見出し画像

スキゾの魂が疼く。田舎へ逃げよう!(ベトナムの田舎に家を建てて暮らす・生活編2024年8月)

スキゾの魂が疼く。田舎へ逃げよう!(ベトナムの田舎に家を建てて暮らす・計画編)はこちらです

スキゾの魂が疼く。田舎へ逃げよう!(ベトナムの田舎に家を建てて暮らす・施工編1)はこちらです

スキゾの魂が疼く。田舎へ逃げよう!(ベトナムの田舎に家を建てて暮らす・生活編1)はこちらです

8月2日

ここ数日は、朝は霧。それから晴れて、一部に薄雲が広がる午前中。
晴れてはいるが涼しく、午前8時の気温は20度くらいで過ごしやすい。

ある日の朝

10時、停電。最近は停電が多い気がする。昨日も午前中30分くらい停電があった。どこかで電気工事をしているのだろうか?

1時頃電気が戻ったとたんに、東から雷雨。けっこう激しく降っている。西の空には小さな青空が見えるのに..

8月3日

ストーブ

朝9時過ぎにTin君と鉄屋が総勢4人で薪ストーブの設置に来た。
薪ストーブ自体はできているが、煙突は塗装したり切ったり溶接したり、位置を決めて壁をくり抜き、固定したりの作業が必要だ。

午前中はよく晴れていたが、昼過ぎからだんだん曇ってきて1時頃から雨が降り始めた。
雨が激しくなる前に外の作業はなんとか終了し、屋内で溶接部や削ったところを塗装したり細かい調整をして、いよいよ薪をくべた。

雨は雷雨となりかなり激しく降ってきた。1階バスルームの入り口部分、2階の北側各所から数カ所、かなりの量の水が漏っている。
ちょうどTin君がいてよかった。さっそく箇所を確認してもらい、早めの対処を依頼した。

ストーブの中で薪は順調に燃えている。室温も上がってきた。
煙突やドアの温度を確認する。煙突は100度位になるので、火が燃えているときは触らないように注意が必要だ。
薪がすぐに燃えてしまうが、これは吸気の量を調整して試していくことになるだろう。

2時過ぎに雨がやんだ。吸気パイプの先から雨が入らないように下向きのパイプを溶接してもらって、作業終了かと思ったら...
どこからか拾ってきて溶接やグラインダーの火花よけにストーブの下に敷いていたブリキ板が抜けない。
いろいろやった末、結局足部分を切り取って外した。足部分に残った小さなブリキ辺はペンチで引き抜けた。

昨晩は上着がほしいくらいの気温だったので、これからストーブが活躍しそうだ。
内部が小さいので、薪を割ったり切ったりしなければならない。
切るのはジグソーでいいが、割るのにナタを調達する必要がある。

また命に関わる事柄なので、一酸化炭素検知器を2つ、別のメーカーでプッチっとした。
これを1階と2階につければ安心だろう。

8月4日

村の店にナタを買いに行き、ついでにバイクのゴム紐も1本買う。

ナタ

ストーブは火が燃える部分の上部に砂を入れ、火が消えても温まった砂でしばらく温かい、という構造だ。
実際にやったことはないから、どのくらい効果があるかは全くわからない。
砂は2リットルもあれば十分なので道端から調達して家の前に広げて干しておく。しっかり乾くまで数日かかりそうだ。

薪ストーブ用の薪を作る。
長さ40cm以上の薪は中に入らないので、基準になる木材を用意して、長いのはそれに合わせてジグソーで切る。
板はナタで割る。焚付用に細いのを少し用意しておけばこれで火がつくはずだ。
一気にやると疲れるので、少しずつ作る。しばらく薪割りが日課になるかもしれない。

shopeeで手配していたガラムマサラとIPAが相次いで別便で届いた。
クレジットカードで料金を先払いしておくと、ウッドデッキのテーブルに勝手に置いていってくれるので便利だ。
宅配ボックスってこんな感じかな?

今夜は肉じゃがにしようかと思っていたのを急遽ガラムマサラ肉じゃがに変更。レシピを探したらいくつかヒットした。
IPAと肉じゃが、楽しみな夕食だ。

夕食

オリンピックはサッカーと柔道が終わって小休止だ。
次に見たいのはスケートボードのパークとスポーツクライミングとレスリングのフリースタイル。
BMXレーシングやマウンテンバイクも見たかったが、日本人がからまない日本で不人気競技はTV中継がない。

8月6日

Tin君から連絡が来てた。
バスタブの内部を小さくして、お湯の高さを増す工事と、ウッドデッキの南側雨よけの見積もりにOKを出す。
ストーブと雨漏りは無料で対策してくれるとのこと。

結構煙が出る

11時半から日本とgoogle meetsで打ち合わせをしていたのだが、途中でインターネットが途切れた。
室内にwifiは飛んでいるが、プロバイダー側が繋がらない。10分ほど待つがダメなので、打ち合わせを明日に延期してもらった。
延期を決めた途端にインターネットが回復した。

すすきが色づき、夜はコオロギらしき虫が鳴き始めた。雨季と乾季しかないと思っていた国でも、田舎では季節の移ろいを感じられる。

8月7日

友達から進められていたTiktokで初めて動画を投稿した。
田舎暮らしを動画でも配信していきたい。

Tiktokはこちらから

電気湯沸かしポットが壊れてしまった。
これ、一番壊れる家電なのだ。電気が来る部分が下にあってそこにポットを上から接点が合うように差し込む形式なんだけど、その接点がいつも壊れる。
接触不良になったりショートしたり。今回は煙を上げてショートした。

街ならすぐに修理に持っていけるのだが、しばらく街には出ないので修理ができない。
買っても安いのでひとつ買って、壊れたのを直せば予備になるとも思う。

一方で、普通にガスで使う薬缶がない。
前にコーヒー用にしていたステンレスのでもいいのだが、小さい上に湯が湧くと注ぎ口から吹き出すのが難点だ。

ということで、ちょっとおしゃれなガスにかける笛付きの薬缶をshopeeでポチッた。
これがあれば停電のときも使えるし。電気のほうは近所の萬屋でも売っているので折を見て購入しよう。

8月8日

赤とんぼが飛んでいる。
止まらないので写真が撮れないから種類はわからない。

すすきがいい色

TikTok2つ目。
音楽も自作しようとしている。
garagebandでMacbookから一発録り。昨日のはiphoneのボイスメモで録ってみた。
録音機材がないので音色やボリュームの調整が難が、だんだん慣れていくだろう。

8月9日

萬屋で朝の買い物。
不便なので電気湯沸かしポットを買った。5−6箱あったけど、赤い色のしかない。キッチンの色バランスが崩れるけどしょうがない。
作りはかなりチャチで、1年くらいは使いたいがいつまで保つやら。

派手すぎポット

OHUBIAという、萬屋で初めて見たビールを1箱。安いのが取り柄のビールだ。
ビールに塩をふると美味しくなるという眉唾情報が友達のFBに上がっていた。
昨晩試したら、ほんの少し入れると確かにいい感じになる。OBUBIAが塩でどこまで変身するか。

夜、塩ビールを試す。マシにはなるが、めちゃウマにはならないなあ。

8月10日

TikTokなど始めたら、iphoneを3脚に固定したくなった。
shopeeで装置を探してポチ。ついでに、バイクのハンドルに固定する装置と車につける装置もポチ。
用途ごとに違うのを買うことになる。一つずつは安いものだが3つ+送料3回分になると結構な値段だぞ。

8月11日

朝、散歩のとき時々すれ違うおっちゃんがいる。会えば挨拶するし、身振りで会話もする。
どうやら川向うの家に住んでいるようだが、いつも買い物かごを下げて歩いて買い物に行く。
今朝はたまたま散歩のUターン時に会ったので、一緒に歩いた。
いつも「どこに住んでるんだ?」と多分聞かれていて、「あっち」しか答えられたいのだが、今朝は家の近くまで行って、そこだよ、と指し示せた。

それから、おっちゃんがどこで買い物するのかに興味があってついて行った。
もしかしたら知らない穴場があるのか?と。

結局1km弱歩いて、いつも行かない方の萬屋へ。この前ナタを買った店だ。
おっちゃんが野菜や肉を買う間、店の中をじっくり見学した。
プラスティック製品、電化製品、配管用具、食品などなど結構な品揃え。いつもの方にない時はここで見繕うのもいいかもしれない。

shopeeで花茶と蝶豆花茶を買おうとしたのだが、バラバラにしか買えない。
バラバラに買うと送料を2度払うことになるのがバカバカしいので、チャットで問い合わせたら、ZALOで連絡しろと言われた。
ZALOというのはベトナムで流行ってるLINEみたいなアプリなのだが、使ってないのだ。
で、使ってないと言ったら、メッセンジャーでってことになって、やっとまとめて送ってもらえることになった。

蝶豆花茶(Buttefly pea flower)が目にいい、というのはガゼだという話もあるが、マイナスではないだろう。
花茶はいろんな花のmixで、この2種を混ぜたお茶を朝1リットルくらい作っておくと1日中飲める。
ほんのり甘いので、甘味欲求もなくなるし、体にもいいということにしている。

shopeeで買った薬缶が届いた。
しかし注ぎ口が壊れている。すぐにチャットで販売元に連絡したら、写真を送れ、というので添付した。
いままでの経験だと、キャンセルして返金という流れただ思われる。

出荷前に検品してください

8月12日

カード会社から、支払いの場合SMSでの認証が必要になるので携帯番号を登録しろ、とのメールが来た。
このメール何度か来ているが、日本の携帯番号がないので困っている。
問い合わせたくても、AIチャットは的はずれな回答だし、メアドや電話番号がわからない。

カード会社のWebページを探し回ったら、有料電話での問い合わせがあったのでSkypeでかけてみた。

結果、携帯番号登録はしなくても大丈夫なので、メールは無視してOKとのこと。
貴重なご意見として登録する、というので

  1. 携帯番号がない人用の案内がほしい。

  2. メールなどで簡単に問い合わせができるようにしてほしい。

  3. アプリで認証できるようにしてほしい。(某銀行はこの方式)
    と伝えたが、さて....

しかしオペレーターさんも大変だ。いちいち「申し訳ございません」だし、セキュリテイが...などの説明もしなきゃだし。
有料電話なのだから、過度な丁寧口調やいらない説明はナシにして情報だけ伝えてほしいのだが、そうも行かないんだろうなあ...

8月13日

このところ数日天気がよく温かい。
いつもは午後降る雨も降らず、雨季の小休止といった感じ。

天気がいいので、家の裏の川向うの丘の向こう側へ行けないかとバイクで探検に出た。
googlemapで見る限り、国道へ出て隣村まで行ってから大きく回り込み、ビニールハウス群のなかを進む。
ところがビニールハウス群は一つの農場のようで、入口あたりで警備員に止められて先に進むことができなかった。
家の裏の川向うに行くためには、無理やり川を渡るか、吊り橋を渡ってから徒歩で山道を行くしかないのだろうか。

8月14日

フライパンで焼けるクッキーを作ってみた。
家のガス台、弱火にしても結構強いので少し焦げた。
味はまあまあ。ちょっと甘すぎたかも。
とりあえずほぼレシピ通りに作ったので、次回はいろいろアレンジしてみよう。

フライパンで

8月17日

この前買ったダメ薬缶は結局キャンセルして返品した。
ダメ部分の直し方みたいな動画が送られてきたが、動画に従っても直らないし、そもそも新品を直してから使うって、商品としてどうなのか?

大きさも実際には結構大きい。といっても2.5リットルと、薬缶としては小振りなのだが。
電気が使えない時用なので、もっと小さいのがほしい気がする。

で、調べたたら小さいのはキャンプ用になるようで、お湯が湧いたときの笛がついていない。それでも1.1リットルというのと、シリコンで折り畳めるというのを見つけた。
シリコンの良さげだが、シリコン部分に火があたっても大丈夫なの?
とりあえず問い合わせた。

家の前のコーヒー畑、緑の実をつけて実が少しずつ大きく育っている時期だが、雑草が刈られた。
翌日に、刈りっぱなしでそのまま放置してある雑草をどけて土を露出させて、肥料を撒いている。
これで手入れは終了なのだろうか?

雨が激しいと雨漏りするので、Tin君にもらったシリコンで危なそうなところを埋めていく。
蘭農園との50cmの隙間に脚立を立てて、窓枠の下部を埋める。
上部は先月やってそちらは雨漏りが止まっている。

周囲にうろや穴、板の継ぎ目のギャップがいくつかあったので、念の為そこにもシリコンを注入しておいた。

2階は西側の窓の下部を処理。ここでシリコンがなくなってしまった。

8月18日

買い置きのUHT牛乳がなくなってきた。近所では無糖のUHTはほぼなく、あってもビタミンが添加されていたりで美味しくない。

そこで粉のスキムミルクなら保存も効くし、パンを焼くときもコーヒーにも使えると思いついて調べてみた。
そうしたら脱脂粉乳ではなく全粉乳という脂肪分も粉になった製品があるらしい。さっそくshopeeで調べたらニュージランドのとオーストラリアのがある。
ニュージーランド産が倍くらい高いのだが、これはなぜだろう?

使えなかったら犬にやればいいし、と思って、とりあえず安い方を500g買ってみることにした。

8月19日

先日焼いた、フライパンで焼けるクッキーがけっこう美味しかったので、今日は少しアレンジして焼いてみる。
砂糖だけでなく蜂蜜を加え、すりごまを生地に混ぜ込んで、上にナッツを埋め込んだ。
ナッツはひっくり返す時に落ちやすく、数枚落ちてしまった。

シリコン充填剤を買ってきたので、2階の残り部分の作業をした。

シリコンを買うついでに大通りに面した萬屋でアイスクリームを買った。
大家さんから、こちらはいつも行く方より高いと聞いていたが、アイスクリーム1個につき1,000ドン高い。
なるべくいつもの方で買うほうが良さそうだ。

午後、裏の川にキャンプ椅子を持っていってチェアリング。流れに足を浸すと冷たくて気持ちがいい。
椅子がだいぶ前のめりになるので、次回は木の板などを持ってきて調整したい。

8月20日

右足外踝の下が痛い。痛風っぽいが、薬を飲んでいるので尿酸値は低いはず。
しばらくチェックしてないから、次回どこかで尿酸値を測る必要がありそうだ。
痛みは軽く、痛風だとしたら初期の発作のときと似ている。ロキソニンでほぼ痛みはなくなった。

結局3日ほどで完治。痛風かなあ。

8月21日

インターネット系のモバイル講座1回目。
講師の都合で昨日の講義が今日に変更になった。
1対1でしっかりと1時間半ほど教えていただく。頭がめちゃ疲れた。

全脂粉乳が届いたので、さっそく戻してみた。けっこうまともな味がする。
濃いエスプレッソを淹れてアイスコーヒーにし、戻した牛乳を加えてみた。牛乳分が足りないので、粉を足したら溶けなかった。
あらかじめぬるま湯で溶いておく必要がありそうだが、まともなLHT無糖が手に入らないので、これは常備したい。
値段も、LHTの1/3くらい。送料をいれてもまだ安い。

アイスミルクコーヒー

前に犬に噛まれた時行ったクリニックが街にある。そこに血液検査ができるかどうか問い合わせた。
1日前に予約すればOKとのことなので、次回行ってみようと思う。

8月22日

オニヤンマのフィギュアが届いたので、さっそく1階2箇所の出入り口と2階のテラス、よく開放する窓の計5箇所に吊るした。
これで虫、とくにハチが入りにくくなればいいんだけれど。

コーヒー畑の向こう側で工事が始まったようだ。ショベルカーが整地をしている。
畑を作るのか、家が建つのか。建設だとうるさくなるかもしれない。

何が始まるのだろう

8月31日

この辺に詳しいロシア人に誘われてハイキングに行った。

家から10kmくらいのところにバイクを止めて、チョウザメの養殖場を抜けて森に入る。
国立公園内なのだが、養殖場は違法ではないのだろうか?

9時過ぎから11時過ぎまで、かなりゆっくりと歩く。Annaが植物に詳しく、いろいろ説明してくれるのだが、ロシア訛の英語の上、知らない単語も多くて理解は8割くらいだろうか。
最近固有種と認められた花や、たくさんのきのこがある小道を、時に流れを渡りながら歩いた。

出口に近い河原で休憩して、伝統的なロシア料理だというマッシュポテトと鶏肉のミートボールをごちそうになった。
食後にはベトナムの月餅と紅茶と、至れり尽くせりだ。
全部で4,000歩くらいのコースだが、久しぶりなのでいい疲労感だ。

食べられそうだが

雨が降り出す前に家の近所まで戻って、まあまあまともなコーヒーを出すカフェでお茶をして解散。
他にもいくつかハイキングルートがあるので、また連れて行ってくれるそうだ。

スキゾの魂が疼く。田舎へ逃げよう!(ベトナムの田舎に家を建てて暮らす・生活編2024年9月)へつづく

田舎生活の費用詳細はこちら(有料公開です)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?