大学は優秀な生徒をどう集めるべきか
メタバース時代の大学教育は、今迄の大学とは180度違うスタイルになるでしょう。
広く一般に対して募集を掛けるのでは無く、一部の熱狂的なファンを対象にしなくてはなりませんので、今迄よりも10倍難しい仕事になるかも知れません。
その様な状況では、究極の青田刈りスカウトとも言える発想で優秀な学生採用を進めて行かなければなりません。
それには、今迄のようなペーパーテストでの入試からパフォーマンス検定型の試験に移行しなければなりません。
また、親をも巻き込んだ早期イベント(親が行きたい大学)、就職先の見える化、授業料の免除、奨学金、有償インターン等を高校時代の秋から早期に始める必要がありそうです。
また、次のような経験スキルを持つ者に対しては、優遇措置をしてあげるべきなのです。
★エンジニアリングに付随する起業経験
技術書の執筆経験
★自身が開発したアプリのDL数100万以上、Kaggleにおいて、単独参加でコンテスTOP10%入賞経験
★競技プログラミングレート保持者
Topcoder 2200以上
AtCoder 2600以上
codeforces 2200以上
以下の学問分野におけるトップカンファレンスでの論文発表経験
自然言語処理音声処理画像処理機械学習情報検索レコメンデーションコンテキストアウェアHCI(ヒューマン・コンピューター・インタラクション)分散コンピューティングデータベースHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)
仮想化技術統計モデリングセマンティックウェブ
学生達が入りたいと思う大学にする為には、先ずは就職先の確保を考えなければならないと同時に、メタバース時代に必要とされる職業を意識した教育をして行かなければなりません。
今後5年で生まれるそうな具体的な職業は、
データ探偵
BYO(個人所有機器活用)ITファシリテーター
倫理的な調達(ES)責任者
人工知能(AI)事業開発責任者
エッジコンピューティング専門家
散歩・会話の相手
フィットネス・コミットメント・カウンセラー
AI支援医療技師
サイバー都市アナリスト
ゲノム・ポートフォリオ・ディレクター
人間と機械の協働責任者
財務健全性コーチ
デジタル仕立屋
最高信用責任者(CTO)
量子機械学習アナリストです。
また、今後10年で生まれそうな職業は、
仮想店舗シェルパ(案内役)
個人情報ブローカー
個人記憶キュレーター
拡張現実(AR)旅行構築者
ハイウエー制御官
遺伝子の多様性責任者になります。
以上を意識して学生達にアプローチして行く。具体的な対策は、話題ニュースを発信し、楽しいをアピールする。
ブランディングにも力を入れて、スタバ、TSUTAYA、お洒落なレストランを誘致する。
企業主催の夏休みセッションに参加して貰い、感激したらそのまま入学手続きをしてもらう。
地元高校の推薦枠を増やしたり、幼少期からイベントを通じてスカウトをして、地元と組んで優秀な人財を追っかけること。
小中高校生の全国発表大会のスポンサーになり、
全国有名中高一貫校に指定校推薦枠を設けること。
また自己推薦枠を設けて、夏休みのディベート大会参加、資格、受賞者を優遇してあげる。
企業と組み、経済的負担を軽減して大学に行き易いように、高校在学中からアルバイトを始めて学費を返せる仕組みを進めて行く。
パフォーマンス型試験をメインとし、ペーパー試験での人数を減らす一方で、成績優秀者は特待生とする。彼らのセンター試験9科目、試験点数を公開することで、偏差値が上がり見直される一方で、偏差値だけでは能力は測れないと世間に認識して貰う。
メタバースの必要性を啓蒙することで、優秀な学生達を集める力になることを目指すべきなのです。
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