IELTSリーディング7.0を達成するために必要な3つの力とは?
こんにちは。
Daaeと申します☺︎
私のnoteに興味を持ってくださりありがとうございます。
今回は前回に引き続き
IELTSリーディングで7.0を取得する方法や必要な能力
について解説していきます。
1.はじめに
まず初めにまだIELTSを受けたことのない方にIELTS(reading)の概要について説明します。
セクション構成: リーディングセクションは、3つのパッセージで構成され、合計40問の設問があります。通常Passage1が一番易しい問題になっておりPassage2と3が同レベルくらいの難易度となっております。
設問形式: 設問の形式は多岐にわたり、選択肢問題、正誤問題、要約完成問題、情報のマッチングなどが含まれます。
2. 点数配分
IELTSリーディングでバンドスコア7.0を取るためには、アカデミックモジュールの場合、40問中30〜32問の正解が必要です。
各正答数とスコアの関係については下図を参照してください。
つまりIELTSリーディングで7.0を取りたい場合、1Passageにつき最低10問ほどの正解数を獲得する必要があります。
しかし前述の通り、通常Passage1が一番易しい問題になっておりPassage2と3が同レベルくらいの難易度となっているため、passage1で満点に近い点数(12〜13)を取ることがキーポイントとなっています。
つまりpassage1で12〜13取れた場合、仮にpassage2,3で4問ほど間違えたとしても十分に7.0を取得できるのです。
3.時間配分
リーディングセクションの制限時間は60分です。この間に3つのパッセージを読み、全ての設問に答える必要があります。つまり、時間配分が7.0を取得する大きなキーポイントとなっているのです。
前述のようにPassage1が一番易しい問題になっておりPassage2と3が同レベルくらいの難易度となっているので理想の時間配分は以下の通りです。
Passage1→15〜18分
Passage2→20〜22分
Passage1→20〜22分
ここで重要なのはいかにPassage1を解く時間を短くしpassage2,3に時間を割くことができるかということです。passage1の文章の難易度はかなり低く、問題内容も易しいので16分ほどで解き終わるのがベストです。そのため、普段の勉強の際にはタイマーなどを用いて時間を計りながらpassage を解くことが効果的です。
4.READINGにおける必要な3つの力とは
ここまででどのようにテストを解いていくのかということはお分かりいただけたと思います。ここからはついにREADING力を上げるために必要な3つの要素について解説していきます。
結論から申し上げると、
語彙力
文法力
速読力
が必要不可欠となっています。
これから各能力について詳しく説明していきます。
1.語彙力
IELTSリーディングには、アカデミックなトピックや専門的な内容が多く含まれます。幅広い語彙を知っていることで、文章の意味を正確に理解しやすくなるだけではなく、問題に出てくる単語やフレーズが分からない場合、同義語や類似表現を知っていることで、推測が可能になります。つまり語彙力が不足していると、文章や設問の意味を正確に捉えることが難しくなり、得点に直結します。
[勉強法]
私が勉強していた時にはIELTS必須英単語4400を使っていました。(下の写真の単語帳です)
この単語帳を選んだ理由は
単語数が圧倒的に多い
熟語のリストもある
スコア別にレベルが分けられている
といった点です。
単語の勉強に関して重要なことは「いつまでに〇〇wordsを覚える」と言ったように期限と覚えたいワード数を決めてから取り組むことです。そしてもう一つは、すでにIELTS6.0や英検準一級のレベルを保持しているのであればわざわざ机に向かって単語の勉強をするのではなくスキマ時間を使って勉強して下さい。私は通学に時間がかかっていたため一日1時間ほど単語の勉強を電車の中で行っていました。その結果文法書はボロボロになりました笑
そして7.0を目指している方であれば1冊の単語帳を完璧にしてください。何冊も手を出すのではなく、自分の好みに合った単語帳を選びその一冊を極めてください!
2.文法力
いうまでもなく、複雑な文法構造や文章の文脈を理解するためには、しっかりとした文法知識が不可欠です。文法力があると、長い文章や関係代名詞、仮定法などを含む難解な文章もスムーズに解釈できます。例えば、主語と動詞の関係や、修飾語の位置を理解することで、文全体の意味が明確になり、問題に答える際の根拠がしっかりと持てます。
私は中高での文法学習をおろそかにしていた(雰囲気で文章を読んでおり複雑な文章になると途端に文章の読解ができなくなってしまいました。そこで私はLIBERTY ENGLISH ACADEMYという英語塾に通い Grammer Tableという英語の文法の公式のようなものを学びました。このGrammer Tableのおかげでどんな長文であっても容易に理解ができるようになりました。次のnoteでLIBERTY ENGLISH ACADEMYについての解説していきます。
⭐️Grammer Tableに興味のある方はこちらからご確認ください。私のinstagram(username:daae_english)にDMをしてくださると紹介割引といたしまして授業料が割引されます。気になる方はお気軽にinstagramまで☺︎
[勉強法]
1.公式問題集を最後まで解く
2.passageを精読のためにもう一度読む
→精読のやり方についてはこちらの記事を参考に私は勉強をしていました。
3.速読力
IELTSリーディングでは、限られた時間内で長文を読み、設問に答えなければなりません。速読力があると、文章の全体像を素早く把握し、重要な情報を効率的に抽出できます。また、速読力により、時間配分を適切に行うことができ、焦ることなく全ての設問に取り組むことが可能になります。スキミング(大意をつかむ)やスキャニング(特定の情報を探す)の技術も速読力に含まれ、これらを駆使することで、効率的な問題解答が可能となります。
[勉強法]
これはひたすら語彙と文法の勉強をすることにつきます。
1. スキミングとスキャニングを練習する
スキミングは、文章全体の大意を掴むための読み方です。本文を細かく読まずに、見出しや最初の段落、各段落の最初の文などに注目して、全体の内容や構造を素早く把握する練習を行います。
スキャニングは、特定の情報を素早く探す技術です。具体的なキーワード(数字や名前など)を探し出すために、文章の詳細を読むのではなく、視線を文章の上で素早く動かして該当箇所を見つける練習をします。
2. タイムプレッシャーをかけた練習
IELTSリーディングは時間制限があるため、限られた時間内での読解力が重要です。過去問題や練習問題を使って、時間を計りながら読む練習をしましょう。最初は内容を理解するのに十分な時間を取り、少しずつその時間を短縮していきます。徐々に速く読んでも理解できるように、スピードと正確さをバランスよく鍛えます。
3. 理解度を高めるための「精読」とのバランス
速読を習得するだけでなく、時には文章をじっくり読み込む「精読」も重要です。精読により、文章の構造や文脈を深く理解する力がつきます。精読と速読をバランスよく取り入れることで、読み飛ばしや誤解を防ぎ、効率的に文章を読む力が向上します。
4. 単語の塊(チャンク)で読む練習
一語一語読むのではなく、単語のまとまり(チャンク)で読むことを意識します。特に頻出フレーズや語の組み合わせに慣れてくると、文章全体の流れを素早く捉えられるようになります。これにより、速読の効率が飛躍的に向上します。
5.終わりに
このように語彙力、文法力、速読力を身につけることで確実に読解力がアップします。ぜひ諦めずに頑張って下さい。もしIELTSで苦戦している方がいたらぜひこの記事をお読み下さい☺︎
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
質問やご相談はInstagram(username:daae_english)まで☺︎