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IELTSで苦戦中の方必見!PTEとは?①
IELTSで伸び悩んでいる方、PTEという英語試験をご存知ですか?私自身、1年半ほどIELTSのスコア7.0を目指してきましたが、6.5で止まってしまった過去があります。しかし、PTEに切り替えた結果、わずか1ヶ月で看護学部の英語条件(IELTS 7.0、PTE 65)をクリアしました。英語学習はゴールではなく、目標達成のための手段です。この記事では、その道のりをスムーズにするためにまずはPTEの基本情報をお届けします。
1. PTEとは?
PTEは、Pearsonが提供する英語能力試験で、国際的に認知されている試験です。学術的な英語、ビジネス英語、一般英語のスキルを測定します。
2. テストの種類
PTE Academic: 主に大学進学や移住のための試験で学術的な英語スキルを測定します。
PTE General: 一般的な英語スキルを測定し、日常的なコミュニケーション能力に焦点を当てています。
⭐️このように大学に提出する際にはPTE Academic を受験します。これに伴いこの記事ではPTE Academicについての解説となります。
3.特徴的なテスト形式
PTEは多様な問題形式が特徴で、IELTSやTOEFLとは大きく異なりますが、その分、正しい対策をすればしっかり点を取ることができます。適切な準備をすることで、スコアの向上が必ず期待できる試験です。それでは各問題について軽く説明をしていきます。
[スピーキング、ライティング]
Personal Introduction: 1分間でカメラに向かって自己紹介を行います。この部分はスコアに含まれませんが、試験前のウォームアップとして行われます。
Read Aloud: 提示されたテキストを声に出して読みます。発音、イントネーション、流暢さが評価されます。
Repeat Sentence: 聞いた文をそのまま復唱します。リスニングと発音の正確さが求められます。
Describe Image: 提示された画像(グラフ、チャート、写真など)について、見た内容を説明します。説明の構成力と語彙力が評価されます。
Re-tell Lecture: 音声またはビデオで提供される講義の内容を再話します。要約力と理解度がチェックされます。
Answer Short Question: 短い質問に対して簡潔に答えます。言葉の理解度と瞬時の反応が評価されます。
Essay: 提示されたテーマに対して、200〜300語程度のエッセイを書きます。論理的な構成、文法、語彙が評価されます。
Summarize Written Text: 提示されたテキストを75〜100語で要約します。要約の正確さと文章構成力が評価されます。
[リスニング]
Summarize Spoken Text: 聞いた音声を150〜200語で要約します。内容理解と要約力がチェックされます。
Multiple-choice, Choose Single Answer: 聞いた音声に基づいて、1つの正しい答えを選びます。
Multiple-choice, Choose Multiple Answers: 聞いた音声に基づいて、複数の正しい答えを選びます。
Fill in the Blanks: 聞いた音声のトランスクリプトに空欄があり、そこに適切な単語を補充します。
Highlight Correct Summary: 聞いた音声に基づいて、正しい要約を選びます。
Highlight Incorrect Words: 音声と一致しないトランスクリプト内の単語を特定します。
Write from Dictation: 聞いた文を正確に書き取ります。リスニングと書き取りの精度が評価されます。
[リーディング]
Reading Part 1: Multiple-choice, Choose Single Answer: 読んだテキストに基づいて、1つの正しい答えを選びます。
Reading Part 2: Multiple-choice, Choose Multiple Answers: 読んだテキストに基づいて、複数の正しい答えを選びます。
Re-order Paragraphs: 混乱した段落を正しい順序に並べ替えます。テキストの論理的な流れを把握する能力が求められます。
Fill in the Blanks: 読んだテキストの空欄に適切な単語を補充します。語彙力と文脈理解が評価されます。
4. テストの特徴
コンピュータベース: 全てのセクションがコンピュータで実施されます。実はこの採点方法が高得点を容易に狙えるキーポイントであると思います。
試験の長さ: 約3時間で全セクションが完了します。
結果の確認: 公式では試験結果は通常5〜10日以内にオンラインで確認できると明記されていますが、私の場合は試験終了5時間以内に結果が返ってきました。
5.まとめ
PTEは、IELTSと並ぶ国際的な英語試験であり、多くの大学や移住先で認められています。しっかりとした準備を行い、自信を持って試験に臨むことが成功への鍵です。
IELTSの高い条件で苦戦している方は多いと思います。何年も高い受験料を払い続ける日々を終わらせ、PTEを試してみることで、皆さんの夢が近づくかもしれません。そのお手伝いができれば幸いです☺︎