AIでは出来ないこと
安宅和人氏の著書「シンニホン」をヒントにして、AIでは出来ないことを自分なりにもう一度まとめ直してみました。
AIが出来なくて、人間が出来ること。
①夢(大志)
人間には夢があります。また大志、大和魂があります。夢があるから、それがモチベーションとして働き、やる気が湧くのです。
また、夢があるからこそ創造力や創意工夫が生まれ進歩するのです。
AIは過去にあったことを再現する能力には優れていますが、未来の夢に向かって新たなことをするのは苦手なのです。
②創造力
人間には夢があるからこそ、0から1を創造出来るのです。
前例が無いことをやって魅せる人間になって欲しいのです。
また、誰も考え付かないような、独創的で斬新なデザインは、人間の能力の方が優れているようです。
AIの場合には、そもそも創造的な枠組みをデザインできません。無機質で機械的、合理的な味気ないデザインになりがちなのです。
見えないモノを見える形で表現しデザイン出来る人間になって欲しいのです。
③主体性や感情がある
人間には主体性や感情があるから、それが推進力にもなり、正しい方向へと進むことが出来るのです。AIには感情が無いので、相手に対する思い遣りに欠けてしまい。望む成果に至らない可能性が高いのです。
④信頼性
AIには常識的な判断ができません。
法律のような決まりも杓子定規に判断するので融通が効きません、
人間生活には信頼性、忍耐力をも要求されるのに対してAIにはそれがありませんので、合理的な信頼は出来ても、人間性を無視することがあるので、本当の意味での信頼性を獲得することが出来ません。
⑤忍耐力
AIはパターンで処理し、人間は組み合わせて考えることが得意なので、問題が複雑化すればするほど、AIでは答えが出せなくなってしまうのです。
優れモノと優れモノを組み合わせて考えることが出来るからこそ、新発明を創造出来るのです。
AIは24時間365日休まずに働くことが出来ますが、人間には出来ません。
しかしながら、人間は忍耐を通じて、問題を潰して、改善や新たな発明に繋げることが出来るのです。単純に休まずに仕事をするのと、考えながら次に繋げる仕事をする為に、日々忍耐を続けている人間との違いがそこにはあるのです。
⑥リーダーシップがある
AIには、人を動かす力がありません。
それに対して人間にはカリスマ性や思い遣りを駆使して人を纏めたり、夢に向けて人々を引っ張って行く求心力があるのです。
人間は協力することで、シナジー効果を生み出して、生産性を高めたり、新しい方法を生み出すことが出来るのです。
⑦仮説力、問題解決力がある
人間は、新たな答えや仮説を生み出すのが得意なのですが、AIは苦手なのです。
AIは的外れな仮説を沢山出してしまうのですが、本当に必要なものを絞り込む能力は人間の方が高いのです。
仮説を立てられる人は、問題を捉える際に、何が「要」イシューなのか?論理のへそと構造が見えるのです。
五感を使ったメタ認知でビッグデータや数値やIT技術を操れる人、すなわちデータアナリストの能力があるのです。
以上を見てきたように、意志、感情、夢を持ち人間的な感性豊かな人間こそがAIにも勝る素晴らしい魅力なのです。
その為には、7つの能力を鍛えていかなければなりません。
すなわち、大志、創造力、主体性、信頼性、忍耐力、リーダーシップ、問題解決力なのです。
そしてTANQクラブは、そのような人財を育てる為に、最高の機会を与えることが可能なのです。
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