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笑われる覚悟 60

「自分が出したアイデアを、少なくとも一回は人に笑われるようでなければ、独創的な発想とはいえない。」これはマイクロソフト創業者 ビル・ゲイツ氏の名言です。ビルゲイツ氏は、Amazonの創業者ジェフベソス氏に次いで世界で2番目の財産家として有名です。
 人は、とかく他人から笑われたくないと思いがちなのですが、笑われるぐらいの夢の方が叶える価値がある時代になっているのだと私は考えます。
 老子曰く、「優れた人は、道の話を聞くとすぐに実行しようとする。普通の人は、半信半疑で聞いている。つまらない人間は、ばかにして大笑いする」のだそうです。
老子は、自分の思想を笑う人間がいるという現実を
否定的に捉えていたわけでは無く、「笑う人がいるくらいでちょうど良い。笑われるくらいがいいのだ」
と言っています。
 「道」の概念は非常にわかりにくいので、全ての人にわかってもらうことは難しいと考えていたのです。
 日本のプロ野球界で史上初の新人年からの4年連続最多勝と最多奪三振のタイトル同時獲得と言う実績を残してから、初めてメジャーリーグに挑戦した野茂英雄投手、また日本プロ野球界では首位打者7回、打点王1回、盗塁王1回、最高出塁率5回、最多安打5回などを獲得し、2000年オフに日本人初の野手としてメジャーリーグに挑戦したイチロー選手も、最初は無理だと笑われていましたが、それでも挑戦したことで、後輩達に道を切り開くことが出来たのです。
 笑われる人こそが、時代を切り開ける人財なのですから、笑われることから逃げてはいけないのです。
むしろ、笑われることをバネに出来るような、強い精神力を鍛えなければならないのです。
たとえ笑われても、動揺せずに自分のやるべき道を走り続ける価値を、子ども達に教え支援してあげる事が重要なのです。
 足を引っ張る最大の敵は身内に有り、と言われているように、親が子ども達の可能性を潰すことだけは、絶対にしてはならないのです。
 たとえ周りの人達に笑われても、親が子どもを信じて、応援する姿こそが理想的な親子関係と言えるのではないのでしょうか。
Only if you laugh 笑われる勇気を一生持ち続けて生きて行きましょう。
 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで、実行してやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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