好きな漫画【ごはんとか】
ご飯食べるの好きだし、食べたいものを作るのも好きです。
行儀悪いかもしれませんが、お酒飲むようになってからは飲みながら作るのも好き。
そんなわけで(?)ごはんに重きが置かれている気がする好きな漫画を5つほど。
きのう何食べた?/よしながふみ
こちらはドラマから知りました。
主演が西島秀俊さん、内野聖陽さんで、たしかNetflixでなんとなーく見たのが最初だと思います。
ドラマが面白かったもんだから原作も気になって読み始めたらあっという間に最新刊までたどり着いちゃいました。
ドラマ化すごい丁寧にされてて、漫画ファンの方もあのドラマ化はかなり高評価なんじゃないですかね?知らんけど。私は漫画もドラマもどっちも好きで両方リピートしまくってます!
再現しやすいご飯が毎回出てくるのが良いのですが、それとは別に男性2人暮らし(というか同性愛者)だからこその問題や、性別関係なく「家族とは」と考えさせられたり、最近だと年老いていく人間についても話題にしているのも好きなポイントです。
基本的に私は自分の食べたいように毎日作ったり買ったりしてるのですが、この作品を読むと「夫の事も考えて作るか~」とか思ったりして、なんか人にやさしくなれる気がするので重宝しております。笑
作りたい女と食べたい女/ゆざきさかおみ
これはたまたまですが…こっちは女性2人がメインのお話。
webの試し読みで面白く、私は作って食べたい女なのでメイン2人の気持ちどっちもわかる~!って感じでした。
まとめ買いして読んじゃいましたね。試し読みの罠!!
ちなみにドラマ化されてるようですが、そちらは見てないです。機会があれば見ようかな。
最初はモリモリぱくぱく食事を楽しむ様子が描かれてますが、読み進めると恋愛要素の話が濃くなってきます。
作者が書きたいテーマが性的マイノリティだったりするんでしょうか?または日本社会における女性の扱いとか??ごはん目当てで読みだしたので、話の流れにちょっとびっくりしましたが、とにかく自分の好きにして生きていいんだよ~って優しく受け入れてくれる空気感が好きです。
家族との関係性について重ためのテーマも扱ってますが、人によって辿り着く答えは違うので、答えの一つとしてメインキャラの考えが描写されていているあたりは押しつけがましい印象もなく丁寧に表現されていると思います。
ダンジョン飯/九井 諒子
雰囲気がらりと変わって異世界もの。
夫が買って読んでたのをおすそ分けしてもらいました。全14巻。
異世界のキャンプ飯みたいな、携帯食の話かな~と思いきや、食材現地調達のサバイバル!味の想像できるような出来ないような…ってのが面白い!モンスターを食べるって狂人じみた発想がいいですねー。
キャラも魅力的。
ざっくりと主人公の妹をダンジョンから救う話なので終盤に向けて戦闘とかがメインになりつつも、最後まできちんと『ダンジョン飯』してて大満足の一作でした。
アニメも良いです!
1期のBUMP OF CHICKENのオープニング曲好き。
空挺ドラゴンズ/桑原 太矩
こちらも異世界!
飛空艇で空を飛びまわって龍を狩る話なのですが、世界観が作りこまれていて大好きな作品です。これも夫が読んでたやつですが、すっかり私がハマってしまいました。新刊でたらすぐ購入してます。
コラボでウイスキーも出していて…悩んでいる間に買った方がいいかなー。
『龍がいる世界』ってだけでファンタジー大好き心くすぐられるんですが、そこで暮らす人々の描写がとても細かいです。
娯楽としての食ではなく、亡き骸の加工品とかの使用方法も考えられていて、命をとても大事に扱っている印象が大きくて好きですね。
こちらのアニメも最高でした。
前に完全受注製作の画集があったのですが…その存在を知った時には受付終了していて。。。手に入るものなら拝みたい!
酒と恋には酔って然るべき/はるこ
最後に毛色を変えてお酒メイン。
珍しく友人に勧められた漫画です。
日本酒好きな友人が日本酒布教するのに出してきた。笑
まんまと罠(?)にはまり、もともと酒飲みな人間でしたが、家での日本酒率が上がりました。とても。
とにかく楽しく日本酒飲みたくなる漫画なんです!
恋愛要素がもちろんありますが、30歳前後の人間の結構リアルな恋愛話をさらりと落とし込んであり、恋愛ものあんまり読まない私でも抵抗感なく楽しめました。変にドロドロしてないし、無駄にキャッキャもしてない。(分かりにくいな)
とにかく!
実際の日本酒の銘柄がワラワラと登場するので、気軽に味を確かめられるのがすごくいい。友人と実際にお取り寄せとかして楽しんでます。
旅先でのお土産も日本酒増えたし、酒蔵見学とかもしちゃってすっかり日本酒好きに仕上がりました~。
そういえば実家には『クッキングパパ』と『美味しんぼ』があったし、ごはんがでてくる漫画好きなのは親の影響もあるかもしれない。
残念ながらもう漫画は実家にないけれど…読んでおくべきだったなぁ。