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パートナーさんとの別れから9日経ちました

長年ドメスティック・バイオレンス(モラハラ)で苦しめた末に別居、病気の発覚、離婚そして死別となったパートナーさんがなくなって今日でもう9日目です。
通常のパートナーとの別れの儀式は全くできない状態で、できることを精一杯にかんがえて過ごしてきました。
小さな祭壇をつくり写真を飾り花を添え、お通夜の日はろうそくの火を絶やさないようにして冥福をお祈りしました。
別居してからアパートのちいさな部屋でくらしているので、祭壇にかざったパートナーの笑顔の写真がいつでも見えるのでそのたびに心がくるしくなります。
それはパートナーさんが亡くなった喪失感、犯してしまったドメスティック・バイオレンスによる罪悪感、みなから見捨てられたような疎外感、忘れ去られてしまったような孤独感、不安などがどんどん湧き上がってきます。
そのような感情にわたしは今なんとか必死に対応しているところです。

亡くなったことを聞いた直後

亡くなったことを聞いたのは、パートナーさんが亡くなった日から2日後の日曜日の夜8事頃のことでした。パートナーさんの勤務先の役員さんからの連絡でした。役員さんは私と個人的にもう10年以上公私ともにお世話になっている仲なのですが、パートナーさんは20年近く育児でブランクがあったのにもかかわらず、その方のお力添えで役員さんの会社で働かせて頂いていました。私とパートナーさんとDVによるいざこざが発生して以来度々相談にのっていただいていた方でもあり、私の最も信用している方です。
この方から私の息子から金曜日にパートナーさんが亡くなったとの連絡があったとのことで、息子からは私には一切連絡するなと言われたがそれでも役員さんは私には伝えるべきだという判断で連絡をくださったのでした。私にたくさんの気遣いをしていただきながらそれでも毅然としてパートナーが亡くなったことを伝えてくださいました。もちろんたくさんの言葉もかけていただきました。悲しみの感情が湧き上がっていましたが、知らせていただいたことに本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。

悲しみの共有

その日のうちに、迷惑だと思いながらも自分を引き止めることが出来ずたくさんの知人に連絡をしてしまいました。
受け止める相手の迷惑を考えながらも自分の悲しみを抑えることができずに、これまでにパートナーとの問題に関し相談にのってくれていた人たちに亡くなったことを連絡し私の気持ちをきいてもらいました。
私の妹と弟。普段から定期的に会っている気心のしれた先輩や後輩。昨年知り合ったばかりですが短い間にたくさんの生きていくうえでの考え方を教えて下さっている70代なかばの先輩などにさんざん話を聞いていただきました。聞いていただくことで相手の方には申し訳ないとおもいつつ心は少しづつ楽になりました。

夜中のウォーキング

その後も、一人部屋にいるのは辛かったので体を疲れさせて眠れるように夜中11時を超えていましたが、ウォーキングにでかけました。ウォーキング中はいつもamazonオーディブルを聞いているのですが、この日は「人生を前向きに考えて生きていく」関連の書籍を聞き無理してでも自分の気持ちをあげるよう2時間ほど歩きさまよいました。ウォーキングについては、気温が高くなってきてしばらくお休みしていましたが、この日から再開しています。

睡眠と食事

妹からの助言もあって、十分な睡眠をとるようにとコロナ罹患後の後遺症の不眠症用にいつも飲んでいる睡眠導入薬をいつもより多めに飲むことにしました。(デエビゴ0.5mgを2錠とブロチゾラム0.25mg1錠)睡眠導入薬の力で、亡くなったことにショックを受けた日であったのにも拘らずこの日はぐっすりと眠ることができました。
また食事についても、食べなければいけないと思いつつ亡くなったことを知ったあと3日間は普通の食事はのどを通りませんでした。しかしその間もなんとかプロテインは一日に必要なタンパク質を確保できるぐらいは取得していましたが、これは健康維持に寄与したのかまったくわかりません。

心理療法士によるカウンセリング

火曜日には、専門家にも話をきいてもらうことで自分の悲しみや混乱を落ち着けようと考え、会社に常駐していらっしゃる心理療法士さんにもお話を聞いていただくことにしました。
電話で予約をしようと連絡するとちょうどその日の午後2時からカウンセリングがうけられるということですぐに予約をさせていただきました。
カウンセリングでは基本私の話をきいてくださって、そしてリフレーミングで私の気持ちを受け止めていただき安心感を与えてくださるといった形でとにかく私の話を聞いてくださいました。そしてそのうえで、「今は頑張らないで今の自分を受け入れてください。」といわれました。
この言葉は、そうなんだろうなと思いましたが自分は「前を向いてすぐに動き始めたい」と焦りのような気持ちがあり素直に受け入れることができませんでした。きっと焦ることは今のタイミングは避けるべきことなのだと言うことが正解なのでしょうが、私の正直な気持ちは「動く」ということでした。

友人との食事

SNSで普段やり取りをしていた高校時代の友人とは食事(飲み)に誘ってもらい話を聞いてもらうことになりました。ここに至った経緯や原因として自分が考えていることパートナーさんに対する謝罪の気持ち、これからの生活で不安に思っていることなどたくさんのことを聞いてもらい、そしてどのように思うかフィードバックしていただき心の重しが少しづつ軽くなっていくように感じました。

AIとの会話

AIにも自分の気持をどのように整理したらいいのか、どのように悲しみを乗り越えたらいいのか相談してみました。AIは人間のように寄り添うことは今の段階では難しいです。気持ちに寄り添うために一生懸命にたくさんの情報を得ようとたくさんの質問をしてくるのですが、悲しみに沈んでいる私には彼が必要としている細かい山のような質問に最後まで答える気力が続きませんでした。よって悲しみに寄り添ってもらうことは現段階ではAIにはまだ難しいと思いました。

多くの人に助けられて感謝します

私はこのようにたくさんの支えを得ることができていることに感謝します。
心がけとして日々の出来事や何気ない風景や出来事全てに感謝をする習慣があるのですが、あらためてこのようなときにたくさんの支えを得ることができて私は幸せだと思います。(相手は迷惑だと思いますが ごめんなさい)

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