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発想のいかつさ

T-Dubという男

Streetball(外に建てられたコートを主としてプレイするバスケ)が好きであれば、知る人ぞ知る"T-Dub"という選手がいる。

この動画(1:50~)を見てもらえれば、彼がどんな選手かをすぐに理解できるのだけど、とにかく跳躍力が尋常じゃない。

彼は身長が180cmもない(5.9フィート)にも関わらず、驚異の身体能力で豪快なダンクをすることで有名なダンカーだ。

常軌を逸したその跳躍力は見るものすべてをくぎ付けにする。観客にバスケの知識がなくとも、ダンク一発でその場の空気をすべて持っていく。

(バスケットゴールのリングまでの高さは305cmなので、彼は一体どれだけ跳んでいるのだろうか。。。)

ストリートにはすごい奴がゴロゴロいる

そもそもストリートバスケにはすごい奴がゴロゴロいる。
ストリートの大会では、NBA選手が無名の(地元では超有名)なプレーヤーによってボコボコにされてしまうといったこともよくある。
彼らは一つ一つの技へのこだわりや練習量が尋常じゃない。
自分独自のスタイルを確立し、どのコートでプレイしようと、相手が誰であろうと、自分のスタイルで相手を叩きのめす。
このダンクはまさに「ストリートを体現するようなパフォーマンス」だと思った。

発想のいかつさ

でも、このパフォーマンスは身体能力が高いだけだったり、練習量をひたすらに増やした先に生まれたものではない。
観客をいかに沸かすか、という「見せ方について考え抜いた結果」生まれたパフォーマンスだと思う。

普通ダンクはボールを「下から上」に運び、リングに叩き込む。
でも彼はリングの上にボールを配置し、「上から下」に叩き込むという逆転の発想をした。

努力するのは当たり前、その上でどんな発想をするか。
その「発想のいかつさ」が、見る人の心を動かす、革新的なパフォーマンスを生み出す。

自分がやっている仕事のジャンルは違えど、ゼロをイチにする仕事をする上でこれは大きな学びになった。

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