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根性論を笑う者は根性論に笑われる。
「根性論」
この言葉だけだとネガティヴな印象を持たれがち(当者比)だが、なぜなのか?
「あいつは根性論だけで戦術は何も持っていないからダメ」
選手が嫌いな監督に対して言う言葉ランキングにノミネートされる事間違いなし。
そもそも根性論ってなに?
Wikipediaで調べてみると
「苦難に屈しない精神=根性があればどんな問題でも解決できる・またはどんな目標にも到達できるとする考え方(不屈の精神)であり、精神論・精神主義の一つ。」と出てくる。
え。これのどこがネガティヴ要素あるの?
スラムダンクの安西先生の「諦めたら、そこで試合終了ですよ。」と何が違うの?
めちゃくちゃ必要なことじゃん。
めちゃくちゃ根底・土台の部分じゃん。
これがないと始まらないじゃん。
この上に技術・戦術とかが乗るじゃん。
もしかしたら
「あいつは根性論だけで戦術は何も持っていないからダメ」
って言ってしまってる君は、土台の部分が足らないから技術戦術の部分を言うに値しないですよ。そもそものところですよ。
と言う意味かもしれませんな。
逆に我々指導者は根性論だけではダメなのは絶対ですね。
選手が迷子にならないように提示する。
失敗から成功への過程での学習の道を指し示す。
そんな指導者にならないとですね。
この言葉がネガティヴになってしまってる状態こそまずいと思う。
「根性論が全てじゃない」
と言うのは賛同できる。
なぜなら先述した通り、その上に技術戦術等が乗るので、根性論が全てじゃないのは確かにそうである。
が、根性論を馬鹿にしてはならないと思う。
「根性論を笑う者は根性論に笑われる。」
チームマネジメントをする上で根性論めちゃくちゃ大事。
何より大事だと思う。
サッカー(小手先の技術)だけうまければ良いとか、スタメンが偉いとか、そんなのない。
言い易い奴にだけ言うとかそんなの以ての外。
根性論は土台、根性論があれば一流になれるかは分からないがToptopは皆、根底に自分なりの根性論を持っている。
これ、絶対。
どんなに外面がふざけてそうに見えても。
逆に、それが根底にないと、今、他の選手より評価されていても、抜かれる事なんて目に見えている。
そんな選手、五万と見てきた。
「根性論を笑う者は、根性論に笑われる。」
自分なりの根性論
見つけてください。