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唐松岳⛰と白い虹

こんにちは。
本日は、お山の達人Hさんの山行写真をお届けします!
以前にも何度かブログで紹介した、友人のお父さんです。
(なので、以下ぱぱさんとお呼びします^^)
横浜在住。
週末になると、山の天気予報「ヤマテン」とにらめっこしながら
登る山を決めます。
フットワークも軽く夜間ひとり車を走らせ山頂の日の出を目指して
ソロ登山される強者です。

雲海のビュースポットにて ぱぱさん

ぱぱさんの山行記録は規格外です笑。
何しろペースが早い!
たとえば今回は、総距離14キロ、1300mアップを
休憩タイムを除いて7時間半で登るのですから驚異的です。
先週末も日帰りで唐松岳(からまつだけ)2696mに登ってきて、見事な写真をたくさん送ってくれました。

昇る朝日に照らされ金色に輝く雲海
雲海と険しい山肌のコントラストが壮観です!
秋色の稜線の彩りが五竜岳に花を添えます(by Hさん)

唐松岳に架かる白い虹、ホワイトレインボーの写真に釘付けになります!!

白い虹🤍
ホワイトレインボー🤍

白い虹?!
初耳です。
ググってみるとめちゃめちゃレアな気象現象のようです。
通常の虹は、太陽の光が「雨(空気中の水滴)」に反射して見えますが、
白い虹は太陽の光が「霧」に反射して見えます。

霧の粒は雨粒より細かいので、プリズムのように分光されず、
全ての波長(色)の光が同じように散乱して白く輝くそう。
太陽の高さが低い朝や夕方に霧が出ていると、白い虹が見られるんですって!
朝のホワイトレインボーは晴天のサインでもあるそうです。

すごいなぁ。
山では、他にもうっとりするほど美しいレアな風景や気象現象が見られることがありますが、この日、ぱぱさんは「ブロッケン現象」もカメラに収めていました!

ブロッケン👻

ウィキペディアによると、「ブロッケン現象とは太陽などの光が背後から
差し込み、影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱され、
見る人の影の周りに、虹と似た光の輪となって現れる大気光学現象」です!

霧深く高い山でしか見られない珍しい現象だけれど、
ぱぱさんはその前の週に登った白峰三山(農鳥岳、間ノ岳、北岳)でも
ブロッケンを見ていました。

北岳の東面に湧き上がる雲にブロッケン出現👻(写真右下あたり)

いやぁ、激レアな現象なはずなのに、ものすごい頻度で見ているぱぱさん。
さすがです。
今度一緒に登りましょう〜と気軽には言えないほどのレベルの差です笑。
いつも、素敵な写真を送ってくださってありがとうございます^^

これからも安全登山で楽しみたいですね♪




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