スポーツ漫画企画案備忘録21
【タイトル】:大都会岡山、春季と秋季に五輪を……創設します!
【コンセプト】:スポーツイベント誘致でのすったもんだを描く。
【主要人物】:多喜多 晃家(たきた あきいえ)……岡山県出身。若くして岡山市長に。地元愛が滅法強い。五輪創設という離れ業を思い付く。
宮本 桃太郎(みやもと ももたろう)……岡山出身。市役所の下っ端職員だったが、名前が良いという理由だけで『五輪創設プロジェクト』を任される。
【あらすじ】:若き岡山市市長、多喜多は地元を盛り上げる為、『五輪誘致』を思い付くが、東京五輪を巡るゴタゴタを見ている周囲からは当然の如く反対の声がほとんどすべて。市長に対する支持率が下がる中、市長は離れ業を思い付く。
『春季五輪』と『秋季五輪』を創設すれば良い……と!
「五輪の書」を著した剣豪宮本武蔵は岡山出身(五輪の書では兵庫出身と述べているが……)、よって、岡山が『五輪』という言葉を使ってもなにも問題はないというとんでもない理論を展開するが、若くエネルギッシュな市長の熱意に次第に絆されていく、岡山市民……。市長直々にプロジェクトリーダーに任命された宮本は、前代未聞の『五輪創設』という難題に挑む。
岡山は名実ともに大都会になれるのか!?
【ポイント】
・架空のスポーツイベントだが、まずは市民の理解、インフラ整備と山積している課題を片付けていく必要性がある。宮本は頼れる上司や先輩、同僚、また地元企業からの支援を徐々に集め、この課題に取り組んでいく。
・五輪をやるにしても、競技をどうするという問題が当然浮上する。春季はビリヤードやボーリングなどを種目として、注目を集める。野球を目玉の競技にすえ、駅伝や相撲、剣道も種目に選抜、日本中から支持を得る。さらにセパタクローやムエタイ、クリケットやラクロスなども種目として、海外からの支持も取り付ける。秋季五輪ではネタ切れを起こしそうだったが、絵画や音楽などの芸術分野、料理などもスポーツだとして、乗り切ろうとするが、麻雀やチェスなどのマインドスポーツやF1などのモータースポーツも導入する。さらにeスポーツも取り込んで若い層にもアピールに成功する。
・上手くいったかと思われたさなか、春季五輪、秋季五輪に立候補する都市が現れるというまさかの事態に……。