第六章の60◎嫌われ役の日本人
日本は世界一古い国家であり、伝統が有り、ダビデ、キリストの正統な血を受け継ぐ民族なのです。
正統だからこそ目障りになり、時には抹殺の対象となり、嫌われる事が頻繁に出て来るのです。
今までは、それらを避けるために出自を隠し、争いを避けて、裏に隠れるように行動をしてきたのかもしれません。
しかしながら、今後の日本人はそれを宿命と真直ぐに受け止め、隠れる事を止め、それでも人類の為に犠牲となって生き続けなる事を明かしていかなければならないのです。
日本には、日本人と言う「人種」は居ませんが、日本人と言う「民族」が存在するのです。
それは日本で生まれた事とか、日本人のパスポートを持っていると言う事ではありません。
それは、日本人共通の価値観「武士道精神」と共鳴出来る「ヴィジョン」すなわち、「大和魂」を持つ人々の事なのです。ですから、この価値観に共鳴する人々が集まり、生活を共にする場が日本という国であって欲しいのです。
人類の夢、世界平和とその未来「ヴィジョン」を共有出来ない人間には日本に来て欲しくありません。
そして日本に居て、生活をして欲しくないのです。
ここで、あるネット記事で目にした、ある中国人の話を引用します。
それは東京で電車に乗った時に起こった話です。
座席に座った子供が足をぶらぶらさせ、その足が何度か前で立っている人にあたってしまいました。
そのマナーの悪さに、まわりの乗客からは冷ややかな目線が浴びせられていました。
まわりの冷たい雰囲気を察したのか、その親は子供がそれ以上足でけらないように窓方向の反対側を向かせました。
すると子供は、今度はくつを履いたままで座席に立ち上がってしまったのでした。
まわりの乗客からは、さらに冷たい目線が浴びせられた事を母親は感じた筈なのだが、母親は何事もなかったかのように、そのままにしておきました。
すると、ある女性が「日本の方ですか」と声をかけたので、「違います」とその母親が中国語で何かを答えました。
その女性は、今度は「Can you speak English?」と聞いたので母親が英語で「Yes」 と答えると、「席の上では靴を脱いでください」と英語で説明をしていました。
母親は「別にいいじゃない」と言わんばかりの表情でしたが、そこまで言われてしまったからなのか、しかたなく立っている子供を席からおろしました。
その母親の表情は、しばらくすると、無性に腹が立っているような厳しい表情に変わって行きました。
なぜなら、まわりの人たちに無言で冷たい目線を向けられた事、上から目線で女性に注意されように感じてしまったからなのかもしれません。
その母親は、その時「これが日本人のやり方なんだ」そして「そんなやり方をされたら息苦しくて、自分にはたまらない、こんな日本人のやり方は私には到底受け入れられるものでは無い」と感じたのだそうなのです。
以上が話の内容です。
この話の中で一番間違っていたことは、日本人の女性は決して「上から目線」で注意したのでは無く、「横から目線」で仲間として女性に注意をしてくれたと言う事なのです。
そしてトラブルを防ぐ目的や、これ以上恥ずかしい思いを外国人である女性にさせないように、暖かい気持ちを込めて注意をしてくれた思いやりが、その母親には全く届かなかったのでした。
まさにコップ半分の水を見て、半分しか無いと感じるか、半分も入っていると感じるかの「心眼」の違いにあったのだと考えさせられてしまいます。
同じ様に「利己主義的な考え方」が、日本人の間にも増えて来ている事は本当に残念なのです。
「利己主義」の先には平和は来ませんが、マナーの先には平和が見えるのです。
マナーを守らないのは「恥」であり、そのような人を日本人として認めてはいけないと考えます。
そして「プライバシー」よりも「マナー」を優先し心の繋がり合う社会の方が、どんなに心地よく、社会に利益と幸せもたらすものであるかという事をもう一度しっかりと考えて欲しいのです。
もし日本人がダビデ、イエスキリストの正統な血を引く後継者だとしたなら、ユダヤ人が迫害されて来た歴史と重なる部分も大きいのです。
優秀な技能を持つがために、かえって畏れられて、差別され、迫害されて来たのです。
現代においても、日本人は欧米エスタブリッシュメントのWAPSからは差別され、GHQによる自虐史観を未だに植え付けられ、国連の常任理事国にもなれない状況にあるのです。
しかしながら、日本人は世界最強の二番バッターであるという自覚を持つ事が肝心なのです。
あえて、嫌われ役を引き受けることで、世界の平和が叶うのであれば、それこそが日本人の生きる道であり、存在意義となるのではないでしょうか。
そして、今後の戦争を避けるためには21世紀の最強兵器となる「頭脳」を鍛えなければなりません。
そして人類を助ける新たなモノ作りやシステムには、頭脳を作るシステムが必要となって来ます。
モノづくりで世界をリードする日本にとっては、益々「頭脳」を鍛え「頭脳」で勝負しなければならないのです。
そして「頭脳」こそが世界の平和を救うのです。
だからこそ、日本においては「頭脳」を鍛える為の教育こそが最優先の課題事項となるのです。
そして未来とは「頭脳」なのです。6Gの技術に支えられて発展するであろう、今後の世界の未来は「頭脳」なのです。6Gの世界では、メタバースを中心と、した第六次産業が発展し、六次元の世界となって行きます。
「頭脳」の内では、シナプス情報を統合し、統合した情報の中から必要な情報同志を結び付け、そして「新しい仕組みを発明する」事こそが、最大の目的であるのだと私は固く信じているのです。