はじまりはいつも雨
一般的に雨が降っている状況というのはあまりいい感情を持たれない事が多い。
「今日は雨が強いからびしょびしょに濡れちゃうよ」とか
「雨が降っていると外に出かけるのも億劫だ」例を挙げればもっとある。
そして、はじまりはいつも雨...。
この詩の世界は、付き合い始めたばかりであろう男女の恋の男性側の心情を語った詩だと思う。
雨が降っていれば、(恋人同士なら尚の事)相合傘で距離が縮れられる。
降っている雨が傘をさしている場所だけ避けて、
その傘の下は二人だけの「水のトンネル」になる。
僕もこの歌を聴くまでは雨が嫌いだった...。
晴れ晴れとした空の下でのデート、
星が綺麗な夜の下でのデートに憧れた。
でも、この歌を聴いてからは
誰かに恋をする度に、
誰かをデートに誘う度に、
「空を見る」ようになった。