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色彩検定UC級 #1-1

 満を持して、色彩検定UC級をマガジン化しました。最近、noteの執筆のハマっていて、2~3日経つと、「何か書かなきゃ」と良い循環に入り始めています。ぼちぼちと続けていこうと思います。
 UC級では、主にテキストの太字の部分を中心に、テキストの文章を引用しながら進めていこうと思っています。

1-1 ユニバーサルデザイン

 ユニバーサルデザインとは、「できるだけ多くの人が使いやすいように配慮がされたデザイン」を指す言葉として用いられる。
 文化、言語、国籍、年齢、性別などの違い、障害の有無、体格や能力の違いなどに関わらず、できるだけ多くの人にわかりやすく、利用しやすいことを目指した設計のこと。
 代表的な例の一つは”自動ドア”。その他は、タッチレス水栓や車のリモコンキーがあげられる。

 ノーマライゼーションとは「障害者を排除するのではなく、障害をもっていても健常者と均等に、当たり前に生活できるような社会こそがノーマルな社会である」という理念に基づく社会を実現するための取組のこと。
バリアフリーとは、障害者や高齢者の社会参加を困難にする障壁をできるだけ取り除こうとする考え方。代表的な例は”スロープ”。

ユニバーサルデザインとバリアフリーの違い

 ユニバーサルデザインは、「最初からすべての人々にとって、利用しやすくバリアがないように設計されたデザイン」。
 バリアフリーは、「現存する設備や備品の障壁となる…を取り除くために専用の機能をつける」。

ユニバーサルデザインの7原則

1.誰でも公平に利用できること(自動ドア)
2.使う上で自由度が高いこと
(階段、エスカレーター、エレベーターを選択できる)
3.使い方が簡単ですぐわかること(押しボタンスイッチ)
4.必要な情報がすぐに理解できる(ピクトグラム)
5.うっかり椅子や危険につながらないデザイン
(ロックを解除しないとお湯が出ない)
6.無理な姿勢をとることなく、少ない力で楽に使用できる
(レバー式水栓)
7.アクセスしやすいスペースと大きさを確保している(多機能トイレ)

ユニバーサルデザインに関するほかの用語

 ユニバーサルデザインのことを欧州では、アクセシブルデザインと呼ぶ。
 対象ユーザーを設定し、そのユーザーのニーズを拾い、分析、設計、評価を繰り返し進めていく人間中心設計という考え方やアプローチで進めること。このことをユーザビリティデザインという。

振り返り

ユニバーサルデザイン、バリアフリー、人間中心設計などは良く聞くフレーズだが、具体的な意味まであまり深く知ることはなかった。
 初めからすべての人が平等に利用できるように設計するユニバーサルデザインの考え方が根本の部分として知っておくことが大事であるように思った。
 ユニバーサルデザイン7原則は覚える項目多いな、と抵抗を感じた。ボチボチと見ながら覚えるとしよう。

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