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色彩調和
色彩調和論(ジャッド)4つの原理
秩序の原理
色相環のように規則的に配置された色群の中から規則的に選択した色同士は調和する
なじみの原理
木の葉の光が当たっている部分と陰の部分の濃淡のように、日常で見慣れた色の配列は調和する
類似性の原理
同系色相、同系トーンなど共通性をもつ色同士は調和する
明瞭性の原理
明快なコントラストをもつ組み合わせは調和する
アメリカの自然科学者・ルード
「美しい配色は、たくさんの色を使うことによって出来るのではなく、ごく限られた色の使用によって達成できる」
自然の秩序からの色彩調和
ナチュラルハーモニー
明るい部分の色相が黄みに寄って、暗い部分の色相は青紫に寄って見える。
自然の中では、光が当たっている方が黄みに見え、陰の部分は青みがかって見えることから、ナチュラルハーモニー(ナチュラル配色)と呼ばれる。
黄みに近い、明るい部分は明度を上げて、青紫に近い暗い部分は明度を下げる。
色相は隣接・類似色相の中から選択する。
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コンプレックスハーモニー
ナチュラルハーモニーとは逆に、黄に近い部分は明度を低くする、青紫に近い部分は明度を高くする。
ナチュラル=自然に対し、コンプレックス=複雑
不調和の調和、という考え。
色相は、同一色相、無彩色以外から選択する。
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