<ドメスティック・バイオレンス克服プログラム> プロローグその1
本プログラム前のプロローグセッション
こんにちは。今日は、私が参加しているドメスティック・バイオレンス克服プログラムの前段階である各種プログラム紹介セッションについてご紹介します。本プログラム手前の準備段階でのセッションは「加害更生プログラム参加者による説明会」そして「プログラム参加事前相談」その後に続く「基礎講座1,2,3」の3回から構成されています。「基礎講座3」は次回以降に説明させていただくことにします。
はじめの一歩として行われる「加害更生プログラム参加者による説明会」からご紹介します。実感として心に響き、自分の更生への意欲を高めてくれました。
加害更生プログラム参加者による説明会
更生プログラムの入口となるこの説明会では、現在プログラムに参加している先輩たちが、自身の経験やプログラムで学んだことを率直に話しをしてくれます。例えば、「本当に効果があるのか?」といった疑問に対しても、実際に取り組んできた先輩たちのリアルな声を聞くことができます。私自身、この説明会で先輩たちの話を聞き、大変参考になりました。彼らの話は、実感として心に響き、自分の更生への意欲を高めてくれました。
プログラム参加事前相談
プログラム事前相談は、プログラムの内容や進行についての詳細を知るための時間です。不安や疑問を抱えたままではなく、納得して安心して参加できるように、質問や心配事に対して丁寧にプログラム主催者が説明してくれます。私も事前相談に参加し、具体的なプログラム内容を理解した上で、これならば更生できると自信を持ってそれ以降のセッションに臨むことができました。またあらかじめ用意された自身のプロフィールに関する事細かな情報シートを提出することで「自分のことをよく知っていただいている」という安心感を得ることができました。
基礎講座 1回目
本格的な更生プログラムに進む前に受講するこの全3回の「基礎講座」を受講することになります。1回目では、DVについての基本的な知識や共通認識を学びます。これまでの自分を振り返り、個別の課題を見つけることで、怒りのコントロールやアンガーマネジメント、基本的なコミュニケーションの方法を学びました。育った環境やこれまでの経緯と現状に気づき、個人のニーズに合わせた具体的な実行計画を立てることで、自己改善に向けた明確な道筋を見出すことができました。
基礎講座 2回目
基礎講座2回目では、さらに深くDVの知識と共通認識を学びました。自分自身の行動や反応を振り返り、具体的な課題を見つけ出すことで、怒りのコントロールや効果的なコミュニケーションスキルを向上させました。このプロセスを通じて、自分自身の問題点を明確にし、どのように改善していくかの具体的な計画を立てることができました。
私がこのプログラムに参加している理由は、過去の行動を反省し、自己改善を通じてドメスティック・バイオレンスを克服するためです。これらのセッションは、自分自身を深く見つめ直し、実際の変化をもたらすための貴重な機会となっています。同じような悩みを抱えている方にとって、このプログラムの内容が少しでも参考になれば幸いです。私の経験や学びを通じて、一緒に前進していけることを願っています。
基礎講座3回目についてはより詳細にセッションで教えていただいたこと、感じたことなどをご紹介したいと思います。