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💎唯信◆2023(令和5)年1月号『恩徳讃:おんどくさん』正像末和讃より💎本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。Song & BowzuMan
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♦唯信:九坊院より言の葉だより&和讃の時間♦
唯信◆2023(令和5)年1月号:『恩徳讃:おんどくさん』正像末和讃より
謹みて 有縁の皆様におかれましては、年末年始をいかがお過ごしになられたでしょうか。いつも通りの日常でも、特別な日でも、浄土真宗ではお念仏と共に暮らして参ります。晴れやかな気持ちも、ため息も〝ナモアミダブツ〟にのせて世のなりわいに勤しんで参りましょう。
*
如来大悲の恩徳は
身を粉にしても報ずべし
師主知識の恩徳も
ほねを砕だきても謝すべし
【意訳】わたしたちをお救いくださる阿弥陀仏の大いなる慈悲の恩徳と、教え導いてくださる釈尊や祖師がたの恩徳に、身を粉にしてでも骨を砕いてでも、深く感謝して報いていかなければならない。
(出典『三帖和讃』浄土真宗本願寺派編)
*
『恩徳讃』として広く知ら親しまれている一首です。
二十年以上も前にアメリカのニュージャージーで開催された浄土真宗本願寺派北米大会に参加させて頂く御縁がありました。北米各地の開教寺院の僧侶(海外開教使)と門徒(メンバー)の方々が一堂に会する催しに特別ゲスト〝歌うお坊さん〟として招聘して頂いたのです。会場はカジノが併設された巨大ホテルでした。朝のお勤めにもご一緒させて頂きました。お経にはアルファベットで読み方が示してあったと記憶しています。ご法話は参加僧侶から代表の方が(当然ながら)英語でお話しされました。私たちが法要で『真宗宗歌』を歌うように、参加者の方々も歌いなれた英語の曲を歌われました。残念ながら、私には聞き及びの無い曲でしたが、引き続き『恩徳讃』を唱和されました。曲も詩も、正真正銘の『恩徳讃』を嬉しく有り難く初めて会ったアメリカ人の方々と一緒に歌った体験は忘れがたい思い出です。
このように長く世界で親しまれ歌い継がれている『恩徳讃』ですが、この御和讃に込められた真の意味(親鸞さまのお心)を私たちは正しく受け止めているでしょうか。表面的に文字をなぞると、現代社会では非科学的で高圧的であるかもしれません。しかしながら、信仰とは、強制されたり強要されるものではなく、常に、「私」に主体があるという根本に立ち返り、親鸞さまの仏徳讃嘆(ぶっとくさんだん)の詩として真意を味わわせて頂きたいと存じます。きっかけは人それぞれであっても、必ず深いご因縁がなければ信教と出遇う不思議はありません。不思議でありながらも、時空を超えた阿弥陀仏の計り知れない大慈悲心によりお仕度とお育てにまさに《唯今》預かっていると自覚させて頂いたとの報恩謝徳のお心の発露が五百首を越える御和讃です。なかでも『恩徳讃』はその代表です。親鸞さまご自身の信仰への深い自覚と本願他力のご法義(教え)に照らした自己内省のお心が『……べし』という強いお言葉となって、現代に生きる私たちに真の道標として届き導いて下さっています。
コロナ禍となって以来、思うままに出来ない事が多々あります。だからこそ、心に響くメロディと共に『如来大悲の恩徳』『師主知識の恩徳』に思いを馳せつつお聴聞のご縁とさせて頂きたいと存じます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
合掌称佛
住職 北條不可思
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浄土真宗本願寺派
《恩徳讃》(新) 詞:親鸞聖人御和讃 作曲:清水 脩
歌:志水祐子 ピアノ:松井 萌
使用楽譜:『聖歌・讃歌集』第1巻(本願寺出版社刊)
♦唯信:九坊院より言の葉だより♦
このメッセージレターは、北條不可思が住職をつとめる 浄土真宗本願寺派 眞信山 蓮向寺【相模原市当麻・九坊院】 有縁の方々にお送りいたしました通信です。
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『響流和讃:こうるわさん』
『響流和讃 : 恩徳讃歌』(2001年作品)
親鸞聖人750回大遠忌記念献歌:(2011年発表)
★親鸞聖人御作;恩徳讃
如来大悲の恩徳は身を粉にしても報ずべし
師主知識の恩徳も 骨をくだきても謝すべし
★親鸞聖人御作
無明長夜の燈炬なり 智眼くらしとかなしむな
生死大海の船筏なり 罪障おもしとなげかざれ
★親鸞聖人御作
願力無窮にましませば 罪業深重もおもからず
仏智無辺にましませば 散乱放逸もすてられず
★北條不可思献詩
弥陀の願いをたずぬれば
さまよう我ら(泥凡夫の私)がためなりと
智慧慈悲際無き MAMO-AMIDA
あやしき闇夜に 響きおる
★ 親鸞聖人御作;恩徳讃
如来大悲の恩徳は 身を粉にしても報ずべし
師主知識の恩徳も 骨をくだきても謝すべし
骨をくだきても謝すべし
Copyright© 2001,2006 renewed 2009 by Special JION Music
❝親鸞聖人の御和讃はそのままが尊く、懐かしく、有難い
それでもなお湧き起こる言の葉があるなら詩を書き讃歌すればよい❞
NAMOWAMIDABUCHI
Song & BowzuMan
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『曇り硝子の四行詩』
(2021年作)
作詩・作曲 北條不可思
WRITTEN BY: FUKASHI HOJO
-親鸞聖人の御和讃を念ふ-
親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年(2023年)を機縁に。
馬鹿なMONK(僧侶)の絵空事 語りつくせぬ独り言
言の葉,紡ぐ老詩人【その実(unvoiced)】
空を見つめてうわの空
人の心の奥の底 曇り硝子の四行詩,
詩人が韻を踏む~ だから 音符は宇宙を舞う
夢と悪夢の空遠く 幸い住むと鷽(うそ)が啼く
今も昔も 未来まで 幸い住むと鷽(うそ)が啼く
人の心の奥の底 曇り硝子の四行詩,
詩人が韻(因:真実信心)を踏む~
だから 音符は宇宙を舞う
表拍子と裏拍子 凍(い)てつく瞼)の変拍子
朝な夕なの念佛は 閻魔が阿弥陀に還る音
人の心の奥の底 曇り硝子の四行詩,
詩人が韻(信心正因:真実信心)を踏む~
だから 音符は宇宙を舞う(称名報恩)
譬如日光覆雲霧 雲霧之下明無闇
正信念仏偈より
Music&lyrics FUKASHI HOJO
Copyright © 2021 by Special JION Music
*Photography&TextCopyright © 1981-Special JION Music
Fantasia Records de JION MusicFactory
in association with ENBAN FUKASHI-NO-KAI
OfficeAmitahouse&VOW BREATH PRODUCTIONS
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『和国に生まれて』♯1
(1993年作)
Basicrecording
『和国に生まれて』♯2
(1993年作)
BASIC RECORDING
『和国に生まれて』
(1993年作)
:2022年12月19日 BASIC RECORDING
和国という名の 片州に生まれ
乳離るるころにゃ 弥陀佛(midabu)と語る
※人が泣いとる 声押し殺し
銭と病に 震えとる
※啼けよなこうや わしらは自由
わしらの自由が 弥陀佛(midabu)の願いじゃけん
※縁があるんなら ちょいと一緒に歩こうか
往くも行かんも 貴方(anata)しだいよのー
※船を出そうや 日の落つるとこ(西方浄土)へ
乗るも乗らんも
真心(まごころ)(眞實信心)ひとつよのー
※果てなく際きわ無なき 時空じくうの果ては
平(taira)で等(hitoshi)き 阿弥陀:WAMIDAの命よのー
2023月14日発表予定
Music&lyrics FUKASHI HOJO
Copyright © 2022 by Special JION Music
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Song & BowzuMan”since 1981
&
ENBAN “縁絆・野聖物語”
concert endlesstour since 1996
♦縁絆・野聖 眞信讃歌 18minutes ―since 2019♦
💎プロフィール&リンク:note:💎
【Activity history/活動略歴;1961~2010】#2
【Activity history/活動略歴;2010~2023】#3
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{道化の涙は弥陀の慈悲}
南无阿彌陀佛
NAMOWAMIDABUCHI
NAMOAMIDABUTSU
『心に慈慧の響きと平安を』
北條不可思
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