インドネシアと日本の隔離
日本でも10日間の隔離を経験した私が2国の隔離を比べてみた。
【日本】
自国であるので言葉による壁はない。
窓を開けることができた。(私の部屋の場合)
慣れ親しんだ味のお弁当。
水道水を安心して使える。
浴槽がある。
トイレがきれい。
電波接続に困らない。
照明が明るい。
【インドネシア】
部屋が広い。
毎朝、果物ジュースが出る。
テレビのチャンネル数が多い。
フロントに電話で頼めば意外と色々貸してくれる。
洗濯物が甘い良い匂いでしっかり畳まれて帰ってくる。
外から見える景色も珍しいことが多いため飽きない。
思い浮かんだメリットはこんなところかなという感じ。デメリットは、その逆と考えてもらえればよいかなと思う。
日本でずっと住んでいるため外の景色を見ても同じ、洗濯のサービスはなし、何か欲しくてもフロントを通して知人や家族に届けてもらうしかない、3食でるもののビタミンが足りないように感じパターンが決まっていた、部屋は狭く自由に動けるスペースはない。
インドネシアでは、水回りはやはり不便に感じた、部屋の窓は開かない、食事は似たような揚げ物ばかり、通信環境が悪く連絡が取りづらい、虫が出る、部屋の部品の様々な故障、照明が暗い。
などなど
日本では、言葉に対する壁はなかったものの毎日朝昼夜3回の同じ放送が逆にストレスに感じた。また、窓を開けて空気の入れ替えはできたものの部屋が狭く荷物を広げてしまうと動くことは難しかった。慣れた味付けや料理の弁当も日常の食事に比べれば劣るしバラエティーも豊かではなかったため後半は食欲が減った。これは自分の国であるからどこかで少し期待してしまっている自分がいたと思う。
一方インドネシアでは、不便に感じることは圧倒的に多いにもかかわらずストレスを感じたことはあまりないと考えている。異国の地だからある程度寛容に「まぁそういうこともあるよね」と思えているのだと思う。
あくまでもこれは、私個人の感想である。が、私はインドネシアでの隔離生活のほうが想像よりストレス無しに過ごせている。今後、海外で隔離生活を送る人はぜひその土地の良いところを見つけて隔離生活を送ってほしいと思う。