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【実践編】素人でもデータを使って競馬予想をしたい!【東京新聞杯・きさらぎ賞】(2025.2.9)

予想編はこちら


京都11R きさらぎ賞(G3)

評価点と順位の相関係数は-0.47

■買い目

オッズ妙味を考慮して本命④ミニトランザット。
相手は②リンクスティップ、⑥ショウヘイ、⑩サトノシャイニング。
例によってワイドと馬連を組み合わせて、馬連に厚く張る買い方。

■回顧

サトノシャイニングがひたすらに強かった。

これに尽きます。
クロワデュノールに0.1秒差の2着は間違いなく強かったですね。
京都実績がなかったこと、乗り替わりだったことで評価値が低めでした。
クラシック路線に入っていくでしょうが、東京も京都もこれだけ走れるのであればかなりの期待ができそうです。
今回の活躍でクロワデュノールの株が更に上がりましたが、ライバルとしてバチバチに叩き合うところが見たいですね。

2, 3着馬は予想編でも取り上げた2頭。
リンクスティップは終始前目につけたままバテる様子もなく走り切りましたね。
ゲートの出方もよかったのでこういう競馬を繰り返せたら安定しそうです。
ランスオブカオスは距離延長が不安、と書きましたが何ともなさそうでしたね。
どこまで距離を延長できるかはわかりませんが、少なくとも底が見えた感じはなかったです。

本命のミニトランザットはまさかの8着。
4角あたりまではうまく運んでいるように見えましたが、4角を回ってから馬群を捌けずにズルズルと後退していきました。
レース映像では途中最後方まで下がったものの、ゴール板を抜けたときには2頭を差し返していたので、馬群に包まれるのが苦手なのかもしれません。
新馬戦は先行したまま直線に入っており、京成杯を見返すとでは4角で大外を回して差してきているので「前が壁にならないこと」が好走条件なのかもしれません。
次走以降、外目の枠で人気を落とすようであれば積極的に狙っていきたいです。
余談ですが、芦毛の馬体に見覚えがあるなぁと思ったら去年のフェアリーSを勝ったイフェイオンの全弟でした。
彼女も3歳G1に出るところまで行っているので、ミニトランザットの今後の活躍にも期待したいところです。

東京11R 東京新聞杯(G3)

評価点と順位の相関係数は-0.19

■買い目

本命は推し馬の④ボンドガール。
相手には①サクラトゥジュール、⑧ジュンブロッサム、⑪ジオグリフ、⑫ウォーターリヒトの4頭。
⑦のブレイディヴェーグは馬体重が+14kgだったこと、オッズ的に妙味がなかったことで買い目からは除外。
例によってワイドと馬連を組み合わせて、馬連に厚く張る買い方。

■回顧

ボンドガール、また届かず。

評価点6番手のウォーターリヒトが1着。
京都金杯2着だったので実力があるということは分っていましたが、事前予想ではノーマークでした。
レース前に色々と調べる中でたくさん名前を見かけたこと、ブレイディヴェーグを切ったことで急遽買い目に入れました。
2, 3走前は東京マイルで上がり最速を使っての勝ち切っていたので、結果的には順当に能力を示した結果ですかね。
昨年のきさらぎ賞では京都コースで2着しているので安田記念・マイルCSでは注目したい1頭です。
マイル路線といえばセリフォスナミュールが昨年引退し、ソウルラッシュも今年で7歳と引退が見えてきている中で、若手が台頭してくるのはすごくワクワクします。
同期には朝日杯FSとNHKマイルCを勝ったジャンタルマンタル、阪神JFを勝ちNHKマイルCも2着のアスコリピチェーノという強敵がいるので一筋縄にはいかないでしょうが、ライバル同士の叩き合いが見られるのが楽しみです。

さて、本命のボンドガール。
予習として見たNHKマイルCの先行策からの直線で伸びず17着という結果がフラッシュバックして勝手にハラハラしましたが、中団からの競馬で直線も馬群を捌いてしっかりと上がってきましたね。
逃げ馬を捉えた時点で勝ったなと思いましたが、外から伸びてきたウォーターリヒトに差されクビ差の2着。
斤量が2kg軽い中で似たような競馬をしてこの結果なので、勝ち馬には完敗でした。
これで国内重賞[0-5-1-1]というなんともいえないシルバーコレクター具合です。
未だに1勝ではありながら賞金だけは加算できているので、重賞にチャレンジしていつかはG1を獲ってほしいところ。

3着のメイショウチタンは完全切っていました。
スタートも良かったし長い直線で逃げ粘れるのは単純に強かったです。
吉田豊騎手といえばパンサラッサの相棒ですよね、逃げ馬に乗るのがやっぱり上手いんでしょうか。
先週のシルクロードSでも同期のウインカーネリアンが3着に入っていたので、8歳世代もまだまだ目が離せないですね。
4着のブレイディヴェーグは本当に惜しい4着。
馬券からは外していましたが場体重変化も考慮すると十分なパフォーマンスだったのではないでしょうか。
今回は結果が振るわなかったものの、次走以降も注目すべき1頭です。

ジオグリフはとんてもない出遅れが響いての11着。
上がりタイムはボンドガールと同じで勝ち馬から0.8秒差だったことを考えると、スタートさえ決めていたら結果は変わっていたはず。
3歳時の共同通信杯以来東京では4戦すべてで着外という結果で、もしかするとコースが合わないのかもしれませんね。
好走しているのは国内の1800-2000mクラスなのでそのあたりの距離で見てみたいところ。
サクラトゥジュールは直線で伸びず15着。
前走中京コースの京都金杯では今回の勝ち馬ウォーターリヒトの猛追をかわしての1着でしたが、今日は全く見せ場がなかったですね。
鞍上・陣営のコメントが気になります。

あとがき

今日は家でゴロゴロしながら見ていましたが、きさらぎ賞は的中しなかったものの東京新聞杯を拾って回収率158%とまずまずの結果。
負けはしましたが推し馬が好走してくれるのはものすごく嬉しい。
一方で東京10Rに出ていたライトバックが見せ場もなく惨敗していたのが結構ショックでした。
秋華賞は出走がかなわなかったものの、桜花賞・オークスともに3着と世代上位の力を示していた馬なので本当に残念です。
元々気性が荒いと言われている馬なのでへそを曲げてしまったのかもしれません。
牝馬路線では去年のエリザベス女王杯、リバティアイランドの主戦ジョッキーである川田騎手が2歳時の彼女に唯一土をつけて以降くすぶっていたラヴェルとのコンビで12人気からの2着という激アツ展開があったので、いつかライトバックにも帰ってきてほしいです。

来週は重賞てんこもりの大忙し日程。
2/15(土) クイーンカップ(G3)小倉JS(JG3)
2/16(日) 共同通信杯(G3)京都記念(G2)

クイーンカップは桜花賞に繋がる3歳牝馬路線のトライアルレースで、大注目のマディソンガールが登録しています。
共同通信杯も同じくクラシック路線のトライアルレースで、今年は頭数が少ないですがマスカレードボールが登録しているようです。
両レースともに昨年の勝ち馬が後の3冠路線の主役になっており、重賞を勝って3歳G1への直行を宣言している馬もちらほら出てきている今、目が離せません。
京都記念では24年のの2冠牝馬チェルヴィニアと、23年の皐月賞馬ソールオリエンスが主役になりそうです。


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