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【自律する脳のおはなし会】つばさ保育園の職員+流山地域の方々へ
先日の3月2日(土)、市野谷つばさ保育園様からのご依頼をいただき、市野谷つばさ保育園と吉川つばさ保育園の職員の方々、そして千葉県流山市にお住まいの地域の方々に向けて『乳幼児の自律と心理的安全』を主なテーマとして脳の観点からお話をさせていただきました。
これまで多くの学校や教育機関にて「自律」についてお話させていただく機会はございましたが、未就学の子どもたちと接する方々向けとしての講演は今回が初めてでした。
できるだけ現場に寄り添ってお話ができるよう、大学時代はアメリカのUniversity of California, Los Angeles(UCLA)にて発達心理学を学び、保育士の資格を持ち、実際に保育園に通う二児の母でもある壷屋が担当させていただきました。
心理的安全が土台
「脳」という専門的で小難しそうなお話に抵抗感がある方でも、リラックスしてご参加いただけるよう、ちょっとしたお茶菓子とともに、アットホームな空気作りから入ります。少人数での開催のメリットを活かし、できるだけみなさんと近い距離感でお話ができるように。効果的な学びを促すためにも、心理的安全な空気や雰囲気を作ることをとても大切にしています。
子どもたちの「自律」においても、心理的安全なくしては、育みようがありません。なぜなら、自律を促す上でとても重要な、意識的な思考をしたり、意思決定をしたり、感情のコントロールといった脳機能たちはとても高次なものであり、心理的安全な状態であってはじめて機能するからです。
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そもそも子どもたちは自律的
子どもたちの自律を応援する上で大切なことをお届けする内容としてまとめておりますが、まずは、強い共通認識として持っておきたいこととして、「そもそも子どもたちは自律的な存在である」ということ。
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誰かに教えてもらうわけでもなく、新しく踏み入れたこの世界のことをどんどん学び、自ら成長する姿は、脳の観点から見て「自律的」以外の何物でもありません。
大人であっても子どもであっても、本質的な自律の育みのあり方に大きな違いはないのです。ただし、子ども時代は環境による影響も多分にあり、その環境に含まれる周囲の大人たちの接し方次第で、子どもたちの育ち方が大きく変わっていくということは十分考えられます。そのため、大人側が脳の仕組みを学び、子どもたちが本来持つ自律的な力を尊重するような見守りや声がけを意識することはとても重要だと思います。
では、どんなときに見守り、どんな声がけをすると良いのでしょうか。
詳しくはぜひ直接対話させていただく機会をいただけたらとても嬉しいですが、簡単に弊社のinstagramでもまとめさせていただいておりますので、ご参考として覗いてみていただけたらと思います。
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また、弊社代表の青砥と、元麹町中学校(現横浜創英中学・高校)の工藤校長先生との共著も参考になるヒントがたくさんあると思いますので、興味がある方はこちらもお手にとってみてください。
講演後のご質問たち
お話をさせていただいたのちに、質問のお時間も設けさせていただきました。ご参加いただいたほとんどの方がご質問してくださり、お答えできる範囲にて、時間めいっぱいお話をさせていただきました。
慎重な性格の子へのポジティブな声がけのあり方、挑戦する気持ちになるような声がけのあり方
行動を促すためにご褒美や罰を使うことの良し悪し
職員の方々の自律的な行動を促すためには
スマホ(youtubeなどの動画)等との付き合い方
日本とアメリカの保育園の違い、それぞれの良い点
などなど。脳に興味を持っていただき、さらに学びを深めようとご質問していただけたことは何よりの喜びです。
改めまして、このような機会をいただけたこと、心より光栄に思っております。ご参加いただいたみなさまも、素敵なお時間をご共有くださりまして、誠にありがとうございました!
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DAncing Einsteinでは、学びの促進やウェルビーイングを育む上で大切な「自己の理解」について、脳の特徴などを学ぶことにより深める講座を、様々な学びの場にてご提供させていただいております。
未就学児向けをはじめ、その他、小学校、中学校、高校、大学といった学校現場、また教育委員会をはじめ教育行政、その他民間の教育機関等においても、児童・生徒を対象とした講演、また、教職員向けの講演・研修などもご提供させていただいております。
<主な講演テーマ>
▶️ 自律 ▶️ 心理的安全 ▶️ 自己肯定感 ▶️ ウェルビーイング など…
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どんなことをしている会社なのだろう?と興味をもっていただけた方は、覗いてみていただけると幸いです。
(※随時更新してまいります)