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第七章 問題解決力

 子ども達に、問題解決力を付けさせたいのであれば、両親は、子ども達に自分自身で「考える習慣」をつけさせなければなりません。決してマニュアル通りのマニュアル人間に育ててはいけません。
 21世紀の現代にはゴロゴロ存在する、基礎学力(知能・知識)の高い秀才ではなく、本当の天才(叡智)が求められる時代となっているからなのです。しかしながら、この問題解決力も創造力と共に、日本人には、やや不得意な分野なのかもしれません。やはり日本人の主体性の無さが、生んでしまった問題点なのだと考えます。
 問題解決力とは、見つけ出せる力、あぶりだす力と言い換えることもできます。
 ですから、問題解決力の高い子ども達がたくさん育つように、幼い頃からゲームを通じて、絶えず頭を使って考えるという習慣も身につけて欲しいです。
 ここで重要なのは、「頭を使う」ことなので、受け身的にやらされてしまうゲームでは全く意味がありません。
例えば将棋やオセロやチェスのように、対戦型のゲームならばより考える要素が増え、効果的だと思います。
 オセロは小学生でも大人を抑えて、世界チャンピオンになれますし、将棋であれば、藤井 聡太氏のように14歳でプロになり、18歳で最高位の九段まで上り詰めることも可能なのです。これらのことから、幼い頃から頭を使うことで、早い時期に問題解決力を取得出来ることが分かるのです。
 子ども達に問題解決力を付けさせる為にも、子どもだからと言って馬鹿にするのでは無く、早い時期から大人と対等に将棋やオセロで対戦してあげることがとても大切なのです。将来はきっと、前例の無い大きな課題でさえも問題解決出来る大人に成長してくれる筈だからなのです。
 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、子ども達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、子ども達と一緒になって全力で取り組んでみてください。 

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