着物が好きになったら洋服も好きになった
約3年前、自分で着物を着られるようになりたくて着付け教室へ通った。
自分の着付けはまだまだだと思うのだけれど、3年前とは比べ物にならないくらい早く綺麗に着られるようになった。
自分が好きな雰囲気や、似合う色もなんとなくわかってきた。
着物の好きな所はたくさんあるのだけれど、着る前にするコーディネートの時間が本当に楽しい。
着物、帯、小物(帯締め、帯揚げ)を組み合わせて遊ぶ。
ああでもない、こうでもないと考えて、今の気分に合った「これだ!」を着る。
着た後の気分も最高!着物着られるようになって良かった!
うって変わって洋服の話。
私は洋服に対して着られればいい、変じゃなければいいくらいの認識だった。物心つく頃から30歳くらいまでずっと。
それには色々な要因がある。
自分の容姿に対するコンプレックス。ブスは何着てもブスだから何着ても変わらんよ・・・というひねくれた感情。
若い時本当にお金がなくて容姿や美容にかけるお金がなかったから、そもそも買えなかったのもある。
でも着物にはそんな気持ちが全くなかった。好きという気持ちしかない。
最近はその気持ちを洋服にも抱くようになってきた。
何を着ても、私がいいな、好きだなと思えばそれだけでハッピーなんだよね。
着る物って見る人を楽しませる、不快にさせないという部分もあるけれど、
何より自分が着ていて心地よいか、楽しいかってことが1番大事なんだなって最近思う。
着物をお店で買う時は必ず試着する。いいと思ったら買うし、サイズが合わない、なんか違うと思ったら買わない。
小物も少しずつ集めていく。組み合わせの幅を広げて楽しさを増やす。
なんだ。洋服も一緒じゃないか。
これから自分の好きなスタイルを探しに行くのがとっても楽しみだな。
着物を0から始めたみたいに、洋服も今までの概念に囚われず、色々着てみたい。
着物を知って新しい自分に出会えたみたいに、洋服からも新しい私を感じたい。
おしゃれって楽しい!!