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残像トレーニング 76

 残像トレーニングはスポーツ界でもよく使われるトレーニング方法です。
 意識を集中して、特定の図形を約20秒~30秒見つめたあと、目を閉じ瞼の裏にその図形を思い浮かべるという簡単な方法なのです。
 七田式では瞑想をして、体をリラックスさせてから残念トレーニングを始めます。
その後、オレンジ色のカードと真ん中の紫の点を、一分ほど集中して眺めます。目を瞑り、まぶたの裏に映る色をできるだけ見続けて記憶します。
「残像」は、例えば光を見たときに、その光が消えた後もそれまで見ていた光や映像が目の前に残って見える現象をいいます。
その残像を意識的に見る(感じる)ことで、集中力を高めたり、リラックスすることができるようになります。その結果、無意識まで見ることができるようにもなるのです。
 残像記憶トレーニングの効果は、
①画像がより鮮明に長く残るようになると、イメージを呼び起こす力が高まり、記憶力のアップに繋がります。
②頭の中でイメージをクリアに描けるようになると、行動が積極的になり、集中力が高まります。
③普段、仕事や学習で左脳を使うことが多い人にとっては、右脳を活性化することで、左脳を休息させる効果があり、その結果として頭がスッキリとします。
④イメージ画像の記憶を辿って、それを引き出す訓練をすると、記憶障害の防止にも繋がります。
⑤ひとつのことをイメージ出来るようになると、それに関連することがらも、どんどんと見えてくるようになるので、創造性をアップする効果もあるのです。
 残像トレーニングを続けると、残像を見ている時に脳の一部が活性化し、脳からα波やθ波が出るようになるようです。初めのうちは、残像は20~30秒で消えてしまいますが、残像訓練を続けていると、残像の残る時間が徐々に長くなっていき、反対色ではなく、そのままの色で見えるようになるのです。
残像がそのままの色で残像が見えるようになると、そのころからイメージを描くカが活性化して来るのです。そして最初に現れた残像の色や形が、自由に変えられるようにもなり、自発的にイメージが見えるようになるようです。
 残像は、目が見ているのではなく、脳が直接見ているので、右脳のイメージとは、目が見えるのではなく、網膜上に映像が現像されることによって、見えるようになっているのです。
 野球用等の、スポーツ選手向けの残像トレーニングのCDなども市販されているようですので、右脳トレーニングとして是非やってみて下さい。
 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで、実行してやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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