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アイトレーニング 65

 アイトレーニングとは、眼球を素早く動かすトレーニングのことです。正しい判断をするためには、眼球を動かすトレーニングが必要なのです。
 プロ野球の審判も、体は静止したまま眼球だけを鋭く動かすトレーニングを行います。
 もし家でやるのなら、まずは両手の親指を顔の前に突き出して左右に開きます。最初に右指を見てから、素早く左指を見る運動を繰り返して、眼球を動かします。
 次には指を手前と奥の前後にして、遠近で視点を動かす眼球トレーニングを行います。読書の前に行うと、速読にも繋がります。
 プロ野球選手やボクシングの選手は、専門の機械を使ってビジョントレーニングをしています。
 ビジョントレーニングは、眼の諸機能を鍛えることによって脳を活性化させるとともに、集中力・判断力・情報処理能力など、さまざまな能力を高めることができます。
 通学や通勤に電車を利用する人なら、すれ違う電車の窓や電柱を素早く数える練習などが良いでしょう。
 元メジャーリーガーのイチローさんは、子どもの頃に、すれ違う車のナンバーを瞬時に足し算するトレーニングをして、動体視力を鍛えたそうなのです。
 信号待ちの時間などに、是非やってみましょう。
速読のトレーニングも、動体視力のトレーニングと多くの点で共通しています。
普段の読書などに速読法を取り入れてみると、動体視力もアップして一石二鳥となります。
 顔を固定し、指先で丸や円を描くように腕ごと回し、その指を目で追うというトレーニング方法があり、誰でもできる方法となっています。
 基本的には一周させながら目で追う方法となっていて、30秒ほどかけてゆっくりとおこなうだけで動体視力が鍛えられると考えられています。
また、指先を1秒ごとに動かし、それを目で追うという方法もあります。上下や左右、斜めなど、目が色々な方向に動くように動かしていくことによって、動体視力を鍛えていくことができます。
 これらのトレーニング方法を上手に使っていくことによって、動体視力のアップはもちろん、加齢による視力の低下など、目の機能全般を鍛えて健康を維持できるようにもなるのです。
 トレーニング方法はとても簡単なので、ぜひ実践しみてください。
 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで、実行してやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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