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東北旅行記 2019.02 ~計画と初日~


旅が恋しい。

最近、旅行に飢えている。そんな私である。

おそらく、他の多くの人たちも同じであろう、このご時世において。


大学生でいられるのも残り1か月となった。私が大学生になって最初の旅行は2018年の夏に友人と行った野球観戦を目的とした関東旅行。それから半年後の2019年2月、私は一人旅に出た。

今回はその最初の一人旅を思い起こしながら、まとめてみたいと思う。



行先と旅の目的


本格的に一人旅を実現させようと思い始めたのは、12月に入ってからのことだったように思う。JTBの小さな時刻表や旅行系のYouTubeを見ながら、行先を決めた。旅先を決めるにあたっては、1,鐵道利用、2,風景撮影、3,未踏の地、の3つの条件、目的を設定して、精選。

そして、選ばれたのが東北地方。メインの目的地としては、秋田と福島。秋田県では男鹿線と五能線、福島県では磐越西線と只見線の風景撮影を目指すことにした。というのも、この当時2019年2月は、いずれの路線でもキハ40系が運行されており、その国鉄型車両が走る様子を写したく、また、JR東日本の様々な外装の車両を撮りたいという思いもあったためである。

一方、上に挙げた路線はどれもローカル線という位置づけで運行本数が少ないことから、鐵道利用で訪れる私としては、旅程を組むのが大変であり、撮り逃しや遅延、運休といったことも考慮した結果、目的地のわりに5泊6日という長めの日程となった。

この旅に向けては、登山用の50Lバックパックや豪雪地帯でも歩行可能なスノーブーツ、ゲイターなども買い揃えた。


また、利用するルートと切符については、この旅行記の最後で詳しくまとめるつもりである。



1日目(2019.02.13)


旅のスタートは北陸新幹線 新高岡駅。6時27分発東京行きの「はくたか552号」自由席に乗車。

7時17分、上越妙高で降り、7時25分発新潟行き「しらゆき1号」指定席に、東三条まで乗車。

東三条で8時55分発の弥彦線普通に乗り換えて燕三条まで。

燕三条で「Maxとき305号」に乗車し、終点新潟に9時56分到着。

※この1年後に私は新潟に進学することになったのだが、このときが人生初の新潟であった。


次の列車まで2時間以上時間があったため、新潟駅周辺を軽く散策することにした。目的地は、新潟日報メディアシップ。新潟駅から北(新潟港、萬代橋方面)へ徒歩10分ほどのところに立つ新潟日報社のビルであり、無料で入れる展望フロア「そらの広場」から新潟市内や越後平野、日本海などを一望できる。

写真ほぼ中央に見える高層ビルは朱鷺メッセ。


メディアシップをあとにして新潟駅に戻ると、次は秋田行きの特急「いなほ5号」指定席に乗車。12時32分発車。お昼は新潟駅で購入した駅弁「村上牛しぐれ」(ピンボケ)を車内で。


冬の曇り空の日本海を見ながら、列車は山形県を抜け、秋田県に入る。

16時04分秋田着。


秋田駅横の東横インにチェックイン後、秋田市内の散策。

(この頃は東横インばかり使っていた)


夕食は駅近くにある「ぱっぷや」という大衆食堂的なところでいただいた。下調べの段階で唐揚げ定食が人気とあったので、それを注文。シンプルで、おいしく、ボリューミーだった。


その後、近くにある千秋公園に向かった。そこは久保田城跡となっている。



東横インの自室から見えた夜景


この日は、富山から秋田まで移動しただけであった。

旅の目的の本格的な風景撮影はこの翌日からすることとなる。




お疲れさまでした。

続く

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