限韓令ってなに?K-POPとの関係は?
はじめに
先日、SEVENTEENの中国人メンバーの活動について報道がありました。
中国人メンバーが本国での活動に注力するため帰国する、という報道です。
これを受けて、SNS上では不安の声があがっています。
そう言う私も例外ではなく、大好きな番組であるGirlsPlanet999の今後のこと、aespaやEVERGLOW等、中国人メンバーがいるK-POPグループのこと、不安でいっぱいです。
そしてこの不安の原因の1つにあるのが、中国が韓国に対して敷いている、限韓令という措置なのです。
んで、限韓令ってなんなんだ?と気になったので、ニュースを振り返りながらまとめた情報を、noteに書いてみました。※
※「それは思い込みやで!」「それは事実ちゃうで!」というツッコミが有れば遠慮なく指摘ください。
限韓令とは?
限韓令とは、中国が韓国に対して現在も行っている報復措置の1つです。
特に韓国文化を規制する措置で、中国国内における韓国製品の不買運動や、韓国メディアの放送制限などがされています。
韓流制限とも言われるそうです。
ん?報復措置?何に対する報復?ということでこちら↓
限韓令が敷かれた経緯
ではなぜ、その様な報復規制がされたのか?
それは、韓国が実施した国防施策が原因です。
2016年、北朝鮮からのミサイル攻撃を防ぐために、韓国はミサイル防衛用の兵器を配備しました。
この兵器は、相手を攻撃するものではなく、あくまでも相手にミサイル攻撃をされた時、そのミサイルが着弾する前に空中で撃ち落とすぞ!という防御のための兵器です。
で、これに怒ったのが、中国です。
中国は
「おうおう韓国さんよ〜。何ミサイル防御兵器なんか配備しちゃってんのよ〜?なに?私らがミサイル打つとでも思ってんの?失礼しちゃうよな〜!」※
ってな具合で韓国の兵器配備を痛烈に批判しました。
※これはデフォルメイメージです。本当はもっと真面目に言ってます。多分。
その結果、怒った中国は数々の経済報復や、国際社会で韓国に対する批判的な発言などに加えて、限韓令を敷いたのです。
K-POPへ与えた影響
限韓令が敷かれた結果、中国国内では韓国メディアを排除する動きが活発になりました。
中にはEXOの様に、予定していた大型のコンサートを中止にするアーティストが出てきたり、放送中の韓流ドラマが放送中止になったりと、メディア排除の動きは無視できるものでは無くなってきました。
結果、中国と韓国の芸能プロモーション会社同士でも訴訟問題がおきるなど、芸能の場に置いても中国と韓国の対立構造は明白になったのです。
一方日本では...
同じ頃日本では、K-POPの盛り上がりが強くなってきました。
これは推測の話ですが、韓国の芸能界が最優先していた中国という市場に、国際情勢の影響で参入することができなくなったため、韓国の芸能事務所は、2番手の市場である日本にターゲットを切り替えた、と言われています。
私達日本のファンからすると、日本人を含むグループの活動や、NiziU等日本人がコアメンバーのグループが韓国の大手芸能事務所よりデビューするなど嬉しい側面もあります。
ですが、実は国際情勢の変動の、結果今の姿が有るのかもしれませんね。
ちなみに僕は、NiziUだとマヤペンです。ホンマに美人やなこりゃ。
さいごに
と、簡単にまとめてはみたものの、まだまだこの件には知るべきことがたくさんあります。
(ムン・ジェイン大統領の対中姿勢とか、韓国国内の世論とか、そもそも何故、対北朝鮮防衛のための兵器に中国が目くじらをたてるのか、などなど...)
ただ、自分が好きなカルチャーから世界情勢を見てみると、ニュースで話されてる情報の解像度があがるんで、良いですよね。
とりあえず、僕はGirlsPlanet999から中国グループのファン・シンチャオちゃんがデビューしてくれれば、それ以上言うことはありません。
ファン・シンチャオちゃん、頑張れ〜!
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