映画感想【スオミの話をしよう】
映画館で見てほくほくした後にネットの評価などを見てびっくり。
かなり評価が分かれるというか、もはや文句を垂れ流しているだけのレビューも多くあって…しばらく眺めた後はそれらを読むの止めました。
感想は人の数だけあるのは当然だし、マイナスばかり眺めていても自分に悪影響なので。
私は楽しんだ。
むしろまた見たい。
人間って滑稽って思えるような喜劇だなぁっていうのが主な感想です。
じわじわとくる笑いや、会話のテンポ、大の大人がくだらないことでバタバタしてしょーもない感じとか、見てる分には面白い。当事者にはなりたくないけど。
元夫+現夫の会話や思い出話を見ていて、「今も自分は彼女にとって特別な人間だと思ってるんだー」って哀れで滑稽に感じました。
身代金投下のドタバタ劇やありえないアクションシーンの流れもばかばかしかった~。
基本的にコメディなんですが、スオミって別に悪女でもなんでもなく、究極の愛とか巨万の富とか、分かりやすく何かを求めているわけじゃなかったのが空虚感あって謎の怖さもあったかも。
女は女優。
そして映画見た後に気が付いたのですが、Xで監督の日記が投稿されてました。
撮影時のエピソード等ですが、それらを読んだ今なら違った楽しみ方が出来そうです。教養的な予備知識みたいなもんですかね。
三谷幸喜さんの作品で一番好きなのは『古畑任三郎シリーズ』ですが、『HR』や『誰かが見ている』みたいなシットコム形式の作品も好きです。
ふと思ったのが、このタイプが好きだと『スオミ』も楽しめるのかも。
ところで『スオミ』の映画レビューを見ていたら度々『ギャラクシー街道』を引き合いに出してる人がちらほら。
評価低いみたいで逆に気になってます。
なぜか見てないので近いうちに見てみましょうかね。