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会話はバレーボール、買わなきゃアルミホイル
文字に書くのもはばかられますが毎日暑いですね。「あつい」といえば熱い試合が繰り広げられていたオリンピックも無事(?)に閉幕し、急に手持ち無沙汰になってしまったような気分です。暇を持て余した僕はYouTubeばかり見ていて、最近よく見ているのはラップバトルの動画です。
なんでラップなのかというと、きっかけは住野よるさんの小説「麦本三歩の好きなもの」で主人公の三歩が「ラップが好き」と言っている場面があったからです。小説を読んだ人ならわかると思うのですが、普段の三歩のイメージからすると少し意外に思って気になりました。もともとRIPSLYMEはよく聞いてるし、最近だとCreepy Nutsってどんな人たちなのか気になっていたので、なんとなくR指定さんのラップバトルの動画から見てみることにしました。最後におすすめの動画貼っておくので、もし興味があったら見てみてください。
ここまで来てそろそろタイトルの「会話はバレーボール」を回収しないと何の話だよ思われるので、それについて説明したいと思います。過去の記事とかに書いてたかもしれませんが、僕は話すことに対して苦手意識というかコンプレックスがあったりします。日常のちょっとした雑談って特に難しくて、どうしたらいい感じに返せるのかなーってよく考えています。
ラップバトルを会話と比較してしまうのは失礼に当たるかもしれませんが、驚いたのは掛け合いの速さです。内容は正直、「Yo!俺の方がラップがうまいだろYeah!」的なことを延々言っているのですが、レスポンスだったり、韻を入れたりする頭の回転の速さに驚きました。なんでそんなことができるんだろうと色々動画を見ているうちに「ラッパーってすげー!」っていう中学生の男子みたいな思考に至りました。
「会話はキャッチボール」というは一般によく使われる表現です。でもイメージ的にキャッチボールって、ボールも小さいし相手が構えているグラブに上手く投げ込まなくてはいけないって感覚もあると思います。ラップの動画を見ていて思ったのは、キャッチボールというよりバレーボールのトスを上げているようなイメージの方が、軽い内容の会話には合っているんじゃないかということです。
余程嫌われている相手じゃなければ、こちらが相手の半径1mくらいの範囲で軽いトスを上げられれば、相手はそれを拾おうとしてくれるということです。そんな感じでトスが続けば会話って成立するんじゃないかなと。
そもそも球技は得意じゃなくて、高校1年生の時バレー部に入って半年でやめたんですけどね。
全然関係ないけど、今日暇すぎてパンを自分で作ろうとして、生地を焼く時アルミホイルを使ったら無くなってしまったので、メモ代わりにタイトルに入れました。上手く韻踏めてますかね。
麦本三歩の好きなもの/住野よる(幻冬社)
"DOTAMA vs R-指定" UMB2013 GRAND CHAMPIONSHIP 12/30(MON)
R-指定(Creepy Nuts) & DOTAMA CYPHER フリースタイルラップ
R指定さんとMC DOTAMAさん、ラップバトルの時は結構色々言い合ってるんですが、場外では仲良さそうで微笑ましい。