生活環境における景観色彩設計
景観色彩設計の配慮事項
設計対象となる境界領域
公的領域=公共空間(街路・公園など公的な建物)
境界領域=住宅の外壁や屋根など
「地」と「図」の関係性への配慮
地=背景
図=対象物
色彩設計の対象となる建物=図
大きな面積を占める建物の色彩=地
地は落ち着いた色調として周囲になじませる必要がある。
草花、交通標識など小さい面積である「図」を際立たせる色彩を考えることが心地よい街並み景観を生み出すポイントになる。
向こう三軒両隣りとの調和を考える
向かい側3軒と両隣りの家の色や素材、緑は多いか、などを考える。
住宅の色彩設計プロセス
![](https://assets.st-note.com/img/1690812803467-gjFvkHXDuC.png?width=1200)
色を測ることによる周辺環境の把握
色票を当てはめる。建物外壁、屋根、周辺の景観…。
色を測ることで、周囲との調和を図ることが出来る
配色計画
基本色の検討~色相調和型配色・色調調和型配色~
街並みに連続性や共通性を持たせる。
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明度や彩度に差をつける
![](https://assets.st-note.com/img/1699064034670-3ZEuG9znkc.png)
強調色の検討
基本色が決まったら、強調色を意識した検討をすると全体のまとまりがよくなる。