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不動産登記の申請を自分で
先日土地を購入しましたが、登記申請を自分でやったので、備忘録もかねて記録しておきます。
司法書士に頼むとそれなりの金額が掛かるので、条件が合えばどなたかの参考になるかと思います。参考程度でお願いします。
書面申請とオンラインがありますが、書面申請をしました。
今回の自分のケースは、自己資金で土地のみを購入した場合。
銀行の住宅ローンのようなものは利用していないです。
銀行が入ると自分自身で登記申請をするのは難しいかも。
早速ですが、下記法務局のページ下の方、4)所有権移転登記申請書 (売買)
が今回必要だった申請でした。
記載例のPDFをみると大体書いてあり、また、法務局で予約をすると希望の時間に電話をくれ、とても丁寧に教えてもらえます。その辺も含め、自分で登記申請をすることは、難しくはありませんでした。
とは言っても、自分も今回初めて土地を買い、登記申請をするのも初めてのことだったので完了するまでは不安でした。
まず、最初に不動産屋に登記申請を自分でやる事を伝え、売主が用意する書類は不動産屋を通してお願いすることになります。買主が用意するものは自分で用意します。
売主が用意するもの
・登記識別情報、又は、登記済証(土地の権利証)
・代理権限証明情報(委任状のこと)
・印鑑証明
・土地家屋評価証明
買主が用意するもの
・登記申請書
・登記原因証明情報
・住民票
本来は、売主と買主が一緒に申請するものですが、司法書士のような代理人が、売主、買主から委任状を受け申請するのが一般的かと思います。今回は、司法書士に頼まず、買主の自分が売主の委任状を持って申請することにより、司法書士に支払う代金を節約しました。
委任状は、売主が用意するものですが、自分の方で法務局の 4)所有権移転登記申請書 (売買)
のページの記載例にある様式、委任状の例から委任状を作成し、契約の日に売主に実印を押してもらう形にしました。
登記原因証明情報も同じページの記載例に例がありますので、その様式の通りに名前や住所を変え作成しました。
登記申請書に課税価格と登録免許税を書くのですが、課税価格は土地家屋評価証明書の価格を書きます。事前に不動産会社を通して売主から聞いて記します。
登録免許税は課税価格の2%、(土地は今だけ1.5%の軽減税率)を記載します。
書類には捨て印を右上の余白にしておきました。
登記申請書の右上に申請者(買主)の捨て印
登記原因証明情報の右上には、売主、買主両方の捨て印
委任状には売主の捨て印
売買契約当日に全ての書類が揃ったら、一枚目に登記申請書、二枚目にA4白紙、三枚目以降は順不同で、登記原因証明情報、委任状、印鑑証明、土地家屋評価証明書、住民票を並べ、左側を2箇所ホチキスでとめる。
登記識別情報、又は、登記済証はホチキスではとめずにクッリプで添付しますが、登記済証の場合は原本を添える、登記識別情報は原本ではなくシールで隠されている暗証番号みたいなものが重要なので、シールを剥がしコピーしたものを封筒に入れ、封筒に、所有権移転、登記識別情報在中、名前を書いて封をしてクリップで添えます。
二枚目のA4白紙には登録免許税の金額分の収入印紙を貼り、ページの境目に申請者印を押します。(契印って言うのかな?)
これを購入した土地の管轄の法務局に提出します。
郵送でも良いようなのですが、自分は契約したその日に法務局にいき提出してきました。
何日過ぎ(約一週間後)に連絡してくださいと言われるので、その日を過ぎたらこちらから電話をかけ完了しているか確認し、完了してますと言われ、印鑑と身分証明書を持って後日取りに行く流れです。
終わってしまえばどうと言ったことはないのですが、初めてのことなので何かと不安ではありました。