はじめての黒部峡谷 【活動記録3】 2018/11/3
黒部峡谷へ
9月末に宮島峡に行って以来の遠出。この日は、大学の友人と富山県黒部市にある黒部峡谷へ。
今では自宅から車を2時間ほど走らせて行くことがほとんどであるが、このときは電鉄富山駅に集合し、富山地方鉄道を利用した。
10時過ぎ、終点の宇奈月温泉駅に到着。ここが黒部峡谷の玄関口である。黒部峡谷は紅葉の名所として県内外の人に認知されており、また当時は、紅葉真っ盛りということで、かなりの人手であった。そのため、トロッコ列車の乗車券売り場にも行列ができており、予約できたトロッコの発車時刻も12時過ぎと遅かった記憶がある。
乗車時間までは、黒部峡谷の象徴ともいえるあの風景を見に行き、時間をつぶした。
これ↓
「旧山彦橋からみる新山彦橋を渡るトロッコ列車」
この黒部峡谷を象徴する絵は、宇奈月駅近くにあるため、誰でも簡単に見ることができる。トロッコ列車に乗る時間がない人でも、この景色をカメラに納めれば、黒部峡谷に行ったというアピールができるということだ。
昨年、黒部峡谷に月1の頻度で訪れた経験からすると、トロッコ乗車が12時過ぎは遅すぎる(終点欅平まで行くならば)。遅くとも11時半頃に発車するトロッコに乗りたい。さらに言うと、黒部峡谷全体を満喫したい場合は、日帰りなら始発か8時台の列車に乗りたい。宇奈月温泉で1泊して、旅程を2日にするのもありだ。
この旅の行動範囲としては、途中駅の黒薙や鐘釣では下車せずに、終点の欅平で下車し、散策したのみなので、途中駅や周辺施設については触れないでおく。今後、登場までのお楽しみということでお願いします。
トロッコ列車は約1時間半で宇奈月と欅平を結ぶ。その道中の至るところに絶景が存在する。その一部をどうぞ↓
まだまだ、絶景写真はあるのだが、それはまた別の機会で紹介したいと思う。
欅平に降り立つ
13時半頃、友人と私、2人の男子大学生が欅平に降り立った。涼しい、いや、少し肌寒い風を感じた。
まず最初に向かったのは、奥鐘橋を渡ったすぐ先にある人喰岩。
その奥にある名剣橋は当時、通行止めで先には進めなかったので折り返して、黒部川の下流方面へ向かった。猿飛山荘、河原園地を過ぎ、整備された遊歩道にある隧道も抜け、猿飛峡展望台に到着。15時頃だったため、陽も傾き、陽の当たる山肌は白飛びし、当たらない影となる部分は黒つぶれしてしまうため、写真を撮るのが大変だった。(だから、早い時間=陽が上にある時間帯に欅平を訪れた方がいい。逆に、山彦橋での定番構図の撮影は午前逆光なので昼以降がいい)
ちなみに、満足のいく写真が撮れなかったことから、リベンジに燃えていた昨年は、猿飛峡までの遊歩道が工事中だったり、紅葉真っ盛りの時期に授業等の予定が入っていたりしたため、リベンジできていない。そして、今年も立山ばかりに行って再訪できず、、、こうして執筆している今日の日付は11月30日、つまり営業終了日を迎えたのである。来年以降に持ち越しということだ。
帰路につく
帰りのトロッコも行き同様に窓の有無関係なく満席で、居心地はいいとは言えなかった。疲れもあったし。そして何より、陽が落ちかけている黒部の谷に吹く秋風が、トロッコに乗っていることもあってか、冷たすぎた(特にトンネル)。山間部は平野部と違って、風が鋭い。だから、夏以外の黒部峡谷をはじめとする山の観光には、防寒具は必須であることがいえる。そして、帰りは窓付き客車に乗るべし!!
列車が宇奈月駅に到着した頃には、辺りの宿に灯りがみえた。我々は宇奈月温泉の駅から再び地鉄に乗って、電鉄富山駅で解散した。
そして、まだこの時は、2年後に毎月通うくらい、黒部峡谷にハマるとは思っていなかった。
また、帰りの電車の中では、旅の振り返りとともに、地鉄の乗車時間が長いことについても話していたのだが、このとき気づいたことがあった。
それは、
「この旅、わざわざ最初から最後まで、地鉄を乗り通す必要性はなかったのでは?」
ということ。
我々が利用した地鉄の本線は電鉄富山駅と宇奈月温泉駅を結んでおり、確かに黒部峡谷に行けるのだが、かなり時間を要する。短時間で行ける手段としては、、、北陸新幹線で黒部宇奈月温泉駅まで行き、隣接する新黒部から地鉄に乗るのが最も時短策である。しかし、お高くなるので県民向けではない。そして、もう1つ挙げられるのが、あいの風とやま鉄道に乗車して魚津まで行き、隣接する新魚津から地鉄を利用する方法である。そう、実はこれの方が、数分であるが乗車時間が短く、かつ値段的にも400円弱お得なのである。ただ、1回の乗り換えが必要になるが。
※これ↑の効果については、富山市中心部から西側、呉西(富山県西部)地区に住む人の方が期待できるように思われる。
ということで、今回はこれくらいにしたい。
かなり雑な締め方だが、お許しをm(_ _)m
忘れかけていたnote
ひと月に最低1つの記事は書こうと思っていたが、気づいたら11月は0のまま最後の日を迎えていたので、慌てて書くこととなった。むしろ、気づいた自分を褒めてやりたいくらい、このことを忘れていた。
お疲れさまでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?