見出し画像

第三章の26◎76年間も見て見ぬ振りの日本人

 マッカーサーが与えてくれたサングラスの影響もあり、日本人は72年以上に渡り、都合の悪い事に目を閉じて来てしまいました。言葉を変えると、生き残るために真実から逃げて来たのでした。
「人間牧場」のやり方に洗脳された振りを装って、肝心な問題に対して意見を主張し、議論する事をあえて避けて来たのでした。
もともと争いが嫌いで、嫌がらせを受けたり、不利になったりするぐらいなら「長いモノには巻かれろ」「横並び意識」という考え方も手伝い、日本人は真実を誤魔化して来たのでした。それでは「心眼」でみる事を、拒んでいるのと同じ事になるのです。
今一度、原点に戻って「心眼」を持って現実から逃げずに本質を見つめてみましょう。
「心眼」を閉じて片目だった日本人にとっての問題
①米国による政治的、植民地主義支配
②金融支配
③エネルギー支配
④食糧支配
⑤マスコミ支配
第二次世界大戦で片目を失った日本人 
第二次世界大戦敗戦処理の為、6年間GHQが日本を直接支配
GHQは、日本の国力を落とすための政策を次々と実行したのでした。
①国家神道の禁止
②教育勅語の禁止
③大家族制度の禁止、貞節、処女信仰
④穀物の輸入
⑤平和憲法の導入
⑥財閥解体、農業解体
⑦3S(スポーツ、スクリーン、SEX)
日本は平和主義を守る為に、多くの条項を受け入れました。
言わば、大切な片目を犠牲にして、本来見える領域に対して視えない、見ない領域を作ることに合意、苦渋の決断をしてしまったのでした。
しなしながら、日本人への洗脳はもう終わりなのです。
日本人をこれ以上、騙し続けられる訳が無いからなのです。本当は見えていたのに、知っていて見えぬ振りをして来た日本人、騙されるのは、もうおしまいにしましょう。そして、国際金融資本や軍産複合体にハッキリ「No」と宣言しましょう。
それに日本の責任とは誰の事なのでしょうか?
靖国参拝問題や南京大虐殺の問題が、しばしば国際問題となっているのですが、そもそも、誰の戦争責任を誰に取って欲しいのでしょうか?
   関東軍なのでしょうか?日本陸軍なのでしょうか?
それとも、日本海軍なのでしょうか?
   戦争の事例を見てきたように、第二次世界大戦を動かして来たのは陰の勢力であり、その中でも特に大きな影響を与えたのがスパイ達でした。
  スパイ達は自軍を装い、敵軍の為に動いていました。また二重三重国スパイも居たのですから、実際は反対側の責任だったのかもしれないのです。
   また一定の軍に所属していても、軍の命令を無視して悪事を働いた者もいるでしょう。どんな戦争においても、虐殺行為は当たり前のように発生していました。
ですから、戦争そのものが悪であり、戦争を始めた事自体について我々は懺悔しなくてはならないのです。
   つまりは、個別の戦争責任を問う事自体は、ナンセンスであり、とても難しい事なのです。
   それはマッカーサー自身、東京裁判が間違いだった事を認めている事実からもわかるのです。
   だからと言って、サンフランシスコ条約との絡みも有り今更、間違った東京裁判をやり直す事も残念ながら難しい事なのです。
   我々が出来る事は、過去の問題については、出来るだけ正確な事実を解明し、二度と同じ過ちが繰り返されないように、人類の歴史にしっかりと刻みつける行為だけなのです。
 日本も近隣アジア諸国や欧米と協力して、本当の歴史、事実関係のみを明らかにする努力を続けて行くべきなのです。
   歴史的偉業は死にません。また、歴史的残虐行為も負の遺産として生き続けるのです。
  これらを背負い続ける人類の責任とその荷は果てしなく重いものであり、関係する者達にとっては、重い十字架となるのです。
   歴史的残虐行為を立証する為には、加害者と被害者に関する正確で具体的な人物名や、その証拠を後世の為にも残して行くべきなのです。
最後に、日本人の美しさはなぜ見てもらえないのか?
という問題をもう一度考えてみましょう。
なぜならは、日本の良さ、美しさは、内なる「精神」・「道徳心」であり眼では直接見えない物だからなのです。
さらに、外に見せびらかすパフォーマンスでも無いから、また迫害から逃れるため日本人は本質を内部に隠してきたからなのです。
 日本人の美しさは、第三の目で見えるもの、また全身で感じるものだから、外からは中々視えないのです。
「心眼」を持つ者だけに見えるのが、「日本人の価値観」そしてそれこそが日本人の美しさなのです。
まして、目で見えるモノだけを近代科学の対象として扱ってきた「植民地主義者」の目からは、全く視えなくても不思議では無いのです。




いいなと思ったら応援しよう!