虎ノ門に行ってきた
2024年12月20日、虎ノ門ヒルズというところに行ってきた。
平たく言うと、複数のアーティストの映像を含めた光と音響の美術展(空間の演出もあるインスタレーションっていうやつ)、であった。平日の昼間で当日券が2500円という結構なお値段だったけど、ただ壁に絵を飾ってある美術展とは違ってコストがかかっていると理解した。
で、まず虎ノ門なんて行ったことがないので乗換案内で調べて一番上に出てきたルートをたどってみた。何十年かぶりに東京メトロ丸ノ内線と銀座線に乗った。昔は車体の窓の下にあった丸ノ内線の特徴的なラインが、最近じゃホームドアで隠れてしまうせいか窓より上に変更されていて時の流れを感じた。朝の10時を過ぎていても、銀座線はみっちみちに混んでいた。銀座線の虎ノ門駅から徒歩で。
ろくに調べずに行ったもんだから、うろうろしてしまった。会場はステーションタワーの45階。まず8階までエレベーターで上がって、45階行きに乗り換える。これまた爆速で上がっていく。今乗っているエレベーターのかごの中には8階と45階のボタンしかないんだけど、かごが上下2段になっていて、下のかごは途中階(オフィス?)で止まる模様。止まった感覚がほとんど無いのに、下のかご乗降中、みたいな表示が出てどうなってんの?と頭をひねる。
カウンターで当日券を買い、腕にテープを巻いて(もらって)入場。11時からのチケットということだったけど、退場時刻に制限無しとのこと。入ったのが、お目当ての角野隼斗さんの映像がちょうど流れているとき(案内板に今誰の映像が流れているか表示されている)でタイミング的にちょっと失敗した。8組のアーティストの映像が順繰りに流れているから、次のターンまで1時間近く待つことに。
展示室はABCと、大きく三つに分かれていた。最初の展示室にはヨギボーがいくつも置かれていて、寝っ転がって天井を見上げることができる。
次の展示室の途中には祭をテーマにしたオブジェが置かれ、映像が流れている。
アーティストの映像が流されているのは真ん中の展示室。スツールが30個くらい置かれていた。さすがに平日の午前中だったので人影はまばら。横に長ーいコの字型スクリーンで、映画館のような大音響。
有名なアーティストのライブ映像が流れている。あのグループとかこのグループとか…結構ご高齢では?
時間があるので次の展示室を先に。順路は示されていたけど、展示室は行ったり来たりできる。
最後の展示室は真っ暗で、歌とレーザー光線が飛び交うサイバーな空間(語彙…)。ここもかなりの音量。
タイミングを待ってようやくお目当ての映像に。女性客でスツールは埋まっていた。
今回noteに動画を貼りたかったんだけど、直接はできないのでしぶしぶXに上げてからの転載。Xは2分20秒までの動画しか載せられないので、スマホでのトリミングというのを初めてやってみた。どこを切り取るのか難しいな。
とにかく横にうんと長いスクリーンなので右見たり左見たりだった。
午後から新宿のアップルストアに行く予定だったので(もともとそっちがメイン)、早々に退出。
これねー、1時間じゃ足りなかった。絵画だったら一瞥で済むところだけど、音楽や映像を鑑賞するとなるとどうしても時間がかかる。いい動画が撮りたいとなると、ぶっつけ本番では難しいので何度かトライしたい。いつまでもいていいんだけど、会場内にトイレが無くて再入場禁止なので…まあそれなりということで。
だけど非日常空間が広がっていて面白かった。滅多に都心には出ないけど、今は暇だからねー。
よく行った、自分。世の中についていけるよう頑張るのだ。
下に降りたらもう日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅だった。むー、素直にこっちの駅を使えばインフォメーションですんなり案内してもらえたんだろうな。うあ、失敗した。おばさんの初動対応、いつもだいたいこんなもん。後から気づく。
※展示公開は12月27日まで。