「もう出る」のジェスチャーをするので、お父さんはキミを抱き抱えて、寒くならないようにタオルでくるんで、あたたかい部屋に連れて行く。

冬はキミの肌もカサカサだ。だからクリームをしっかり全身に塗ってしっとりとしてから夜ご飯に入る笑。ごはんを食べるよ、と言っているのに、お煎餅を欲しがるキミに、「グルト欲しい人ー?」と気を紛らわせて、お煎餅よりヨーグルトに誘導する。キミは質問形式だと「あーい」と言って手を挙げるので、「はいはいグルトねー」とお煎餅のことは一旦忘れる。

ご飯のあとに絵本を読んでやると、キミは眠くなったのかソファの上で「ねんね」と言って横になったよ。じゃあ布団にいくかーと連れて行き、歯を磨くあたりで完全にキミの目は冴える。電気を消して天井にプラネタリウムを映して、虫の鳴き声とかがある森バージョンのBGMをかけると、キミは結構さくっと眠りについた。

お父さんは事務作業がだいぶ進んだよ。

明日も頑張ろう。

これから羽ばたくキミたちへ。お父さんは思いのほか時間も取れたのでキミたちへの手紙をかけたよ。



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