噂のラウンジ【哲学対話xDabel】
雑談ラウンジがランダムに開かれる音声のソーシャルメディアDabelの中では、ちょっと異色、密かに人気のラウンジがひとつある。哲学対話xDabelである。
駄弁ってみたい!哲学のラウンジへようこそ!
ほぼ定期的に毎週月曜日、ゲリラ開催を含めると、20回以上と回を重ねてきたこの哲学対話は、徐々にファンを増やし、レギュラーメンバーに加え、10月7日に日本語バージョンがリリースされてからは、新しい参加者も増え、毎回、様々なテーマで熱い盛り上がりを見せている。
「すべてはモテるために」で始まった哲学対話
Dabelで哲学対話が始まったのは、2020年6月。コロナ禍で日本での自粛が始まって、突然、Dabelの日本人ユーザーが増え始め、日本人によるオンラインのコミュニティができたばかりのタイミングであった。
Dabelのファウンダー井口尊仁さん(通称タカさん)が、Dabel上で積読本をランダムに読みながら紹介するラウンジを立てていた頃、その中にあった二村ヒトシさんの「すべてはモテるためである」があったことをきっかけに、タカさんと二村さんの対談がDabelで実現した。その対談の中で、タカさんは、その本を間違えて買ってしまったことを告白する。が、たまたま、二村さんを個人的に知っている人がいて、二人はDabelを通して出会うことになる。この偶然が、この後、二村さんが参加していた哲学対話のグループと繋がり、Dabelでの哲学対話が始まることになる。まさにセレンディピティ。
対話の好きな二人の対談
「すべてはモテるためである」という二村さんの本から、AV監督として二村さんの作品の話の中から、「僕、女性と対話をすることが好きなんですよ」と二村さんの発言から、話はだんだん対話の話になっていく。TwitterとDabelを比べながら、このアプリが対話に向いているのではないか?という問いを二村さんは自分の意見を語り始める。
「ここから対話してもいいですか?笑」とタカさんが切り出したところから、Dabelと哲学と対話が結びつく流れに。(哲学対話の話に持っていくよう、打ち合わせしてた模様w)
二人の対話の中で出てくる九鬼周造の「いき」の構造。青空文庫で公開中。
哲学対話は、こうして、Dabelで始まり、以下のようなスケジュールで毎週のように開催されている。
哲学対話xDabel スケジュール
【哲学対話×Dabel】毎週月曜日 20:00
【姫と納言のよなよな哲学対話 】毎週水曜日 23:00
【ゲリラ哲学対話×Dabel】リクエストにより不定期開催
【哲学対話×Dabel】
11/2「推しと私」について
11/9 数とは何か?存在するのか?
【姫と納言のよなよな哲学対話 】毎週水曜日 23:00
【姫と納言のよなよな哲学対話 】
11/4 ヒエラルキーとは。
11/11 嘘とは。
11/18 信じるとは。
11/25 裏切るとは。
哲学対話xDabelのルール
SHiO. a.k.a. いでしおこ の哲学対話は以下の手順・ルールで行っています。
初心者歓迎です、是非ご参加ください!
<参加方法>
事前にiPhone/iPad(iOSデバイスのみ)へ、
以下のアプリをダウンロードの上、 20時以降にログインください。
その後、「SHiO.」の【哲学対話×Dabel】の部屋へどうぞ
https://dabel.app
<スケジュールとルール>
1:問いたて30分
チャット欄のみ使用、音声利用なし。
自由に問いを出してください。ホスト(ファシリ)のSHiO. が読み上げます。
(問選び:5分程度)
2:哲学対話45〜60分程度
発言希望者は、「しゃべりたい」を押して挙手。
「しゃべってる」になった人は発言終了時に「以上」と合図し終話。
ホストが挙手している人の数を伝え、番号を1つセレクト(5人挙手している場合は1-5の番号の中から選ぶ)し、その順位で挙手した人を指名し、退場。
指名された人は発言を開始し、「以上。」と合図し終話。
<参加条件>
【哲学対話×Dabel】のグランドルール が守れる方
* 何を言ってもいい。
(誰がなにを話していたかは置いていこう)
* 人を否定したり茶化したりしない
* 発言せず、ただ聞いているだけでもいい
* お互いに問いかけることが大切
* 知識ではなく、自分の経験に即して話す
* 話がまとまらなくてもいい
* 意見が変わってもいい
* 分からなくなってもいい
出典:考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門/梶谷真司 (著)
■哲学対話のグランドルールややり方は、改めて説明しますので、ご安心を!初心者大歓迎♡
■発言者が分からなければ、SNSでのシェア可。
■今後の改善のためにアーカイブを残しています。普段のお名前と異なる名前での参加を推奨いたします。
■イベント開始告知時に、アーカイブのURLがTwitterに流れるこをご了承ください。
■まだまだ実験段階の【哲学対話×Dabel】。「一緒に作っていこう」という気持ちでご参加頂けると嬉しいデス!