Well-beingなCoordinatorたちに聞く VOL.3
みなさん、こんにちは。DAEのSakiです。
本日は、Well-beingなCoordinator(※)たちに聞く〜第三弾〜のご紹介でございます!!
Well-being Coordinator:Mieko Pelrasさん
今回、お話を聞くのは、第2期にご参加いただいたMieko Pelras(Mia)さんです!
Miaさんは、なんとフランスからのご参加!!
時差もある中、毎回欠かさずご参加くださり、講座を修了されたのちも、積極的に深く深く関わっていただいている、素敵なCoordinatorさんです。
今回もたくさんのお話を聞かせていただいております✨
まずは、どんな方がどのようにしてWell-being Community講座に辿り着いたのか、Miaさんバージョンのストーリーをハイライト形式でご紹介!!
最初からWell-beingについて学びたい、というよりは、人生のモヤモヤ期を経て、脳を知り、状況を変えたいというお気持ちが原動力で、本講座に辿り着いたMiaさん。
講座の期間中も、Well-beingの実践やCommunityでの対話での感覚が、最初からはしっくり来ず、繰り返し体感することで、講座の終盤にようやく身に染みていったとのこと。
そんなMiaさんが語ってくださった、
どうぞご覧ください^^
インタビュー
Who is Miaさん?!
Q. まずは、現在のお仕事やご家庭のこと、普段はどんなことをされているか教えてください⭐️
Miaさん:20年ぐらい、モードの世界でデザインを創り上げる仕事をしていたのですが、子どもが成長するにつれて社会との関わり方への考えが変わり、今は家族のフォローを優先にしながら、コーディネートの仕事をしています。
日本とフランスの会社を繋げたり、誰かに企画を繋げたりと、いろんな組み合わせがあるので、一緒に伝えていけたり、創り上げたりすることで世界が豊かになっていけたらいいなと思いながら活動しています。
Q. 子どもの頃は、体が弱く、本を読んだりインドアで静かに過ごすことが多かったとのことでしたが、今の明るく行動的なMiaさんとは少し異なる印象を受けます。成長していくにつれ、変わった部分、変わらなかった部分、どんなことがありますか?
Miaさん:まず、変わらない部分は、楽しそうな事を見つけスイッチが入ると、時間関係なく追求していくところ。
掃除でも、仕事でも、好きな事にちょっと長めの時間没頭すると満足度が上がったり、あれこれクリエイティブな発想が生まれる気がします。楽しそうなもの探しは、きっと、人間が本来持っている力の一つなのかな。
変わった部分は、自分なりの「ノー。」を持てるようになったこと。
子どもの頃は、おとなしめでなかなか「ノー。」が言えず、活発だった幼馴染に誘われ外出し体調を崩すこともしばしば…。でもその経験があったおかげで、色んな世界が見れたし、生活の中で色々な体験が重なることで、自分なりの好奇心が膨らんでいき、「みんなが出来ることを同じようにできるようになりたい」という気持ちが芽生えていきました。
そして20代になると、誰かや社会の常識にぶつかる事があっても、基本は自分の好奇心に沿って過ごせるようになっていたので、それが今の自分が愛する価値観や好きなことの土台になっていると思います。
母になり、自分の子どもたちが小さかった頃は、仕事と家庭との両立で涙が出るぐらい大変なことも経験しました。やる事をたくさん抱えすぎて、感じることや考えることの記憶より、「とにかく頑張ってる。」という記憶が生まれてきて、楽しいというより、疲れた…という気持ちが強く…。
そんな自分の隣で、楽しそうに自分の世界で自由に呼吸している娘を見て、その時から、生き方みたいなものを考えさせられました。
そういう時期を経て、今やりたいことを大切にするための選択や順番を持てるようになったと思います。
Well-being Community講座に参加して
Q. WBCに参加したきっかけ、理由、思いなどをぜひぜひ教えてください✨
Miaさん:数年前に、体は元気だけど何かわからない心の居心地の悪さがあり、それが何なのか、片っ端から本を読んでも心理学の本を読んでも、わからないモヤモヤとした日々を過ごしていました。
好きな夢や仕事の為の好奇心が沢山あったはずなのに、希望を叶えていく度に、目標達成や結果ドリブンになって行ったからか、段々と湧き上がるようなワクワクドキドキがなくなって…。
目標に達成して喜ぶとしても、また次の目標が見えてくるし、ゴールがゴール設定になっていたのでTO DOの目標が増えて行った。
当時は、ゴールに辿り着く事が大事で、感情はちょっとおいておく。そんな感じの日々を過ごしていたので、段々と湧き上がるようなワクワクがなくなって、もっというと、自分を受け入れらないような、自分が何をしているのかわからない感覚になっていきました。
それから、本を読み漁りましたが、何を読んでもピンとくるものがなく、、
またずいぶん遡って、10代の頃読んでいた医療の本とか、心理学、脳科学の本とか読み出して、当時は体が弱かったので、体の仕組みが知りたかったという事で読み漁っていたと思うのですが、そんな霧がかかったような時期の時に、DAEの脳レクチャーを見つけて飛びついたんです。
受講してみたら、私が昔読んでいた脳科学ともちょっと違う、何だか楽しそうなエピソードが散りばめられていて、素敵な意味で思考停止でした。
そこから何回かレクチャーを受講して、だんだん飲み込めて来た頃に、WBCの案内があって、海外からでも受講をさせていただけると言う事と、丁寧で、面白そうな企画のDAEなら参加したい。と心の温度が少し上がっていった様な気がします。
Q. 実際に講座に参加している間に意識したこと、難しいと感じたこと、変化したことなどなども詳しく教えてください!
Miaさん:難しかったことは、講座は理解できるのですが、コミュニティで、自分の絡まった感情をどうアウトプットしたら良いのか、抵抗を感じながら参加した記憶があります。
感情を誰かに話すことに随分抵抗がありましたし、楽しいような、怖いような、ここでも、理屈はわかる。でも…と脳内パニックでした。
そこから、だんだん慣れていったというか、わかったつもりになっていきましたが、結局は、最後の最後で目から鱗みたいに衝撃が走った事がありました。
人の情報の取捨選択って、実は本当に少ない、1000分の1以下なんだ。と実感しましたし、身近で好きなものをあれこれ挙げても…
そもそも好きだとか、嬉しいとか、心そのものを味わっていないかも?!と、本当に意識できたのは、最後の最後のコミュニティの時。
講座の中で、青砥さんが説明してくれた事を理解できて言葉で説明できたとしても、感情を味わうって…こういう事かなと、私の場合は結構な回数が必要でした。
使われていない脳神経は刈り込まれていく…まさに、そんな言葉を受け止めた時間でした。
今年もWBCに参加させて頂いたのですが、今回は、前は見えなかった事が見えるというか、むしろ、見えてる世界が全く違って感じました。
前より感情をちゃんと味わえる様になってきたのかなと感じます。
Q. どんなところにCommunityの価値を感じますか?
Miaさん:Communityを脳的に理解してからは、積極的に誰かの価値観に触れてみたいと思ったり、それに興味が湧いて自分でも体験しようと思えたり、自分が知らない世界を沢山学べるので、自分が楽しめるCommunityは心のビタミンだと思います。
単純に、ハッピーな話を聞いていると、こちらも心から幸せな気分になりますし、WBCのCommunityでは、ハッピーの広さに加え深さみたいなものを感じるようになってきて、ご縁を頂いた方々のハッピーストーリーの再想起をしてニヤニヤできたりします。
WBCが始まった頃は、まさかそんな事を感じれるようになるとは思ってもみませんでした。
ハッピー習慣たち
Q. Miaさんの日常をハッピーに彩ってくれるアイテムがあったら、ぜひシェアしてください🎵
Miaさん:本が好きなので、本を探している時、読んで様々な事が知れたり共感できると楽しいです。
I bookなども使ってますが、グラフとか画像が小さくて見えないこともあるので、じっくり読みたい本は紙の本を買います。
気づくと子どもも手に取って読んでいるので、場所は取るけど形のある本や紙、実態のある形にも幸せを感じます。
他にも、娘達のネックレスには特別な想いが重なって、大切な大切なハッピーアイテムです。
長女が、私が10代の時に母からプレゼントしてもらったネックレスを見つけ出して、同じような自分の誕生日プレゼントのネックレスをダブルのペンダントトップにしてつけているのを見ると、自分が10代の頃にプレゼントしてもらってワクワクした気持ちが蘇ってきて、時間をワープするような気持ちになれます。
次女には、生まれた頃に一目惚れしたネックレスを出産記念に買って、10年間私が身につけていたつけていたネックレスをプレゼント。とても気に入ってくれているので、大事にしまってあるけど、時々、自分の10歳の誕生日のプレゼントと一緒につけてくれる時があるんです。
彼女達がそのネックレスを「大好きなの」と言いながらつけてくれているのを見ると、自分の過去時間にも、とても感謝の気持ちが湧いてきて、幸せな気持ちになります。
Q. ハッピーへの意識を向ける習慣をつけるために、どのようなハピディテ(※)方法を実践されていますか?
Miaさん:紙のノートが好きではあるのですが、ハピディテを書くとなるとなかなか活用できなくて、色々なアプリを試して、最終的に今一番ピッタリ自分に合う方法が、「Whatsappで自分自身にハピディテを送る」という方法でした。
写真を取り込み、ハッピーメモリーが築いていけるように、読み直したくなるようなマイページの振り返り工夫に挑戦中です。
Q. ハピディテに書き記しているような、Miaさんにとっての日常の中にあるハッピーなエピソードをぜひシェアしてください^^
Miaさん:私にとって、朝のコーヒータイムがハッピーです。
子どもの頃からコーヒーの香りが好きなのですが、コーヒー好きな母に連れて行ってもらった珈琲屋さんとサンドイッチやパンケーキの思い出や、家族で行った新緑の森のカフェの思い出も蘇って、コーヒーとハッピーが結びついている事も一緒に味わっています。
また、うちにいるネコと過ごす時間もハッピーな時間。
数年前に野良猫として実家に住み着いたネコ、人間の事情でパリへお引越し。
ずっと犬がいた家で育った私と初めての家猫生活で、お互いわからないことだらけでしたが、名前を呼んだらしっぽピーン!!でグルグル喉を鳴らし、何をされても大人しいぬいぐるみのようなネコ。
赤ちゃんのように後追いしたり、仕事中もかまってかまってとにゃおにゃおアピールに生活の変化に戸惑いもありましたが、この子を抱っこしている時の温もりとか柔らかさ、毎日この子に話しかけれて、コミュニケーションして、触れる事ができると思うと、子どもと同じように愛おしい..小さなネコだけど、大きな愛を頂いてます♡
Well-beingとは?
Miaさん:実は、私はWell-being に興味があって受講したというよりも、脳の仕組みをしれたらいいなと、どちらかと言うとお勉強モードでの参加でした。
そこから、脳のネットワークを理解して、少しずつ、自分に足りなかった感情へのフィードバックの体験が積み重なったら、過去のネガティブとされていた経験も一緒に軽くなって、そこへの感謝の気持ちみたいなものが生まれたと感じてます。
生活の中に、ちょっとしたつまづきとか悲しみとか、ネガティブな出来事もやってくるのですが、天気と同じように、雨を晴れにする事はできないですが、感情はどう捉えていこうかなと考える場面は増えました。
日々、なんでもない事がなんとなく楽しいとか、小さな事に感謝と感じれたりすると、豊かな瞬間、空間、を感じれるので、自分の中の青い鳥を眺めています。
私にとってのWell-being は、ポジティブを感じて、育んで…と意識して青い鳥を探していくことかなと。
最後に
Q. Miaさんが感じる、「こんな世界になったらいいなあ」を教えてください。
Miaさん:世界中の人が、自分の個を楽しむ事が当たり前の世界になるといいなぁと思います。
子ども達を見ていると、嫌な事があっても、困った事が起きても、同じくらい、小さな事を喜んで誰かに感謝している姿を見ると、本当にキラキラと輝いていると感じます。
楽しい。とか、幸せ。の経験を繰り返すことでも、つまづいたり転んだ時に、「けど、こうしてみよう」とか「こっちでもいけるよね」と立ち上がれる力が湧いてくる気がします。
自分の心を幸せにする事ができれば、人の心も大切に出来るでしょうし、みんなが自分の個性を楽しめる世界になったら、ワクワクが広がっていくのかなと。
誰かの豊かさと自分の豊かさ、一緒に楽しめる世界になるといいなと思います。
Miaさん、素敵なメッセージをありがとうございます!
深く、温かい、思いを込めていただき、こうして出会えたこと、今も繋がりを持たせていただいていること、心より脳より嬉しく思います。
これからも一緒に、たくさんの方と出会い、一緒にCommunityを育んでいけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします✨