承認欲求ってやつは厄介だ

好きな気持ちを表現したい。
好きなことについて語る友達が欲しい。

誰に認められなくてもいい、そう思っていても。
「好き」を自分の日記ではなく、SNSに書いている時点で承認欲求を満たそうとしている。

自己承認だけではなく、他者承認でしか満たせないものがあると思うので、承認欲求自体は一定必要だと思う。
ただ、SNSはやっぱり特殊だ。
不特定多数への発信は、「自分の知り得ない」「自分が届けたい範囲外」にいる人にまで届くことがある。

好きを伝えたくてお気に入りのアーティストの動画にコメントを書いた。
いいねがついて嬉しい気持ちになった。
返信コメントをくれた人もいた。
嬉しかったので、返信を書いた。
でも
反応が何もない。
なにかしら反応があると思って期待してしまっていた分
コメントを書く前より悲しい気持ちになった。

好きを伝える気持ちで始めたのに、最終的に落ち込んでしまった。
承認欲求の扱い方を間違えたみたい。

コメントを書いて良かったのか?
その時の好きを大事にしたことには価値があると思うか?

落ち込んだ気持ちをどうにかしたくて、こうして今の気持ちを整理してみた。
やっぱり好きな気持ちをコメントに書いて良かったのだと思う。
私の好きにいいねしてくれた方との束の間の繋がりはプラットフォーム上に残り続けるし、その方々の愛情を感じた嬉しい気持ちを味わえたから。

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