作詞:飛鳥涼
僕はASKAさんの唄の世界感が好きだ。
もちろんメロディーも歌声もさることながら、歌詞の言葉選びや比喩表現に『卓越した』センスを感じる。
今朝もジョギングをしながら、何気なくC&A時代の曲「ラプソディ」を聞いていた。曲中に「瞼の鏡に映す〜」という歌詞のがあるのだが、これはおそらく何かを思い出しす事の比喩表現だと考察するが(目を閉じた時に、脳裏に浮かんだ事を、思い出が瞼の裏をスクリーン替りにし、思い出がそこに映写されたという風に私は解釈しました)
思い出す事を「瞼の鏡に映す」という表現の仕方に改めてシビれた。僕の様な凡人には到底思いも付かないし、そんなセンスもない。
そしてaska氏の作詞にはこんな表現は枚挙に暇がない。
僕が氏の好きな比喩表現(言葉遊び)をいくつか挙げさせていただくと、
・「モナリザの背中よりも遠い気がしてた〜」(「モナリザの背中よりも」から)
手の届かなそうな人への恋い焦がれた表現と考察します。
・「水のトンネル、くぐるみたいで〜」(「はじまりはいつも雨」から)
雨の降る中、恋人と相合傘をしながらあるいていく場面と考察します。
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これらはほんの一部でまだまだある。
そんな「言葉遊び」をいつも氏のアルバムが出る度に、次はどんな言葉遊びがあるんだろうとワクワクするのである。