深刻猫不足
はじめに
今日Xに流れてきたポストで、バチェロレッテ3に出演するチェン・ジャック氏が現在トルコにいると知り、羨ましくてキィィィィィーーーー!!!となっている。トルコといえば猫の国。街にも店にも遺跡にも、やたらと猫がいる猫王国だ。最近猫が不足しがちな私は、とにかく羨ましくてもう上手に呼吸ができないので、お気に入りのチャンネルで猫と南フランスを緊急吸入している。ここで猫と暮らしたい。
人間は猫が不足するとやさぐれる。最近のバチェ関連のXに蔓延るスペースデブリ達は一体何なんだ。全然、猫が足りてねぇよ。オイタが過ぎる奴はちょっと仕事サボって猫吸ってこい。ほらよ。
出演者との距離感
さて、猫を補充して一旦落ち着いたところで、出演者たちとの距離感について真面目に考えてみたい。
いつの間にか推しに感情移入し、泣いたり笑ったりしながら旅を見守った視聴者は、出演者たちに(勝手に)親近感を覚え、配信後も応援していたりする。それ自体はとても素敵なことだと思うが、配信時の出演者への距離感と、プライベートの日常へ戻った彼らへの距離感を間違えてはいけないと思う。
平野啓一郎の分人主義になぞらえて説明すると、「ショーのなかの分人A」と「プライベートの分人B」は別の人格だ。視聴者として、ショーに限定して分人Aの行動について批評するのは常識的な範囲で許されているが、プライベートの分人Bの行動について批評する権利などない。出演者はコンテンツではなく、法や倫理を犯しているわけでもない一般人だ。出演者にしてみれば、「お前、一体誰やねん」という話なのである。
聞こえる、聞こえるぞ、デブリ達の反発が・・・
「だって、最初に煽ったのは・・・」
「自分で気にしないって言ってたもん」
「他の出演者に対して失礼なことを言ったのは」
よし、デブリにかける言葉も惜しいが説明しよう。
まず、最初に言っておくが、批判の「理由探し」をしている時点で、それは、いじめっ子思考だ。現在起こっているのは1対多の構図であり、背景が何であれ明確ないじめだ。いじめにおいて、理由探しは絶対にやってはいけない。「悪いことは悪い」これが全てで、速やかに止めさせる必要がある。発端が何であれ関係ない。
分かりやすい子供向けの動画があるので、視聴してみてほしい。
動画で理解していただけたと思うが、「たとえ理由があってもいじめてはいけない」に尽きる。相手がどんな人格で、好きだろうが嫌いだろうが関係ない。いじめに正当性があるわけない。
ショーの外で彼女の気持ちを推し量るのは、それ自体が暴力になる可能性があるため推察はしないが、「気にしません」との言葉が本心だと、なぜそうも容易く信じてしまえるのだろうか。
弱みを見せるとデブリがゴキブリに進化しそうだから強がっている可能性だってあるんじゃないか?本当のことは部外者には分からない。分からないからこそ、安全サイドに倒すのだ。今すぐにこの事態を終息させる必要がある。
公式はなぜ動かないのか。配信後は全て自己責任で済ませるつもりだろうか。憶測に過ぎないが、見せ場不足のショーだったがために、出演者の本意が表明も許されないまま恣意的に編集した映像が放たれ、結果禍根を残してしまった可能性もあるんじゃないのか。それは本当に出演者の責任なのか?製作側には責任がないのか?
分からない。どの範囲でどう扱うべきか私には分からないが、一度事故が起これば番組の存続さえ危うくなるのに、声明のひとつくらい出せないものだろうか。放映がポシャるリスクに比べれば安いものだろうに。
公式の募集要項には、誹謗中傷の専門チームがあると記述されているが、対象はあくまで撮影期間と配信中に限られている。しかし、当然ショーの編集方向によって不利益を被ってしまったり、SNS対応が得意でない出演者だっているだろう。配信からプラス2年程度、ファン以外の記憶が薄れて安全になるまで猶予を持たせても良いのではないだろうかと思う。
きっとこんな風に木村花さんは追い詰められていったのだろう。「これぐらいのこと誹謗中傷ではないでしょ、皆言ってるし」というつもりで投げつけられた言葉が幾層にも積み重なった後に、最後の最後の引き金はきっと誰かの「そんなつもりじゃなかった」という軽い気持ちの一言だったのではないだろうか。
猫が見たいんや
最悪のことが起こらないように、できればバチェロレッテ3の祭りを楽しみにしているバチェ民にはカウンターを打ってほしい。シンプルに話題を変えるのがいいと思う。名前がトレンドに上がると参戦者が次々に増えるので、話題にしないのが一番だ。「#バチェラー #バチェロレッテ 」タグを、得意の予想や妄想で埋め尽くしてほしい。
もうあまり本人に文字を読んで疲弊してほしくないので、可能ならば美しいフリー素材を使って、Xのツリーをリフレッシュするのはどうだろうか。まぁ、ぶっちゃけバチェ民の猫とか犬を見たいという下心もある。
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祭りで会いましょう
放映までの暇つぶし用に、「初回落ち・12秒の悲劇」について語ってみたので読んでいただければ幸いだ。