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ノルアドレナリンの放出「規則正しい生活習慣」

本日は、子育てを楽しむための「規則正しい生活習慣」について、書いて行きたいと思います。

①規則正しい生活習慣
規律正しい生活習慣「規律正しい生活ができる」
この力があれば将来、結果が出せる人になれます。
規則と規律の違いは、単なるルールである規則に対して、「規律」とは、「規範に基づいて、自分を律すること」です。
子ども達には小さな習慣を積み重ねながら、規律正しい生活をさせてください。それは人間生活の基本だからです。特に夏休みや冬休み中期間に生活が乱れると、新学期から学校の勉強についていけない子どもが出てしまうように、長期休暇中の生活習慣が大切です。規律正しい生活をさせる為に有効な手段の一つにルーティーン化があります。
イチロー選手がバッティングの前に、行う一連のルーティーン動作のように、決まったことを決まったように繰り返し自分を律することが、規律正しい生活を送る為にも有効です。
もしも子ども達を優秀に育てたいと思うなら、家族揃って規律正しい生活をすることが先ず第一に必要です。子ども達が面倒くさい、と言う前に習慣化してしまうことこそがコツなのです。
一度毎日の日課となってしまえば、あとは考える前に体がかってに動いてしまうので、面倒くさいと言う時間すら無くなってしまいます。
規律正しい生活によって、親がいちいち説教をしなくとも、健康な体とヤル気も自然に獲得することができるようになるので、最も効果的な教育方法です。イチロー選手やラグビーの五郎丸選手のように、特に大事な事柄に関しては、ルーティーン化することも大切です。
いつもやっていることは体が覚えているので、いざと言うときにも失敗を犯すリスクが激減するからです。
そして毎日、早寝早起きをして規律正しい生活を送ることが、子育ての基本だと思いますが、これらの習慣は体育会出身者なら当たり前に身についている能力です。
ですから、就職活動の際にも体育会出身者が優遇されるのは、当たり前のことかもしれません。大きく言うと、多くの体育会出身者は七つの叡智のうち、①大志④信頼性⑥忍耐力の能力を持ち合わせている者が多いからです。七つの叡智の内の三つを持っているのだから、優遇されるのは当たり前かもしれません。
ですから父親には、子ども達には運動や武道を習わせることを強くお勧めします。そして何よりも大切なことは、親子が一緒になってやるという姿勢です。誰かに預けっぱなしでは、父親失格です。
まさに環境と習慣が子ども達を創ります。
 幼児の頃から規則正しい生活を身に付けておくと、 一生涯規則正しい生活習慣を持続出来る人間になれます。また、結果を出せる人財になることが出来ます。
規則正しい生活習慣のメリットは、
①主体性が高まる
重要な時間を確保することが出来、生活ストレスも少なくなるので、余裕を持って自分がやりたいことに取り組めるようになります。
②健康になる
不摂生だとカラダを壊す危険性が高いのですが、それが無いので、カラダのリズムが整い、睡眠時間も確保出来、健康的な生活が送れるようになります。
③頭の回転が速く活発的になる
余計なことに巻き込まれたり、考えたりする事が少なくなり、効率的に物事を考えたり、処理出来るようになります。
④ルールを守れる
ダラダラと行き当たりばったりの行動をしていると、やがては約束を守れなかったり、ルールを破ったりする結果になってしまいます。
 規則正しい生活をしていれば、素早く解決出来るので、結果的にルールを破ってしまうことも防げるのです。
 ところで日本の学校では、正しい生活を学ぶ場所でもあるので、決められた時間ぴったりに学校は始まり、決められた時間割に基づき進められる場所なのです。
授業が始まれば、全員がお行儀よく椅子に座って、黙って先生の講義を聞き、先生の指示に従い授業が展開していきます。
授業後は決められた休み時間や給食の時間、ホームルームの時間やお掃除の時間通りに、すべてのカリキュラムが進みます。
遅刻や早退が出ないように、毎日緊張した生活を送るのです。
 毎日決まった時間に授業が始まり、決められた時間に学校は終わるので、学校に通っている平日については、とても規則正しい生活ができる仕組みになっています。
 しかしながら、学校が休みの土日祝日や夏休みなどの長期休暇中は、各家庭の管理と移るので、生活習慣が乱れる生徒も多く、特に夏休み明けに学校が再開された時期には、授業や学校の生活習慣についていけなくなる生徒が出易いのです。
 以上のように、規則正しい生活はとても大切な習慣なのですが、決められたままに行動するだけの、受け身型の指示待ち人間になってしまっては、これからの世界では通用しません。
 絶えず自分の頭で考えて、主体的に行動する習慣を学ぶ環境こそが教育現場では、要求されるのです。
 子ども達の信頼性を伸ばす為には、管理される人間では無く、自分自身を管理コントロール出来る人間に育てなければなりません。
 その為の第一歩が、規則正しい生活を通じて、自分自身を管理コントロールして行くことなのです。
 子ども達に、規則正しい生活習慣を身に付けさせてあげてください。

②早寝早起き
早寝早起きの習慣は、優秀な子ども達を育てる為の必須条件なのです。
それには両親自身が早寝早起きを率先して見本を見せてあげてください。
 子ども達は、一日中しっかりと遊び、学び、くたくたになるまで運動をすれば夜更しができなくなるはずなのです。
充分な睡眠と早起きは、子ども達に健康な体と、ヤル気を与えます。朝スッキリと起れれば、切れ味の良い子どもになります。
そして寝ている間に脳内では、一日の学習内容をじっくりと整理して、必要な情報を頭の中に格納し定着化させてくれるのです。
 早起きをすれば、父親とも顔を合わせ、一緒にゆっくりと朝食が食べられ家族の会話も弾む筈なのです。
早寝早起きのメリットを整理すると、
①朝の作業は捗る
朝は頭も冴えているので、同じ時間勉強や作業をしても効果が高いと言われいるので、朝の時間を上手に使うことは良い結果にも繋がり易いのです。
②宿題を忘れたり、学校での居残りが減る
仮に夜に宿題を忘れていても、朝で挽回することも出来るので、宿題が出来なかったり、宿題を忘れた為に残されることも無くなります。
③休日が長く感じる
休日にも早起きをすることで、1日を長く有効に活用することが出来るので、休みも充実させることが可能になります。
④朝型生活は精神が安定する
休みも含めて、毎日ストレス無く過ごせるので、ストレスも無くなり、安定した精神で過ごすことが可能になります。
 子ども達の信頼性や規則正しい生活習慣を身に付ける為に、早寝早起きを是非させてあげてください。

③ルーティン
ルーティーンとは、決まったときにやる一連の動作のことで、「日課」ともいえます。日課を繰り返し、エッセンスを凝縮した一連の動作パターンのことなのです。
 ルーティーンは脳内のドーパミンサイクルが、行動の習慣化へと投影されたもので、ゲン担ぎにも使えるパターンなのです。またルーティーンをトリガーとして、ドーパミンサイクルを呼び起こすことが出来るので、やる気と結果にもつながるのだと考えます。
ルーティンの効果は、
① 順番を考える必要が無く、迷わない
やるべき事が決まっているので、ただ集中してやり切ることだけに専念することが出来ます。
②やる気スイッチが入る
自然にやる気スイッチが入る切っ掛けにもなります。
③集中できる
余計な事に心を奪われることがなく、無駄無く行動出来るようになります。
④高いクオリティが再現出来る
毎日積み重ねて来て、カラダに染み込んだ成果をそのままに、高い精度で再現することが可能になります。
⑤不安を解消できる。
成功体験がカラダに染み付いているので、安心に繋がります。失敗する恐怖や不安からも解放されます。
⑥調子を問わず出来る! 
調子が悪い日でも、カラダに染み付いたものをその日の最大限の力で対応することが出来るので、結果として上手にまとめることが出来るのです。
⑦努力を習慣化が出来る
毎日の繰り返しを習慣化出来るので、努力が無駄にならずに、習慣として定着します。
⑧結果が勝手に付いてくる
成功体験の繰り返しを行うので、良い結果が出ることが当たり前になります。
⑨バージョンアップがし易い
積み重ねた努力が、更に上のレベルへと昇るバージョンアップにも繋がるのです。
 子ども達に信頼性や規則正しい生活習慣を身に付けさせたいのであれば、毎日やるべき事をルーティン化して実行させるようにしてみてください。
きっと素晴らしい結果に繋がる筈だからなのです。

④小さな習慣
小さすぎて失敗すらできない”ことを習慣化することが、やがて子ども達の大きな結果につながります。今回は、スティーヴン・ガイズ氏の著書「小さな習慣」を参考にして、小さな習慣について、まとめさせていただきました。
 小さな習慣、小さな成功の繰り返しによって、発生するドーパミンサイクルが習慣化されて、行動習慣を安定継続することができるようになります。
つまりドーパミンが良く分泌されるようになるのです。
 そしてドーパミンを分泌し易くするには、A10神経への刺激が大切だと言われています。なぜならば、A10神経が重要度を判断し、情報にレッテルを張る機能があるからなのです。A10神経が重要と判断した情報へはドーパミンが出やすくなるので、A10神経に重要だと認めてもらうことで、ドーパミンサイクルが強化されるのです。
小さな習慣を定着させる方法は、
①身につけたい習慣をリスト化してみる
大きな習慣に集中するのは厳しくても、小さな習慣なら、一度に複数の習慣に取り組むことが可能な筈です。意思の力はほとんど必要なく、プランにも柔軟性があるからです。量が多くなると注意力が分散され、忘れたりしてしまうので、せいぜい2つか3つくらいの小さな習慣を選んでリスト化するのが、ちょうど良いかもしれません。
プランに対して脳内では、抵抗するどころか、励ましてくれるようになっていきます。
小さな習慣に関しては、“小さすぎる”は無いので、小さすぎて失敗するはずがない行動を毎日繰り返す、それがキーポイントになります。
②「ドリル」を使う
自分の選ぶ習慣が努力に値するのかを知る一番の方法は、「なぜその習慣を選ぶのか、その理由を明らかにする」ことなのです。
それには、「なぜドリル」を使うのかを自分自身に問いかけてみることなのです。
ドリルの役割は、「掘り下げる」ということなのです。
 取り組もうと思っている習慣をリストにしたら、「なぜそれを望んでいるのか」を考えてみます。
シンプルな「なぜ?」の問いかけが、物事の核心まで掘り下げる優れた方法になるという考え方なのです。また、このドリルを役立てるには、正直に応えることが絶対条件となります。だからこそ、本当に深いところまで掘り進めることが大切なのです。
③行動開始の合図を決める
小さな習慣の行動開始の合図で一般的なのは、時間ベースのものと行動ベースのものの二つになります。時間ベースの場合には、たとえば「私は月・水・金の午後8時から10時に勉強する」と決めます。行動ベースなら、「月・水・金の夕食を食べ終わってから30分後に、机に座って勉強する」というように決めるのです。会社勤めで、規則正しい生活を送っている人なら、時間ベースの合図が適しているそうです。
フリーランスのように仕事のスケジュールが柔軟な人は、行動ベースの合図を選ぶほうが、確実に習慣をこなせて、スケジュールも柔軟に保てることになります。
どちらを使うかは、望むライフスタイル次第となります。
④報酬プランを考える
自分の脳にご褒美を与えることが大切です。
結果的にそれが、小さな習慣を定着させてくれるからなのです。
習慣づくりは、子ども達に自転車の乗り方を教えるようなものと考えてみてください。
最初は、自転車を支えてあげて、子ども達を安心させペダルを踏ませます。そして、どこかの時点であなたはそっと手を離しますが、子ども達は自分の力で走りだします。これと同じように、最初のうちは運動のあとに、脳に付け足しの褒美を与えてあげ、やがて脳は満足感とエンドルフィンだけでも十分だと感じ、その行動を続けられるようになるからなのです。
小さな習慣から始めてみて、規模が増えたときには自分を褒めてみる。そして、たとえ最低限の目標を達成しただけであっても、小さな習慣はやがて規模が拡大するものなのだと考えるようにします。
そういう姿勢や考え方こそが大切なのです。
⑤すべてを書き留めておく
何かをすぐに書き留めておくと、それを頭の中で上位に位置づけることが出来るようになります。
そして記録する際にはパソコンでは無く、なるべく手書きをする必要があるのです。手書きの方が頭の中で定着し易いからなのです。
 しかし、現代ではスマートフォンが持ち運びにも便利なので使いたいという人も多いのが事実です。スマートフォンの方が目で見て視認しやすく、お知らせ機能も利用できるなど、iPhone等のスマートフォンのほうが優れている点もあるため、実際問題としては自分自身にとって使いやすい手段を選べば良いと考えます。
⑥小さく考える
小さな習慣が素晴らしいのは、失敗を恐れる必要がなく、罪の意識を感じずにすむからなのです。
たとえ意思の力を使い果たしていても、やるべき課題は本当に小さなものなので、どうにでもやり遂げる方法を見つけられるからなのです。
どんなに意思の力が不足しているときでも、小さな課題なら、こなせないと思う日は1日としてありません。
つまり小さなステップは歩みを止めさせないことが成功の秘訣なのです。
⑦スケジュールを着実にこなし、期待しすぎない
自分に高い期待をかけると、可能性が広がるもの。しかし「1日に12キロ走る」「3000ワードの文章を書く」といった大きな目標は、避けたほうが無難だといいます。
目標は小さなものに保ち、それを上回ればいいのです。
どれだけ課題をこなすかに高い期待を持つよりも、継続することに期待とエネルギーを注ぐべきなのです。
⑧習慣になる兆しを見逃さない
「習慣に抵抗がなくなる」「行動が自分と一体化する」「無意識に行動する」「不安がなくなる」「日常化する」「退屈になる」が習慣化の兆しなのです。
 この状態になると、つい自分でハードルを上げそうになりますが、小さく始めて期待のプレッシャーを取り除くことこそが、小さな習慣の成功のレシピになります。
小さな習慣を習慣化することが、軽々とした足取りでより良い結果を得られる方法だと心得ましょう。
このような「習慣になる兆し」を見逃さないことも、小さな習慣を成功させるために大切なのです。
 子ども達に信頼性や規則正しい生活習慣を身に付けさせたいのならば、是非、小さな習慣を身に付けさせることから始めてみましょう。
 きっと素晴らしい大人へと成長して行くことになるものと、信じております。

⑤朝学習
東大生の多くが朝学習をリビングでして来たという、多くのアンケート結果からもわかるように、朝学習の生活スタイルこそが勝ち組の生活スタイルなのです。また朝の頭が一番冴えている時間に、頭を使って考える問題を解くことで、頭が活性化します。朝の時間帯を算数などの頭を使う学習に使うことで、その効果が数倍にもなるかもしれません。
 毎日の生活を、朝型のライフスタイルに転換することで、体のリズムも良く健康的でなお且つ効率的に一日の時間を使えるようになります。
まさに願ったりかなったりで、良いことばかりの生活になり、子ども達の能力も上がります。
朝学習のメリットをまとめ直すと、
①1日掛かりで問題を考えられる。
たとえ朝の時点では問題が解ききれなくても、一日かけてじっくりと頭の中で反芻していると、頭の中で氷が少しずつ溶けるようにときほぐされて、やがて難しかった問題が理解出来き、解けるようになってきます。
②頭がリフレッシュされている
朝勉強するメリットの1つ目は、「頭がリフレッシュされた状態になる」ということです。
脳は1日に得た情報を寝ている間に整理します。
そのため、長い睡眠を取った後の朝の時間帯は、脳が1日の中で最もリフレッシュされた状態ということになります。この状態の時の脳は、新しい情報を吸収しやすいと言われているのです。
③空腹によって記憶力が増している
空腹時には人間の記憶力が増します。
空腹は放っておいたら人間の生命に直結することだからなのです。
 人間が狩猟採集で食料を得ていた時代には、食料である果物がどこにあり、動物が以前はどこにいたのかという情報を全て覚えていなければなりませんでした。
現在の人間にもそのDNAは受け継がれており、空腹状態になった時には記憶力が増すと言われているのです。
④勉強の習慣が付きやすい
朝は新しい習慣を作るのに最高な時間帯なのです。朝一番にやることは、他の予定によって潰れる可能性が低く、朝は自分をコントロールする力や集中力が一番強くなる時間帯だと言われているのです。
そのため、これから受験勉強を開始しようと考えている人は、いつもより30分早く起きて、学校の授業の予習や復習をしてみるのが良いかもしれません。⑤短い時間だから集中力途切れにくい
朝は、忙しい人がほとんどなのだと思います。
学生なら学校に行かなければなりませんし、大人は仕事に行かなければなりません。そのため、朝勉強に使える時間は30分から1時間程度に限られてくると思います。
しかしながら、時間が限られているからこそかえって人は集中出来るのようになるのです。
学校が終わった後に1時間ゲームをしてから勉強を始めるよりは、その時間を削って早めに寝て、朝1時間早く起き、勉強した方が受験にはよっぽど役に立つと考えられます。
⑥朝はアウトプットに適している
朝は脳が最も効率よく働く時間帯なのです。
特に、起きてからの3時間程度は「ゴールデンタイム」と呼ばれており、クリエイティブなことをするのに適した時間帯だと言われています。
受験勉強においてのクリエイティブなこととは、「頭を使う問題を解くこと」なのです。
具体的に言えば、国語や英語の文章題や数学、物理などの考えて解く問題になります。
 子ども達に信頼性や規則正しい生活習慣を付けさせたいのならば、毎朝のリビングルーム学習を是非とも始めてみてください。

⑥長期休暇
子ども達は、長期休暇の過ごし方で、大きな差が開くので、どのように長期休暇を過ごすかは、とても大切な要因なのです。
「起床」「勉強の準備」「朝食」「大便」「勉強」「昼食」「自由時間」……などの時間をあらかじめ決めておいて、家の中で良く見えるところに貼っておくことが、絶対条件となります。
 また、やるべきことを「カード」にして冷蔵庫などの見える場所にも貼っておくことをおすすめ致します。100円ショップで磁石のシートやホワイトボードを購入して活用してみてください。
 例えば、朝なら「洗面・手洗い・うがい」「髪をとかす」「着替える」「脱いだ服をたたむ」「勉強の準備」といったカードを作り、できたら一つずつ裏返します。裏には、花丸やニッコリ笑顔のマークなどを書いておくといいでしょう。朝食後は、「食器を下げる」「歯みがき」「トイレ」「勉強を始める」などのカードが考えられます。
長期休みの良い過ごし方
①前学期の復習に取り組む
長期休みにしっかりと復習出来れば、学んだことが無駄にならずに、しっかりと定着させることが出来るので、基礎固めになります。
②期間を通じて、計画的に勉強・運動に取り組む
ルールとスケジュールをしっかりと決めて、見え易いところに貼りましょう。
③長期休暇期間にしかできないことに取り組む
日頃は時間がなかなか取れない時間がかかる取り組みに、是非チャレンジしてみましょう。
④リズムを変えず、規則正しい生活を心がける
早寝早起きが基本で、それをルーティン化し、スケジュール通りに生活しましょう。
⑤祖父母宅に帰省する
なかなか会えない、おじいさん、おばあさんとの交流をして、様々なことを学んでください。
尚、甘やかさないで厳しく躾てもらう事がポイントになります。
長期休みの悪い過ごし方
①初日に宿題を全部終わらせ、残りは遊んで過ごす
宿題を早めに終わらせることは大切なのですが、残りの期間もしっかりとスケジュール通りに規則正しい生活で過ごしましょう。
②休暇の最後に、慌てて宿題や提出物をやる
物事は帳尻だけを合わせようとしても上手くはいきません。スケジュール通りに実行出来るように努めましょう。
③不規則な生活
早寝早起き、朝学習こそが理想の生活習慣になります。
④毎日勉強内容がまちまちで勉強習慣がつかない
今日の9時から50分間は◯◯のテキストの15ページから20ページをやる。と言ったように、スケジュールは詳細で具体的であればあるほど、実行し易く、それを実際に実行出来る人こそが、成功者に近いのです。
⑤ゲームばかりやってしまう
受身型のゲームは主体性を破壊してしまうので、お薦めは致しません。なるべくマインクラフトのように、創造性やデザイン力を向上させてくれるゲームを選んで、決まった時間だけやる習慣をつけましょう。
あらかじめ、決めておいたルールとスケジュールをしっかりと守りましょう。
 新学期の子ども達を見ると、長期休暇中の生活習慣が態度として表に出てしまうので、直ぐにわかってしまいます。特に集中力に差が出るので、長期中の生活態度が手に取るようにわかってしまいます。
 そんなだらし無い子ども達にさせてしまうのは、両親の問題でもあるのです。
 子ども達の信頼性や規則正しい生活習慣を身に付けさせる為にも、具体的なスケジュールをしっかりと立てて、家の中に貼って実行させてあげてください。

⑦腹八分目
日本では、子ども達がお腹一杯に食べれば、体が大きく強く成長出来るので、お腹一杯に食べることが、良いことのようにされて来ましたが、果たして本当にそれて良かったのでしょうか。
 本当は、お腹一杯にすることは、健康には決して良いことではありません。
 そして、腹八分目を実践するのは、なかなか難しいことなのですが、子ども達には、あえて我慢することを覚えさせてあげてください。
 1980年代から、世界各国で食事の量を一定に制限した場合と、好きなだけ食べさせた場合とでは、平均寿命にどのくらいの差が表れるのかを、ラットなどの小動物を対象に研究がされてきました。
 日本でも同様の研究が行われ、食事の量を一定量に制限されたマウスのほうが、1.6倍強も長生きしたという結果が報告されているのです。
 この研究では、「カロリー制限をすることで、免疫力が高まる」ことも立証されています。
その後の研究でも、一定のカロリー制限をすることによって、細胞の老化を遅らせることができる、という事実が明らかにされました。
 動脈硬化が招く脳卒中、心筋梗塞、高血圧、また細胞の機能不全によって引き起こされるがん、さらには糖尿病など生活習慣病の予防に、この腹八分目の効用が指摘されるようになったのです。
 アメリカでは、サルを対象に、腹七分目(カロリー30%カット)で実験が行われ、血圧、血糖値、体脂肪、中性脂肪などの改善が見られたという結果も報告されています。
 人間を対象とした実験でも、被験者全員の体重が減少、また生活習慣病に関する数値(血圧、血糖値、コレステロール値など)も、ほぼ減少し、健康寿命を延ばす可能性のあることがわかったのです。
 また、遺伝子の研究からも、「カロリー制限」することによって、機能する期間を長くでき、異常細胞の増殖が原因で発症するがんや、アルツハイマー病のリスクなど、加齢に伴う病気の発症を遅らせることができることがわかったのです。
 子ども達に我慢をさせる事で、忍耐力が付くだけで無く、健康や寿命にまでプラスに働くのですから、決して与え過ぎてはいけないのです。
 与え過ぎてしまうと、子どもの頃は我儘になり、好き嫌いも激しくなってしまうので、少しも良いことは無いのです。
また、精米後の白米や製粉した小麦は糖質やグルテンが高いので、過剰に摂っては健康に悪いのです。
さあ、今日から食事は質素にして、少ない量でも質の高い醗酵製品等のスーパーフーズを中心にした食生活に切り替えて行きましょう。
 その方が、本当に健康的な子ども達に育つ筈だからなのです。

⑧結果が出せる人
規律正しい生活習慣「規律正しい生活ができる」
この力があれば将来、結果が出せる人になれます。
結果は才能が生み出すモノでは無く、規則正しい生活習慣と努力が生み出すモノだからなのです。
つまりは、規則正しい生活習慣で努力出来ることこそが本物の才能だと言えるのです。
 ですから、子ども達には毎日コツコツとやるべきことをキッチリとやることを叩き込んであげて欲しいのです。
 規則正しい生活が身に付けば、努力することが当たり前になって、身体に染み付いてしまうので、面倒くさい、辛いと言う感覚自体が無くなってしまうので、ストレスを感じることなく努力することが出来るようになるのです。
 この世の中には、才能だけで簡単に手に入るモノは無いと言うことを、心に言い聞かせてコツコツと努力出来る人間に育ててあげてください。

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