見出し画像

歯の治療に30万円

右の奥歯が沁みるなあ、と思って予約を取ってかかりつけの歯医者に行った。で、右の奥歯が沁みるんだけど、どの歯なのかよくわからないと告げた。

この日はたまたま院長が来ていて、診察してもらった。複数のスタッフに「院長は滅多に来ないんですよ!良かったですね!」と言われた。あれよあれよという間に親不知を抜かれ、古くて傷んでいるみたいだからと、その手前3本の詰め物を全部剝がされた。この日は応急処置をして終わり。

次の診察から別の先生に変わり、第二小臼歯は詰め物の隙間から傷んでいたようで根幹治療になった。嫌なのよ根幹治療。麻酔しても痛いんだもん。つか、麻酔の注射自体が痛い。麻酔が覚めるとまた痛い。
で、その歯か親不知が痛んでいたのかなと思っていたのだが、抜いた後でもなんだか沁みる。先生に言ったら、よくよく調べてくれて第二大臼歯にひびが見つかった。
なんでも私は顎がしっかりしているので、こういう人はかみしめる力が強くて歯に負担がかかりやすいんだって。あー、沁みていたのは結局第二大臼歯だったのか。

そんなこんなで行くたびに麻酔+切削で、ようやく先が見えてきて最終的な処理をどうするかという話になった。つまり、銀歯でいいのか白い歯にしたいのかということだ。
銀歯なら保険治療内なんだろうな。だけど、この歯科医院はセラミック(ジルコニア)を勧めてくるんだな。そっちの方が元の歯に馴染みがいいってね。見た目も材質も。もうすでに左の奥歯2本をそういう処理にしているので、やっぱりそうしたい。お値段が3本で30万円強。うぐぐぐぐぐぐ、3年前に治した歯は1本7万だったのにー。資材も高騰しているのかも。
長持ちするなら、と冷や汗をかきながら契約。後々インプラント…は絶対嫌なのでここで目を瞑る。被せ物を作るとなると、ダメージの無い部分もまるっと削られて土台だけにされてしまうのであった。
最後に型を取って歯科技工士さんに歯を作ってもらうことになる。普通は柔らかいガムみたいなのをぐにっと被せて型を取る。それもやったんだけど、その前に先っちょにライトがついた棒のようなカメラを口の中に突っ込んでぐりぐりと撮影された。そいつでスキャンして口の中のデータを取るらしい。いやー、最近の技術すごい。

ということで、3週間ほどで被せ物・詰め物が出来たので、先日はめてもらった。詰め物をする第一大臼歯は仮の詰め物をまた削られて、また痛い。処置の間、口を閉じないようにつっかい棒を入れられて、しんどかった。あごが外れるかと思った。もー、ホントに忍耐を強いられた3か月間だった。ええ、違和感なく収まりました。歯の色もちゃんと他の歯に合わせてあって、そこらへんはすごいなと思った。奥歯だから外からは見えないけど。
しばらく様子を見て、次で終わりかな。麻酔注射の跡が痛いし、まだちょっと冷たいものが響く。

●▲◆

今回の通院では初診でいきなり4本処置されて、最終的に高額な請求を受けることになったんだけど、もうちょっと何とかならなかったかなと思う。最初にカウンセリングが欲しかったなと。

今日は4本を処置をしますがいいですか?最終的にこういうことになりますがいいですか?…って最初にコンセンサスを取ってくれればと思った。初診で院長は、なるべく通院の回数を減らすようにしていると説明してくれた。だけど、初めから1本ずつ処置していって、どの歯が痛んでいるのかが突き止められたら、もしかして第一大臼歯の詰め物は今回はいじらなくてもよかったのかもしれない。

支払いも契約書の隅っこに振込先が書かれているだけで、分割払いとか期限とか特に説明されなかった。それは自分から突っ込まなくちゃいけなかったかな?仕方ない、前払い一括で振り込んださ。ここの歯医者に通う人、お金持ちが多くて皆すんなり払うんだろうか(インプラントとかホワイトニングとか自由診療系)?

ちょっと次は考えちゃうなー。
自分で判断したんだから仕方ないんだけど、予想外の出費で預金を下ろすことになったので旅行にも行けなくなったよぅ😭

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?